雀巽の日記帳

雀巽が綴る日常の記録

Series A FinTech に Tech Lead として入社しました — UK スタートアップ動乱、その先へ

こちらは以下のポストの続きです。

赤裸々な複数回のレイオフ体験をまとめているので、ぜひ目を通してみてください!

necojackarc.hatenablog.com

レイオフから約1ヶ月、Series A の FinTech 企業に Tech Lead として入社しました!

実は他にも1件、非常に魅力的なオファー*1をいただいていたのですが、エンジニア、特に『いちプレーヤー = Individual Contributor (IC)』としてのさらなる成長と円熟、人生のフェーズと企業文化およびフェーズとのマッチなどを考慮して、決断しました。

今回丁重にお断りさせていただいた会社は、実は1年前のレイオフ後から副業として関わらせてもらっています。その際も熱心に誘っていただきましたが「僕の人生のフェーズとやりたいことが合致したらフルタイムで参画したい」とお伝えしており、今回も同様の運びとなりました。今後も続いていく、これで終わりではない関係です。

非常にありがたいお話です。

できる形で貢献し続けていけたらと思っています。

入社までの流れ

入社を決めた企業ですが、トライアル方式での採用となりました。どうやら先方も初の試みだったようです。

人事面接(カルチャーフィット)とエンジニアリングマネージャー(カルチャーフィット & 口頭技術面接)の二回の面接の後、本来であればコーディング面接やシステムデザイン面接が行われているようですが、

  • 僕がその時点で既にレイオフ済みで時間に余裕があったこと
  • 二回の面接でのフィット感が非常に高かったこと
  • CV ã‚„ Linkedin でわかる経歴的にもフィット感が高そうなこと
  • 面接より精度高く評価ができるトライアルを行いたいと常々思っていたこと

が重なり、Head of Engineering を筆頭にゴーサインが出て、トライアルに踏み切ったそうです。

トライアル期間は2週間、給与支給(正式オファーと同額)、好きなタイミングで双方中止可能、他企業の面接も続けて良いという条件でした。こちらからも会社をよく見ることができ、面接のような極端な時間的制限のある場の一瞬のアウトプットの出来に左右されず、実際の仕事ぶりで評価されるため、こちらのメリットも大きかったので即 OK しました。

最悪のパターンでも希望額通りの給与が働いた期間分貰え、最高のパターンではチームのことをよく知った上での入社となる、魅力的な提案です。

トライアルでは一つの小規模なエピックが渡され、実際にチームの一員として働く(全てのチームや全社ミーティングにも出席)という、実際の働き方に完全に沿った形での二週間となりました。

最終的に期間内にエピックは本番リリースまで辿り着き、ソフトスキル面でもハードスキル面でも高評価を貰い、正式オファーをいただきました。

入社企業について

僕のエンジニアとしてのモチベーションの一つは端的にいうと「問題解決を通して誰かの生活がより良くなるのを実感する」なのですが、入社企業のビジョンも誤解を恐れず大雑把にいうと「より良い世界のため」であり、働いた実感としても人を大事にする企業でした。

ビジネスモデルとしては、大雑把に言うと非営利団体(NPO)やチャリティ(慈善事業)を支援する形になっており、従業員もチャリティやボランティアへの意識が高い人が多いです。NPO やチャリティへの貢献について、僕自身は積極的に考えたことはありませんでしたが、前述した「問題解決を通して誰かの生活がより良くなるのを実感する」との親和性は高いと感じました。

Series A とは言え、設立から10年近い会社で、コロナ禍を経たピボットで Series A にたどり着いた会社なので、組織としての土台も整っていそうです。

例えば、

  • 各開発チームの基本サイズはエンジニアが4人で、自律性高く独立している(Autonomous なチーム)
  • 必要最低限かつ効率的なミーティング運用と開発プロセス
  • Trunk-based development による CI/CD の実現(各プルリクエストは short-lived で main ブランチに直接マージされ、即プロダクションリリース)
  • ISO/IEC 27001 などの情報セキュリティ認証済み
  • 希望者でのオンコール運用かつオンコール者への豊富な手当て
  • フレキシブルな労働時間(例えばオファーレターに「日中にジムに行く」のも問題ないと書いてある)
  • リモートファーストなハイブリッド(週1出社)

などが挙げられます。

顧客基盤も強固になりつつあり、有名企業だと、Google、TikTok、Linkedin、Canva、Atlassian、OpenAI、HSBC、Asana、Monday.com、New Relic などがカスタマーです*2。

アーキテクチャ面でも良いバランスを保っており、Monolith から Domain Driven Design ベースの Event Driven な Modular Monolith へほぼ移行済み、という状態でした。データベースは PostgreSQL のスキーマを利用した bounded context ごとの論理的な分割程度にとどめ、イベントバスも現在はインメモリで複雑性排除、と言うようなバランスになっていました。

