(株)エムシーエル(三重)/特別清算
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洋食器「ミカサ」ブランドの旧(株)ミヤオカンパニーリミテドの(株)エムシーエル(三重県四日市市羽津中3-2-5)は5月6日、津地裁四日市支部において、特別清算の開始決定を受けた。
負債額は約25億円。
同社は昭和6年創業の各種陶磁器メーカー。「ミカサ」ブランドの洋食器のディナーセットなどを扱い国内外で高く評価され、以前は40億円以上の売上高を計上していた。
しかし、その後の国内の長期にわたる消費不況、デフレ、アジアの廉価品の台頭により、平成26年12月期には22億円まで売上高が減少、資金繰りも悪化する中、不動産売却損などから5億円超の赤字を露呈した。過去の設備投資負担も重く圧し掛かり、経営不振に陥り、再生支援協議会の支援下、会社を分割して事業をスポンサーに委ねるため新(株)ミヤオカンパニーリミテドを設立して譲渡、同社はエムシーエルに社名変更して整理に入り、解散を決議していた。
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[ 2016年5月19日 ]
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