アイコン ダイキンとパナソニック 空調の冷媒開発で関係強化へ ダイキン3月決算付

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ダイキン工業とパナソニックは、空調事業の提携を広げる交渉を始めたと報道されている。
両社は1999年に包括提携してエアコンの開発などで協力していたが、2009年にパナが大型空調を扱う三洋電機を買収して競合製品が多くなり、関係は弱まっていた。
しかし、新興国で販売を伸ばすために、再び協力することで一致した。空調の性能を左右する冷媒の共同開発などを協議している。

ダイキンは業務用が強く、空調製品では世界最大手。パナソニックは家庭用エアコンで国内トップ、海外に力を入れる。
両社は、成長市場の新興国で中国メーカーなどと競争している。各国の環境規制に合った冷媒の開発には費用や時間がかかるため、共同で取り組んで効率化をめざす。

過去、両社で作った会社「パナソニック・ダイキン空調開発センター」(滋賀県草津市)は、一時清算の危機にあったが、今回の提携で共同研究開発拡大する。

ダイキン空調の業績推移
連結/百万円
2014年3月期
2015年3月期
2016年3月期
会計方式
日本方式
日本方式
日本方式
売上高
1,783,077
1,915,013
2,043,691
営業利益
155,075
190,587
217,872
  同率
8.7%
10.0%
10.7%
経常利益
154,108
194,234
209,536
当期利益
91,880
119,674
136,986
2016年3月期 地域別売上高と構成比
   
日本
米国
中国
売上高
502,233
484,950
349,265
 構成比
24.6%
23.7%
17.1%
 
アジア・オラアニア
欧州
その他
売上高
304,626
276,587
126,027
 構成比
14.9%
13.5%
6.2%

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[ 2016年5月17日 ]

 

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