テックスタックは、フロントエンドは Next.js、バックエンドは Express ベース、言語は一貫して TypeScript です。インフラは基本 ECS なようです。

型安全な DDD ということで、我が盟友の id:Yasaichi くん(とこちらは思っている、ピクスタ時代の元同僚かつ id:t-wada さんを師と見た兄弟子)が最近発表した内容に近いことをやっています。

Effect についてトライアル期間中に Tech Lead の一人に聞いてみたところ、実際に Effect の作者と Slack で話したことがあり、やはり似た概念を実装しているようでした。話の内容からかなりアンテナが高くかつ、実行力も実装力もある優秀なエンジニアだなと伝わってきたのも嬉しい点でした。

コードベース全体として、日本語訳が発売され今話題になっている、関数型ドメインモデリング本*3との親和性が非常に高い設計になっています。

今回はトライアルのメリットが双方に大きく働き、向こうは自信を持ってオファーを出すことが、こちらは安心してそれを受けることができました。

もちろん2週間しか働いてないので、見えてない部分もお互いまだまだありますが、「レイオフで3度目の無職!」というポストを書かなくて済むように祈っています!笑

……これ、フラグじゃないよね?

新しい会社と共に長期的に成長目指して頑張ります!

現在の UK ジョブマーケットについて

体感としてはあまり悪くなかったです。

僕が Senior から Lead/Staff レベルの経歴かつ、Seed、Series A、Series B、日本を含めれば IPO を一応経験していることになるのと、5-10人規模のマネージャー・リードを経験済みだったのもプラスに働き、スタートアップからの DM を沢山いただきました。

こちらから申し込むケースでは書類選考で落ちることもありましたが、#OpenToWork にしてないにも関わらず Linkedin で DM が沢山きている状況で、その中に魅力的なものが十分数あった、かつ DM で向こうからくるケースでは高確率で書類選考が通る、というのもあり、球数は常に十分あるという状況でした。

最終的には約1ヶ月の就職活動でオファー2件(1件は副業先からのフルタイムオファー)、最終面接2件(両方受ける前に辞退)となりました。

本記事執筆時点でシステムデザイン面接の結果待ちが一件ありますが、そこはイギリス大手企業に最近買収されたスタートアップで採用プロセスが非常に遅く、2-3週間に1ステップしか進まないため間に合いませんでした。リクルーターの話によると、大量に候補者を集めて、全員同時に進めているそうなので、かなりスローペースなようです。

最近有名になった企業ではありますが、ほとんどの人が知っている企業の傘下なので可能な採用プロセスなんだろうと思います。実際、「大手企業の福利厚生と資本をバックにしたスタートアップ」なので、人気はあるんだと思います。

Founding Enigneer というタイトルの創業期スタートアップのポジションも沢山ありましたが、週4前後で出社のケースが多く、求められる時間的コミットメントも高い(応募段階で 残業への同意宣言なケースが必要もあり)、ストックオプションは多いが当然リスクも高いということもあり、人生フェーズとの兼ね合いから今回は優先度を下げてみていました。

タイミングが合う人には、非常に魅力的な挑戦だと思います。

イギリスはまだまだスタートアップが活発だなと思いました。

*1:給与面では同等だが、相当額なストックオプションとそれに付随するチャレンジングな責務と展望。

*2:この辺り全て公開情報なので守秘義務は大丈夫です。興味ある方は調べてみてください!笑

*3:Scott Wlaschin さんの講演は数年前に見ていたのですが、本はまだ読了していないので、急いで読み始めました。

2年で5回のレイオフ、そのうち2回自身も巻き込まれた話 — UK スタートアップ動乱

さて、タイトル通りなのですが、何から話しましょうか。

簡単にいうと「2年で2回突然無職になる経験」をしました!

そして「2年で3回突然同僚が居なくなる経験」もです!

最初のレイオフ: 一社目(自身は影響なし)

縁があり、この会社にはかなり早い段階(創立5ヶ月)時点でジョインし、イギリスに移住するきっかけになった企業です。不動産投資関連のスタートアップ、いわゆる PropTech に分類されます。

色々ありましたが、数年かけて Series A、Series B へと到達し、会社は順調、このままストックオプションで家が買える!と思っていましたが、怒涛のインフレがイギリスというか全世界的に到来。

インフレと金利価格の異常な上昇に、不動産投資の差控えが起こり、一気に落ち込みました。

その後は Series B で得たキャッシュをひたすら燃やし続ける日々。

「次の四半期以内に結果が出なければ〜」を何度か繰り返し、ついに一度目のレイオフ*1が到来。

この際、私は Platform Engineering チームの Engineering Manager をやってましたが、チーム内に対象者がいなかったので、解雇通知を自分からすることはありませんでした。ただ、ポジション的にアクセス権の管理をしていたので、IT チーム (いわゆる社内情シスを IT と呼ぶ文化があります。)と連携し、ひたすらアクセス権剥奪をしていました。

