日立 ホノルル空港-ワイキキ間の鉄道 2018年に開業へ
日立製作所グループは2日、米ハワイ・オアフ島で2018年に開業する鉄道に納入した車両を現地で公開した。
2021年に全線開業し、ホノルル国際空港や市街地を結ぶ。
周辺道路の渋滞緩和や日本人観光客の利便性向上が期待されている。
米国初の自動無人運転で運行され、路線は32キロメートル、21駅が計画されている。
2018年に、まず9駅分の区間が開業する。ホノルル国際空港からワイキキ市街地までタクシーで20~30分前後かかるが、鉄道だと10~15分ほどで着くという。
車内には、サーフボードや自転車の収納スペースが設けられる。
受注金額は約1500億円。日立レールイタリア社が車両(計20編成80両)を製作し、子会社のアンサルドSTS社が運行システムなどを担う。
以上、
日本車両は、米国で安請け負いして大損させ続けている(15年決算で9,575百万円の受注損失引当金計上、16年3月期には13,678百万円と当損失引当金を増加させている。そのほかにも価格調整金などが営業費用に組み入れられている)。
欧米は東南アジアとは異なり、日本流などまったく通用しないビジネスだけの世界だ。
三菱重工が客船建造で莫大な損害を出しているのも似たり寄ったり。経営のグローバル化が叫ばれているなか、輸出している企業の経営者たちが英語がろくに使えなくても平気で椅子に座っているのは日本くらいだろう。
日本車両の契約
1.受注先 :カリフォルニア州交通局(Caltrans)
2.受注品目、数量:準高速鉄道用2階建客車 130両
3.契約金額 :約280億円
<日立のオアフ島納入予定車両>
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