山田ひろし県議、田中角栄先生に大変失礼です。
投稿者=山田博司研究会
先般、山田ひろし県議のことについて、ネットに掲載されていましたので、その一部を抜粋して意見を述べます。
五島市の皆さん、もう少し見極めて下さい。こんなもん五島の恥以外の何者でもありません。
本人は「田中角栄を気取っているようですが」お笑い。これは文面です。
文中の五島の恥とは同感です。田中角栄先生の偉業に対して敬意を表し、間違った判断によって騙されないためにも記載させて頂きます。
当時の田中角栄の金権主義を批判して、最初に弓を引いた政治家石原慎太郎氏が政治家を引退し、歴史に対する自分の責任から出版された「天才・石原慎太郎」の著書の中に「田中角栄」の偉業が記されていますので、その一部を抜粋し紹介します。
私たちは今、「現代」という現実の歴史の中に身を置いている。その現代という私たちにとって身近な歴史的現実が、アメリカという外国の策略で田中角栄という未曾有の天才を否定し葬ることで改竄されることは絶対に許されるものではありません。
ロッキード裁判という日本の司法を歪めた虚構を知りつつ、それに荷担した当時の三木総理や、トライスターなどという事例よりもはるかに大きな事件の山だっ た対潜しょう戒機P3C問題を無視して逆指揮権を発動して、それになびいた司法関係の責任者たちこそが売国の汚名のもとに非難糾弾されるべきだったに違い ない。
ロッキード裁判という日本の司法を歪めた虚構を知りつつ、それに荷担した当時の三木総理や、トライスターなどという事例よりもはるかに大きな事件の山だっ た対潜しょう戒機P3C問題を無視して逆指揮権を発動して、それになびいた司法関係の責任者たちこそが売国の汚名のもとに非難糾弾されるべきだったに違い ない。
今私たちは敗戦の後に国家にとっての第二の青春ともいえる高度成長を経て、他国に比べればかなりの高度な繁栄と、それが醸し出す新規の文化文明を享受しているが、その要因の多くは国家の歴史の中でも未曾有のものに違いない。
そしてその多くの要因を他ならぬ田中角栄という政治家が造成したことは間違いない。
そしてその多くの要因を他ならぬ田中角栄という政治家が造成したことは間違いない。
例えば国民の多くのさまざまな情操や感性に多大な影響を与えているテレビというメディアを造成したのは他ならぬ田中角栄という若い政治家の決断によったも のだし、狭小のようで実は極めて長い日本の国土を緻密で機会的なものに仕立てた高速道路の整備や新幹線の延長配備、さらに各県に一つずつという空港の整備 の促進を行ったのは彼だし、エネルギーの最たる原子力推進を目指しアメリカ傘下のメジャーに依存しまいと独自の資源外交を思いたったのも彼だった。そのた めに彼はアメリカという支配者の虎の尾を踏み付けて彼等の怒りを買い、虚構に満ちた裁判で失脚に追い込まれたが、その以前に重要閣僚として」アメリカとの 種々交渉の中で示した姿勢が明かすのは、彼が紛れもなく愛国者だったということだ。
いずれにせよ、彼の先見性に満ちた発想の正確性を今日の日本の在りようが歴史の現実として証している。端的にいって政治家個人としての独自の発想でまだ若 い時代に四十近い議員立法を成し遂げ、それが未だに法律として通用しているという実績を持つ政治家は他に誰もいはしまい。
感性の所産である芸術はしばし天才を生み出すが、政治という感性の不毛の世界で彼のようなまさに未曾有の業績をものにした人物は少なくとも戦後には他には見られはしない。
いずれにせよ、彼の先見性に満ちた発想の正確性を今日の日本の在りようが歴史の現実として証している。端的にいって政治家個人としての独自の発想でまだ若 い時代に四十近い議員立法を成し遂げ、それが未だに法律として通用しているという実績を持つ政治家は他に誰もいはしまい。
感性の所産である芸術はしばし天才を生み出すが、政治という感性の不毛の世界で彼のようなまさに未曾有の業績をものにした人物は少なくとも戦後には他には見られはしない。
これは原文です。最後にネットに掲載された「山田ひろし氏は田中角栄を気取って」とありますが、「気どる」とはもったいぶる、とか、体裁をかざるという意 味ですが、言語道断、笑ってやってください。騙されないでください。公共施設を長期間私的に使用したり、政党支部名で多額の政治資金を集めたり、恫喝する ような県議会議員に相応しくない言葉であり、田中角栄先生に大変失礼です。
[ 2016年5月12日 ]
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