レイオフの決行については当日の朝一で知りました。

会社初の大規模レイオフ、まずは対象者に当日いきなり曖昧なタイトルでミーティングが設定されます。

そしてそこでいきなりの解雇通知。

昨日まで新メンバー採用のために面接をしていた人、新しいプロジェクトに関わろうとしていた人、比較的入ったばかりの人もおり、当然全員大混乱。

全社への通知は全ての個別ミーティングの後だったので「よくわからないけど次々と Slack アカウントが消えていっている *2」という何か起きていることだけがわかる状態でした。かなりの恐怖体験ですね。

その間、異変を察知したメンバーや、謎のミーティングへの招待を受け取ったメンバーから連絡がきましたが、立場上何も言えず……。

全て終わった後に連絡をくれた人に個別で連絡をしましたが、なんかまぁ、凄い一日でした。

レイオフ = そのポジションがもう会社にない、なので、法的にすぐに採用は不可能なので、一瞬だけ採用が止まりました。

一瞬だけ。

そしてすぐにインドでエンジニア採用再開。

コストの高い UK/EU メンバーを切り(しかも直前まで採用に関わってた)、その後少し後にコストの低いインドメンバーが加入。

なんとまぁ。

二度目のレイオフ: 一社目(自身は影響なし)

何ヶ月後かは忘れましたが、最初のレイオフから半年以内だったような気がします。

今回は当日ではなく、1週間前には二度目のレイオフが計画されているとマネージャーである僕には通知されていました。 対象者は自分のチームにもおらず、かつ自身も対象外でした。

ただ、対象者リストは1週間前に受け取っており、別チームとは言え普段やり取りするメンバーも含まれていたので「ああ、この人来週にはもう……。」と思いながらのコミュニケーションは決して楽しくなかったです。楽しかったら結構サイコパスな気もしますが。

全て終わった後の CEO のメッセージ「今回で最後」。

三度目のレイオフ: 一社目(自身も解雇)

二度目のレイオフから1年未満、実はレイオフで解雇した人員よりも遥かに多くエンジニアをインドで採用していました。

この頃には「エンジニアを全てインドに置き換える気だ」という噂、というより客観的事実が蔓延していました。

僕もエンジニアリングマネージャーとしてインドのエンジニアを合計4人採用しました。

とある朝、上司からミーティング通知。ちょっと違和感を覚えながらも特に気にすることなく参加。

解雇通知でした!

最初はふざけたパッケージを提示されたので、テニス仲間の弁護士に相談、あと知り合いの知り合いくらいの人が弁護士事務所を経営していたので、専門の弁護士を紹介してもらいました。

弁護士の力は大きく、最低ラインの法律上ミニマム*3に加え、同意書にサインした日を退職日(これにより同意締結までの間に給与がしっかり発生する) で落ち着きました。

長く働いてたのでストックオプションはしっかり残っており、この先会社が復活すれば住宅ローンは一発返済できるかも、という希望はあります!

頑張ってくれー!

...。

......。

............。

ちなみに、それから1年後の今年11月、4度目のレイオフが決行されたと、まだ残っていた元同僚から連絡が来ました。

俺のストックオプションはこのまま紙切れになってしまうのか!?それとも万馬券に!?

残ってるメンバー、マジで頑張って!

四度目のレイオフ: 二社目(自身は影響なし)

レイオフ後ほど無くして、元同僚のリファラルで楽しそうな Seed ステージの FinTech スタートアップに入社しました。

アーキテクチャとか開発プロセスとか気になる点が大いにありましたが、創業3年目ならこんなものかな?と思って働いてました。

気になったことの一部は、

  • データモデル・ドメインモデル的なものが存在せず、どこにどんなデータがあるか理解するのが難しすぎる
    • それに加えて、データベースは MongoDB (TypeScript なので一応 structured と呼べなくはないけど結構 unstructured で厳しい)で大きな JSON が沢山
    • もっというと、一部のコアなビジネスデータが外部のサービスにだけ存在し、そこへのフロントエンドからの直接の API コール、バックエンドで呼び出して結合など色々やっており、本当にどこに何があるかわかりずらい。データ更新もカオス。
  • 開発プロセスが超重く、ユーザー、ビジネス、プロダクト、エンジニアリングが遠く離れている
    • カンバンのカラム数は20個くらい(アイデアがデザイン、そして実装されリリースされるまでの手数の多さが凄い)
    • ほぼ全ての変更が QA チームにハンドオーバーされ、開発者が真の意味で関わってる範囲が狭い(これにより、フィードバックループも遅くなる、開発者のオーナーシップも薄れる、マルチタスク状態が発生しやすく、いわゆるフロー効率が劇的に落ちるなど、様々な弊害あり。QA に任せるから、と開発者のテストが甘くなる文化が形成されるのも厳しい。)
    • リリースサイクルは1週間に一度、サンドボックスにまずリリースされ、その1週間後にプロダクションリリースが行われる

