2024年も、DNA分析やリモートセンシング技術などの現代的な手法を駆使することによって、さまざまな驚くべき考古学の発見がもたらされた。そのなかでも、…

2019年に大規模な火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂。尖塔の再建の前に行われた発掘調査で、芸術作品の断片が1000点以上も見つかった。

日々の生活に欠かせなかったダンス。神官や祭司が行う厳粛な舞が、新しいスタイルや動きを取り入れて多様に進化していった歴史をたどる。

映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開中だ。ハリウッドが描くグラディエーターは本当に真の姿なのか？　考古学的発見が明らかにした事実と比べてみ…

旧石器時代の遺跡から人骨と共にマオウ（麻黄）の球果が見つかった。その成分エフェドリンは現代でも使われている。植物を薬として使用した最古の証拠かもしれな…

北アフリカの無名の一族から古代ローマの最高権力者に。映画『グラディエーターII』にもその名が使われ注目を集める異色のローマ皇帝は何者だったのか。

米マサチューセッツ州で誕生、米ハーバード大学へ進学と似た境遇で同世代のケネディとバーンスタインは、大学卒業後に出会い、家族ぐるみで交流を重ねる仲となっ…

厳重に警備されていたダブリン城の金庫から盗まれた聖パトリック騎士団のクラウンジュエル。100年以上がたった今も行方はわかっていない。

16世紀の英国では、女王エリザベス1世の許可を得た海賊たちが私掠船として活動し、「合法的」にスペイン船を略奪していた。

13～19世紀初頭の地図を集めた「サンダーランド・コレクション」がオンラインで公開されている。地図はある意味「妥協の産物」。ゆえに当時の価値観を映しだ…

15世紀、現在のルーマニアにあったワラキア公国の君主だったヴラド3世。敵の拷問や処刑をはじめ、何千、何万という単位で人々を串刺しにした恐るべき生涯を振…

イタリア貴族の間で出現し、人気のカードゲームだったタロットは、時代とともに役割を変化させてきた。

子供たちが仮装しておやつをもらうようになったのは現代になってからだが、その起源は古代ケルトまでさかのぼる。

ウズベキスタンの標高2000m超の山岳地帯という驚くべき場所で発見された中世の大都市は、当時のこの地域の人々の生活について、新たな洞察を与えてくれる。…

後継者はすべての痕跡を消そうとしたが、巨大な葬祭殿は時の試練に耐えた。古代エジプトで特に長い治世を誇る女性ファラオの栄光を今に伝えている。

1908年、ギリシャのクレタ島で発掘調査をしていた考古学者が、未知の記号が刻印された小さな粘土板を発見した。その意味は、発見から1世紀以上たった今も謎…

北極圏の極寒の島に残るゴーストタウン、不成功に終わった探検隊の残骸、イヌイットの集落跡……何度も定住が試みられてきたが、すべて失敗に終わった。

17世紀の米国で起きたセイラムの魔女裁判。このおぞましい歴史を振り返る。恐怖と権力と集団ヒステリーがもたらす結末から、私たちが学ぶべきことは何か。

グアテマラの古代のコツマルワパ文化の遺跡で見つかった容器から、たばこを煎じた液体を儀式に使っていた証拠が見つかった。極めてめずらしい発見だ。

悪名高いカリギュラ、妹の小アグリッピナ、その子どものネロ。恐ろしい人生を送り、悲惨な最期を迎えた古代ローマの支配者の伝説は、今も人々の心をとらえている…