長崎・田上市長が反対意見 新市庁舎県庁跡地への住民投票条例案
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長崎市の田上富久市長は20日、移転後の県庁舎跡地(長崎市江戸町)に長崎市役所の新庁舎を建設するよう求めている市民団体が、建設の賛否を問う住民投票条例の制定を本請求したことを受け、市民団体が作成した条例案に「制定すべきでない」との反対意見を付けて市議会に提出した。
田上市長は、市議会の議会運営委員会で意見書の内容を次のとおり説明した。
市が方針を示している魚の町の市公会堂跡地への市役所移転について、「市民の利便性と職務効率の向上、コストなど多面的な評価・検討を行い、市議会や市民の意見を踏まえて、長年議論を重ねて決定した」と強調した。「県庁舎跡地は、県有地で市の判断だけでは決定できず、住民投票の結果が及ぶものではない」としている。
本請求したのは、「県庁跡地に市役所をつくる市民の会」(金子叔司会長、後藤運輸会長)。
条例案は25日の臨時議会に上程され、市議会総務委員会で審議後、本会議で採決される。
条例案では、可決から23日以内に施行し、それから90日以内に住民投票を実施するとしている。投票結果に法的拘束力はない。
以上、
長崎市が、県庁移転により跡地が空白地帯になることから、浜の町に近い県庁跡地にするのか、現市役所に近い魚の町にするの か、人口減少も踏まえ、市の将来設計を立て決定する必要があろう。双方とも目先や利権ではなく、市庁舎移転は市の将来を決定することであり、県有地だから など理由にならない。佐賀市のようにならないようにするために・・・。
長崎駅そばへの県庁移転、現在進行中の駅大規模再開発、はたまた長崎新幹線の終着駅として長崎駅周辺が大きく変わろうとしている。市の中心軸が3つも4つもあっては全体の過疎化が進むばかりだろう。
長崎駅そばへの県庁移転、現在進行中の駅大規模再開発、はたまた長崎新幹線の終着駅として長崎駅周辺が大きく変わろうとしている。市の中心軸が3つも4つもあっては全体の過疎化が進むばかりだろう。
長崎市の将来推計人口推移
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推定人口
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指数
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2010年
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443,766
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100
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2015年
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429,255
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2020年
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412,982
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2025年
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394,361
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88.9
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2030年
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374,345
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2035年
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353,382
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2040年
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331,191
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74.6
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・出典:国立社会保障・人口問題研究所
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・2016年2月1日現在の推定人口は431千人
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<長崎駅そばに移転する県庁>平成29年秋に全棟完成予定
[ 2016年5月23日 ]
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