あと、超大手銀行から転職してきた同僚が「銀行のコードの方が明らかに読みやすい。マジでここのコードベース複雑すぎる」と言っていたのが印象的でした。的確にコードベースのカオスさを表現してますね。

とまぁ、結果として開発スピードは当然激遅、カルチャーやプロセス的にも、とても「プロダクトエンジニアリング」をしてます、と言えない状況でした。

大きな原因は、創業期に全てをアルゼンチンにアウトソース、そしてとあるタイミングでそれを引き継ぎほぼ無しで別の会社(今度はポーランド)に移し替えなどやってたそうで、重すぎるプロセスはそこからの名残(下請け会社に渡す要領なので、実態はスクラムの皮を被ったウォーターフォール)、コードやアーキテクチャの質はこのアウトソースされたものを引き継ぎほぼ無しで別の会社にアウトソースし直したことかなと思います。

なんやこれキッツ……と思いつつも、よくなる提案などをしつつ(重い重いプロセスを回してたスクラムマスターと数回普通に衝突しました。提案内容や向こうの意見など、気になる人がいたら別ポストにて!)、自分の書いたコードもゆっくりですがデプロイされていき、「いやー、コードベース全然理解進まねー」とも思いつつ日々が流れていきました。

...。

......。

............。

数ヶ月が経った頃の全社会議、突然 CTO と Principal Engineer を当日付で解雇したことが通知されました。

なにごと!?!?!

そのほか、例のスクラムマスターなども解雇され、経営陣から「ハイパフォーマンスなプロダクトチーム」を作りたいという旨が通達されました。

そしてこの意思決定により、エンジニアリング部門のリーダーシップメンバーが全員いなくなりました。

五度目のレイオフ: 二社目(自身も解雇)

さて、リーダー不在となった結果、シニアエンジニアだった二人が Enginering Lead (Engineering Manger + Tech Lead みたいな雰囲気) に昇格しました。

何を隠そう、昇格した一人は私です。

給料がすごい上がりました。

数ヶ月の働きとフィードバックを受けて、だそうです。ちなみに最初は「一旦フォーマルな昇進は無しに、実質昇進にして、3ヶ月後に再評価して」とお願いしました。

相手の期待値がわからなかったので、できないポジションに放り込まれて解雇されるのは避けたかったからです。

そして3ヶ月経ち、正式に昇進しました。

そう簡単に大量の技術的負債を返すのは無理ですが、ポジティブなチェンジは経営陣にも好評で、よいフィードバックをもらい続けていました。

その間、「いやーこれ、根本的に厳しくね?ゆっくり改善するしかない……。」と思いながらも様々な改善を施しつつ、新しい CTO の採用を行っていました。

そして念願の CTO を採用!タイトルは Senior Vice Presitent, Engineering でしたが、実質 CTO としての採用です。

...。

......。

............。

この新 CTO/VP が入社2週間でほぼ全エンジニアリングメンバーの解雇を決断しました。

決断、早っ!

2週間見た結果、全て作り替えたいとの判断だったのでしょう。

新 CTO と同じ日に入社したシニアエンジニアも解雇されました。

残ったのは、比較的低い給料で入社した若手一人と、比較的新メンバーで大きなチームを引っ張った経験もある Platform Engineering チームのトップだけです。

ちなみに新 CTO と同日入社のエンジニアは新 CTO に「パフォーマンス不足で解雇」と告げられたようです。

彼が「いや、そもそもあなたと直接話すの今日が初めてですけど?」指摘したところ、新 CTO はかなりまごついて「いや、周りの話を聞いて……。」と言ってましたが、この新メンバーは入社数日で成果出し始めてたので、まぁ解雇自由がでっちあげなのは明らかでした。

ちなみに解雇自由をでっち上げる必要があった理由ですが、解雇直後に新しく採用をしたい、実質としては入れ替えをしたいからです。

つまり、厳密にはレイオフには該当しません。該当させると採用ができなくなるからです。

ただいきなり「パフォーマンス不足で解雇」は法律上不可能(手続きを踏んだ証拠やパフォーマンスが本当に不足している客観的証明が必要になる)ので、「訴えないこと。代わりにこれくらい支払います」という同意書へのサインを求めることになります。

