空 と 夏 の 間　...

今までのとは少し毛色が違った

・法光院の黒幕




今回は黒幕サイドのお話……つまりこの作品のペリー提督は死亡しているんですな（大汗）、それなら少しばかり事情が異なる訳で……。





・色々とオカシイ幕末重要キャラ



タケミカヅチを操作し黒船撃破した英雄が一ツ橋　重義、そして新撰組も一部隊員女体化キャラで登場……沖田はよく美少年の剣士として画かれているので男の娘設定はナイス……この作品の井伊直弼は男色趣味じゃ無かったけどそちらもアリだったら８０１系同人誌のネタになってましたよ（汗）。江戸時代は男色趣味はさほど珍しくないらしく『剣客商売』でも複数のエピソードにてゲストキャラがその設定になっていました。




・井伊直弼



史実では彦根藩のお家事情で後継ぎが彼を含めて１４人で直弼は一番下、こうなると部屋住みでも危うく余所の藩からの養子縁組も絶望的。所がお世継ぎが相次いで死亡して彼に御鉢が回って来た……そして大老になる訳です。桜田門外の変にて彼は暗殺されます。まあその後の後始末って大変です……まず井伊家の江戸屋敷は人員総動員で事件現場になった場所の清掃しなければなりません、一応襲撃された事は難を逃れた従者数人が屋敷に駆け込んだのですが来た時には既に遅かった。何しろ記録文献によれば雪は潜血に染まり、耳たぶや数本の腕に目の玉が落ちていたと言うスプラッタ状態でしたからねぇ。後ろには登城する為の他の大名行列が待機状態、雪まで掻きだして清掃する徹底ぷり。直弼が乗っていた篤籠もかたずけました。それでも尋常ではない事態で他の大名は井伊直弼が暗殺されたと言う事は知れ渡っていました。面白いのは彦根藩と江戸幕府側は“存命している”と言う体裁を取っているんですね。これは彦根藩側が仇討として水戸藩を襲う事態を防ぐ為でしたが実際はその寸前まで事態が緊迫化しました。


実は襲撃の際に拳銃を使用した水戸浪士も居てその弾丸井伊直弼は腰の辺りに命中して動けなくなったと言う記録もあるんですね。


その後は本国に報告の為に使者を乗せる旅籠と担ぐ人員は相当な数に……それこそ箱根駅伝よりもハードです。



この作品の井伊直弼は意外と気質な悪役、印籠は自らの腹の中に隠していたし……謎の外国人は恐らく英国か阿蘭陀人かと思います。





・タケミカヅチ復活




これは重義は最初からタケミカヅチ復活の方法を知っていて将軍が身代わりだった事を知って自ら処刑されるように持っていたんですね……。




・お色気は忘れていけません




シリアスでもＢＰＯが眉をひそめるお色気を出しました……やっぱあ沖田の男の娘設定は危険過ぎ（汗

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