iOS7は電池食い!節電は必須のiPhone 5s/5c/iOS7アップiPhoneの節電術

写真拡大

フラットデザインやマルチタスクに対応したiOS7を搭載したiPhone 5s/5cが発売3日間で900万台を販売しましたが、iOS7はiPhone 5s/5cを購入しなくても既存のiPhone 4以降の機種でも利用できます。

iOS7は見た目や機能が大きく変更されたこともあり戸惑う人も多いでしょうが、最も注意したいのが、バッテリーの消費です。マルチタスクやアニメーション壁紙など、新機能の多くはバッテリー消費を増やすからです。

そこで、iOS7におけるバッテリー節約術をまとめてみましょう。


■設定編
○設定 一般
「設定」から「一般」と進み、その中にある「Appのバックグランド更新」は、自動でアプリを更新してくれる便利な機能ですが、バックグラウンドで処理させると、バッテリーは当然消費されます。これをオフにすれば、バックグランウドの自動更新を停止させ、必要な時に手動でアップデートに切り替えられ消費電力を軽減できます。

○壁紙は静止画を利用
iOS7からは、アニメーション壁紙が利用できるようになっていますが、常時動作するアニメーション壁紙はバッテリーを消費しますので、静止画にした方が消費電力を抑えることができます。

○プッシュ通知をオフにしておこう
「設定」>「通知センター」で、通知が必要なもの以外はオフにしておきましょう。メールやSNSなど、通知するアプリをオフにすることで、通知で画面表示やサウンドが鳴る回数を減らすことができます。

○視差効果をオフにする
ホーム画面を上下左右に傾けると、アイコンが浮いて見える効果ですが、必要ない人は、
「設定」から「一般」>「アクセスビリティ」>「視差効果を減らす」をオンにして減らすことができます。

○位置情報サービスは利用するときだけオンに
バッテリー消費が大きい位置情報サービスは、必要のない時はオフにしておきましょう。


■利用編
○移動中のWi-Fiはオフにする
Wi-FiエリアやモバイルWi-Fiルータを利用している場合を除いて、移動中はWi-Fiのアクセスポイントは頻繁に切り替わります。また場所によってはアクセスポイントを見つかられずに検索し続けてりすると、バッテリーの消費を招きます。

○電波が捕まえられない場所では通信をオフに
電波を受信できない弱電界エリアや圏外エリアにいる場合は、機内モードやモバイル通信、Wi-Fiなどの無線通信をオフにしましょう。電波を受信しないと常に電波を探し続けるので、使ってもいないのに電池を一気に消耗してしまいます。

○熱をあたえない
胸ポケットやズボンのポケットに入れて利用している人もいますが、iPhone本体に熱をあたえることでバッテリーの消耗を招いてしまいます。温度が高くなるとバッテリーそのものを劣化させることにもなります。

○移動中は画面の縦横切り替えは切ろう
カバンの中に入れて移動している際は、画面の縦横自動切り替えは切っておきましょう。カバンの中で、不用意に縦横に表示切り替えするとバッテリーが消費されます。


■ポイント
電池の消費が激しくなり、充電する回数が頻繁になることで電池パックそのものの劣化につながります。

バッテリー節約のポイントは3つ
・必要以上の動作をなるべくさせない。
・電波状態が悪い場所では通信オフか電源を切る。
・熱をもたせない。

iOS7にアップデートして電池が持たない!と思った時は一度使い方を見直してみましょう。