細かい部分はそれぞれに守秘義務があるので話せませんが、客観的見て推測できる新 CTO のやりたかったこと(念の為もう一度、あくまで客観的な推測)は、

  • æ–° CTO の元同僚4-6人がほぼ確定で入社予定
  • その枠のためにも、高コストの既存メンバーを全員切りたい
  • 実際に「大規模改革が必要」というのは誰もが認識していた(スタートアップの速度ではすでになく、競争力が低かった)
  • 結果、新チームでほぼゼロからやった方が良さそうと感じている
  • ただし、通常のレイオフでは法的に採用が止まるので、なんとかして解雇に持ち込むしかなかった
  • そのためには「解雇事由のでっち上げ」が必要だった

という感じです。

レイオフなどの場合、契約書に書かれている Notice Period に即した金額(要は退職金だと思ってください。わかりやすいので以後退職金とします)を最低でも支払う必要があるのですが、即日解雇とするとそれの支払いも不要です。

ただ、 退職金の支払いをせずでっち上げ事由で解雇すると、100%会社が敗訴するのは全員わかっています。

そのため新 CTO からのメッセージは「この理由で即日解雇するけど退職金は支払います。訴えないでね」となっていました。

これにて、2年2度目に唐突に無職になるという経験をしました!

さぁ、次はどんな会社で働こうかな!

アーリーステージでの波乱万丈は十分なので、次は成長軌道に既に乗った、グロースフェーズのスタートアップで長く働きたいかな!

続報、お楽しみに。

*1:正確にはイギリスでは layoff ではなく redundancy と呼びます。

*2:正確には deactivation で削除はしてない。

*3:最初のパッケージは見かけ上法律ミニマムでしたが、こっちに損が無いに見せかけた、向こうだけが得をする提案だったので拒否しました。

イギリスで出産前勉強会へ参加!

本日から5週間、月曜日はテニスではなくアンチネイタルクラス(日本語だと出産前勉強会でしょうか?)に参加です!

本日は妊娠時の不調とその医学的原因と対象、First Stage of Labour (Early Labour & Established Labour), Second Stage of Labour, Third Stage of Labour の症状と推奨されるアクションについて理解を深めて来ました。

実際に経験豊富な Midwife によるクラスなので、かなり面白かったです。医学的素養がしっかりある、知的好奇心が満たされつつ役立つ内容でした!

話変わりますが、このあたりの日本で経験してないことを日本語で一般的に何と言われるか分からないことが増えてきました😅

僕は普段日本語に訳す必要は無いので、たまにこうして日本語を書く時に困る位ですが、翻訳家は母国語の語彙も非常に大切というのを実感しますね……!

娘のバイリンガル教育というか、日本語教育が大変そう!日本人の知り合いはテニスコートにしかいないので、日本語教育のために頻繁にテニスコートに連れて行かないと🎾

【在英7年目】ロンドンで買って良かったものベスト5

最近ブログ更新してないなと思ったので、ロンドンで個人的に買って良かった大きめのもの五選を紹介します!

日用雑貨などのオススメ(乳液とかシャンプーとか)もありますがそれは一旦置いておいて、買って良かった大きめのものベスト5です!

第五位: ポータブルエアコン

第五位はポータブルエアコンですね!

イギリスの夏は基本20℃前後と最高の季節なのですが、たまに熱波が来て暑い日が続くことがあります。 そんな暑い日でも夜には快適に寝れる気温になるのがほとんどですが、日中30℃前後の暑い日もあります!

年に何日使うのかわからないが、たまの暑い日を快適に過ごしたい、ということで、ポータブルエアコンは最高の選択肢です。

今年は何回起動したんだろう……正直10日間も使ってない気がします。

でも、その数日を快適に過ごしたいんだ、という方は是非!

第四位: ルンバ(ロボット掃除機)

掃除機かけは既に人類の手を離れました。最高です。

とくにイギリスは日本のような玄関がないので、部屋に砂が入り込みやすいです。 機種によるかもですが、ルンバの清掃力はかなりのもので、床がツルツルになります。

ちょっと外出している間にルンバが仕事をして部屋が綺麗に……!

人力での定期的な掃除機かけにはもう戻れません。

第三位: ドラム式乾燥機

家事は極力自動化!

干す時間も場所も節約できますし、布団やベットシーツだって放り込めます。

食洗器などもこのカテゴリーに入ると思いますが、ドラム式乾燥機と食洗器は、洗濯機と同じレベルの必需品にして良いんじゃないかと思います。

第二位: 折りたたみ電動自転車

ロンドンは東京や大阪ほど公共交通機関が便利ではないですが、車が必須というほど不便でもないという都市です。 地下鉄や電車で基本は十分で、バスも利用すれば大抵の場所は網羅できます。

車は渋滞、排出ガス規制による追加費用、駐車場など色々煩わしい、バスだと距離に対して時間がかかりすぎる……というときに、自転車が最高に便利です。合法化されたら電動スクーターも最高の選択肢になることは間違いないです。

バスで30分近くかかるところに、自転車だと10分ちょいで行けちゃう、なんて行こうともザラです。

あるとないとでは生活範囲が変わります!

