[フランス発] カンボジア生まれのフランス人女性が、アメリカ人抽象画家、
サイ・トゥオンブリの絵画にキスをして、真っ白なキャンバスに口紅の跡を残してしまい、器物損壊罪で訴追されようとしている。
絵画のサイズは3m x 2mで、時価2百万ユーロ(約3億3千5百万円)と高額なものであるが、フランス南部のアヴィニョン市で開催されている
同画伯展覧会に出品されていた。
サム・リンディさん(30)は、先週木曜日、友人と共に展覧会を訪れていたが、AFPに語ったところによると、白いキャンバスにとても圧倒されてしまい、それにキスしてしまったという。
「後ずさりして、絵を見てみたんですが、さらに美しく見えました。画伯は私のためにこの白を残しておいてくれたんです」と語るリンディさん。ちなみに、彼女自身、画家だそうだ。
しかし、この絵の所有者であるランベール基金のスタッフは彼女とは違った見解を抱き、警察に連絡を取った。そして、リンディさんは展覧会場を出たところで警察に逮捕されてしまった。彼女は来る8月16日、裁判所に出廷し、器物損壊の嫌疑を受けることになっている。
「画伯は私のためにこの白を残しておいてくれたんです」。彼女のこのコメントに対し、トゥオンブリ画伯はどういう反応をするのだろうか?
ソース
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- 2007-07-22 16:20
- 悪いオンナ
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