"The fastest form of transport in London is cycling" とはよく言われます。

折りたためるか、電動アシストがあるか、は単なる追加のプラス要素ですね!

番外編: スポーツクラブ会員権

テニスクラブ含みます。趣味がスポーツの人は入りましょう。 ほぼやりたいときにテニスができる環境をこれで手にしています。

妊娠七か月の妻もいまだに週3以上テニスしており、超健康妊婦です。 これも「いつでもスポーツができる環境」があってのこと!

スポーツと言いつつテニスの話ですが、日本だと「テニスがやりたいときにいつでも気軽にできる」環境はなかなかないのではないでしょうか?

コミュニティも含め、入ると生活が豊かになります。

第一位: フラット

いわゆる日本でいうマンション、もしくはアパートですね。これは買って良かった……。 「イギリスでは長期的に不動産価格が上昇し続けている」というのが日本との大きな違いです。

まだ購入から二年ちょっとしか経ってない時点での感想ですが、

  1. 賃貸で似た物件に住むよりも月々の固定費が安い
  2. 賃貸契約期間について悩まなくて良い
  3. 家の設備を自分の裁量で変更できる
  4. 長期での資産価値の上昇が見込める

賃貸で似た物件に住むよりも月々の固定費が安い

コロナ禍以降、金利がガッツリ上昇しましたが、それでも似た物件に住むより安い固定費と我が家はなっています。 最初の固定金利は歴史的低金利の時だったので、その時の固定費はサイズが半分の物件に近いくらい金額になっていました。

もちろん、金利、ローン残高と期間など色々な変数はありますが、イギリスでの不動産価格の歴史的推移を見るに、借りるより安いか同等なら、買った方が得、という理屈が働くのはわかる気がします。

賃貸契約期間について悩まなくて良い

更新のたびに家賃変更があったり、期間満了前には出にくかったり、正直色々煩わしかったです。 まぁ、その代わりローンの借り換えやらが代わりに発生してるので、一定期間ごとに何かをしてることには変わりはないですが!

ただ、自分の意思と自分のタイミングで家を出る(この場合は売る)ことができるので、契約期間に縛られるより個人的には精神負荷が少ないです。

もちろん、売るとなるとそれなりに手間と時間はかかると思いますが……!

個人的争点は、誰が主体となってるか、という点ですね。

家の設備を自分の裁量で変更できる

色々変えてどんどん快適になってます!コンロ、シャワーミキサー、キッチンシンクなどなど。フードディスポーザーもつけて食べ残しの処理も楽々。壁掛けの収納、ポスターや写真。自分の空間をある程度自由に改造していけるので、どんどん快適になっていきます。

水回りの作りなどでハズレを引くと地獄を見る可能性があるので、そのあたりのチェックは忘れずに……。

ロンドンでは「入居時から全て最高!」という物件がそんな多くない気がしてるので、買ってしまって自分好みに改造していくのも手です。

大規模リノベーションは許可が必要ですが、やる気を出してお金を払えば日本風の風呂トイレも作れる、のか……!?

長期での資産価値の上昇が見込める

一応、プロパティラダー(不動産のハシゴ)という言葉があるくらい、まず最初に小さい物件を買い、価格上昇の差益でより大きい家へ引っ越して行く、というのが一般的なようです。 価格上昇というだけではなく、イギリスでは不動産は一生ものというより、買い替えるものという通念が、購入をしやすくしてくれていると思います。

まとめ

ロンドンだからこそ、というのが、いったい何個あったのか!?

でも、全部おススメです!

HAPPY NEW YEAR 2024

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします!

今年も年越しはロンドンの自宅です。どこかへ行こうかという話もあったのですが、去年は春に日本、夏にフランス、秋にベルギー&オランダと、いつもよりも旅行多めな年を過ごしていたため、クリスマス休暇や年末年始はロンドンでゆっくりしよう、という結論になりました。

大晦日は雨でテニスキャンセルになりましたが、休暇中それ以外の日は毎日テニスをして過ごしていました。

最高ですね!

というわけで、例年通り振り返りです!

necojackarc.hatenablog.com

時系列順に大きな出来事をまとめてみます。

  • 4年半ぶりの日本一時帰国
  • イギリス永住権取得
  • 約一年間で三度目のレイオフ
  • WASO でお手伝い開始
  • 就職活動無事クリスマス前に終了

ちなみにこれ以外は基本的にテニスして、テニス見に行って、あとはずっとテニスしてました。

基本的に、ほぼ毎日テニスしてます。当然ですが、結構上達してきました。してきましたが、目標としているレベルには全然届いてないので、まだまだ頑張ります。

4年半ぶりの日本一時帰国

2018年の年末依頼となる日本への渡航を行いました!長距離フライト大嫌い(好きな人いるの?笑)なのとコロナで、ものすごく久しぶりの日本となりました。 日本ではテニスして、テニスして、テニスして……テニスしました。

というのは全く冗談ではなく、テニスをしつつ東京では毎日温泉に通い、大阪では妻の実家、広島で私の実家と弟一家、島根で妻の祖父母宅への訪問と、一大ツアーを行っておりました。 2週間で数日おきに別の都市に移動するのは、なかなかハードでした。楽しかったですが、メチャクチャ疲れました!

帰りの飛行機は「旅は最後の最後まで楽しくしたい。帰りも最高にするぞ!」ということで、妻が寝たあとにサプライズでビジネスにアップグレードして帰りました。

広い座席と最高のフランスワインとフランス料理を堪能しながら片道15時間の旅を終えました。

いや、日本遠すぎるって……。

イギリス永住権取得

永住権取得しました!これで会社に縛られることなくイギリスに住めます! ある意味自由の身になったので、ちょっとだけ面接受けたりもしてみました。

とか言ってたら……。

約一年間で三度目のレイオフ

昨年11月、約1年間で三度目のレイオフが決行されました。 最初のレイオフからビジネス上、一切の進捗がなかったので仕方なさすぎます。

そして今回はなんと対象になりました!

クリスマスまであと1か月、次の春には住宅ローンの金利が爆上がりするこの時期になんてっこったい!

ただ、2023年はエンジニアリングマネージャーとして本格的に働いてみた結果、正直熱意もモチベーションも低いなと感じていたタイミングだったので、悪くはないタイミングでした。 永住権も手に入ったし、なんだか熱量も下がってるし、これを気に新たな環境に飛び込むぞ!という、良い方向に考えることができました。

端的に、やっぱり Backend Engineer がしたいな、それをやってる時期が一番モチベーション高かったな、そしてモダンな SaaS 良いよね、と、そんなことを考えていました。

WASO でお手伝い開始

退職日から1週間後、WASO の創業者と縁があり、Ruby on Rails を書ける人が今すぐ欲しいとのことで、12月1日からお手伝いすることになりました。 僕の周りのイギリス在住日本人の認知度100%(流石に利用率は100%ではなかった)の絶賛成長中のサービスです!

ありがたいことに収入源が確保できたので、レイオフでもらった退職金(結構まとまった額)は、住宅ローンの早期返済に全部当ててしまいました。

住宅ローン、このまま放置してたら来春に月々の支払いが1000-2000ポンド増えるところだったので、助かりました。

エンジニアとしての仕事に戻るか~と考えていた時期なので、再びしっかり手を動かし始めるのに良い環境でした。

年末、ギリギリ1か月でやりたかったところまで最低限終わり、少しは貢献出来たと思います。 ほぼ1月もフルタイムで働くので、できる限りの結果を出したいところ!

2月以降は副業として関わることになると思います。

ぜひお互い Win-Win になるよう、成果を出したいと思います!

就職活動無事クリスマス前に終了

12月から就職活動を始め、なんとかクリスマス前にオファー受諾まで辿り着けました! SaaS を提供してる FinTech スタートアップで Senior Backend Engineer として働く予定です!

まだ契約書にサインしていないので、まだ詳細は伏せますが、pre Series A でプロダクトマーケットフィット直後でこれから伸びる可能性が大いにあるサービスです。

少し触れましたが、モダンな SaaS 作りたいな~と思ってたので、最高に楽しみです。

バックエンドは Node.js 上で TypeScript + NestJS だそうです。

就職活動をしてみて、プログラミング言語は明らかに TypeScript と Python の二強だったので、ガッツリ TypeScript を、しかもバックエンドメインで書けるのは、その点でも嬉しいです。

現在は明らかに少数精鋭部隊の状態なので、足引っ張らないように頑張ります!ちょっと不安!

テーマ

毎年恒例の振り返りです。2023年のテーマは、

  • 成長(メインフォーカスへの更なる注力)
  • 語学(英語とフランス語)
  • 健康(睡眠、運動、食事)

でした!

成長(メインフォーカスへの更なる注力)

エンジニアリングマネージャーとして、最低限一通りは抑えることができた一年になったと思います。 やった結果として、Individual Contributor (IC) に、具体的にはバックエンドエンジニアをしようと思えたのが一番良かったと思います。

実際、仕事は12月に WASO でエンジニアをし始めてからの方が、明らかに楽しいです!

そして仕事以外ではテニスですね!ゴリゴリにやってます。このまま頑張ります!

一応 UK ランキングポイントをゲットして国内ランキングが付きましたが、まだまだです。

周りの強い上級者の方々の背中が見えてる気はするので、この調子で頑張ります!

まだまだ遠いけど!コツコツ頑張るしかない!

語学(英語とフランス語)

英語はもう、生活の一部なので、特筆すべきことはありません。 Duolingo での毎日フランス語学習は継続中です!

パリに旅行に行ったときに、Uber ドライバーで超初級フランス語でコミュニケーション取ったのがハイライトです。笑

英語と違って必要になる場面が少ないのでモチベーションの維持が課題ですが Duolingo のゲーム性のおかげで、多少でも毎日は続けれています。

健康(睡眠、運動、食事)

運動はテニスをしている限り問題ないです。 睡眠は本当に課題です。どうして早寝できないのか?どうして翌朝キツイとわかっていて夜更かしするのか?

食事は……まぁ間食の質を変えたほうが良さそうです。ポテチ多すぎる。

運動のし過ぎでカロリー不足なので、間食は必須なので、質の向上が目指す方向性ですね。

皆さん、早寝するコツと、オススメの間食、教えてください!

2024年のテーマ

  • 再挑戦(新環境でエンジニアとしてリスタート)
  • フランス語(今年も一年間通してコツコツ続ける)
  • 健康(睡眠、運動、食事)

としたいと思います!

そして今年ももちろん、

将来の自分が過去の自分に向かって胸張れる存在になれるようにマイペースに生きていきたい

という自分の言葉と、

『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道』

というイチロー選手言葉を今年も大切にしていきたいと思います!

2024年も最高に楽しんでいきましょー!

ぴーす!

【2023年版】WSL を利用し Windows 上に Ubuntu の開発環境を構築する

2023年も終盤ですが、久方ぶりにフレッシュな環境構築を行いました。 来年4月に Ubuntu 24.04 が出た際に全く同じ手順を辿るかもしれないので、構築方法をまとめておきます。

大部分は過去に行った内容通りです。

necojackarc.hatenablog.com

ちなみに何故か Mac のセットアップは Gist にまとめています。

Notes to set up macOS · GitHub

WSL の導入

2022年11月に Windows Store で WSL が公式リリースとなっていたようなので、Windows Store からダウンロードします。

devblogs.microsoft.com

www.microsoft.com

既に導入済みの方は wsl --update で最新のストア版が導入されるようですが、私は Windows Store からダウンロードしてみました。その後 Powershell から wsl --update を叩いてみたところ、The most recent version of Windows Subsystem for Linux is already installed. と出たので、このあたりはうまく連携しているようです。

気が付いたら Windows Store 周りがかなり整備されてそうですね。

Ubuntu 22.04 の導入

こちらも Windows Store から導入できます。

www.microsoft.com

WSL と言ったら2023年現在は WSL 2 を指すと思うので確認が必要かはわかりませんが、wsl -l -v を実行すると WSL のバージョンが確認できます。

> wsl -l -v
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-20.04    Stopped         2
  Ubuntu-22.04    Running         2

以前導入した 20.04 に並んで 22.04 が表示されているので、問題なさそうです。

Windows Terminal の導入

こちらも Preview ではく公式リリースされており、導入から設定まで GUI で完結するようになっていますね!

www.microsoft.com

Colour Scheme や Starting Directory が GUI から設定可能になっているので、必要に応じて設定します。私は今回デフォルトで問題ありませんでした。

最近、常にデフォルトを心がけています。笑

Ubuntu の CLI 環境構築

Terminal

開発に最低限必要となるツールをまずは一式導入します。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install vim-gtk git tmux xsel curl direct ripgrep tig gh make exuberant-ctags 

そして GitHub 公式に従い、新しく SSH Key の生成と登録を行います。

docs.github.com

個人的に .ssh 内ではディレクトリによる鍵の管理を行いたいので、以下の設定を .ssh/config に追記し、ssh -T github.com による疎通確認を行います。

Host github.com
  HostName github.com
  User git
  IdentityFile ~/.ssh/github/id_ed25519

GitHub へアクセス可能になったら dotfiles 一式を README に従い導入します。

github.com

README の記載にある通り、GPG Key の生成を行い、環境変数 export GIT_CONFIG_PARAMETERS="'user.signingkey=<YOUR GPG KEY ID>'" を利用し、Git の設定に動的に流し込むようにする。

docs.github.com

README に記載のあるツール一覧の導入を行えば、基本設定は完了です。

Docker

PostgreSQL などを Docker で使いたいので、Docker を導入します。この方法が一番バージョン管理がしやすいと思います。

docs.docker.com

その後、sudo なしで使うための設定を行います。

docs.docker.com

PostgreSQL Client - psql

PostgreSQL のクライアント psql は apt で導入しておきます。

sudo apt install postgresql-client-common postgresql-client

在英6年目に突入し、イギリスの永住権を取得しました!

ロンドン在住が丸5年を突破し、6年目に入りました!

なんとこれでロンドンが人生で二番目に長く住んだ都市に😮🥳

そして、そして、ついに、ついに、

🎉🎉🎉🎉🎉

というわけで、これからもロンドンにいる予定です🇬🇧

みんな遊びに来てね✈️🥳