独アディダス 「テイラーメイド」などゴルフ部門を売却へ
独のスポーツ用品世界大手のアディダスは4日、赤字が続いているゴルフ事業の大半を売却する方針を発表した。
同社中核のアディダスブランドが好調に推移しているため、今後はシューズとアパレル事業に注力するという。
ゴルフ事業のブランドは、「テイラーメイド」「アダムス」「アッシュワース」。
今後は、株式の40%を所有し、今後ともアダィダスブランドでゴルフ用アパレルやシューズの販売は続けるという。
アダィダスは1997年に仏スキー用品サロモン買収の一環でテイラーメイドを買収し、世界最大手ブランドに育て上げた。その後2008年に「アッシュワース」、2012年に「アダムス」を買収していた。
ただ、世界のゴルフ人口の約半分を占めるアメリカのゴルフ人口も、2000年ころのタイガーウッズの全盛時から急減しているという。
ナイキやプーマなど同業者はゴルフ業界の状況を知り尽くしており、名誉欲の塊でダボハゼのアジア勢や投資家が関心を示すものと見られる。
アダィダスは、北米事業の第1四半期で、中核のアダィダスブランドにおいて31%の売上高増を見ており、スポーツギアの販売が半分以上を占めたという。
ただ、同四半期において、「テイラーメイド」は6%増と増加に転じたものの、「アッシュワース」、「アダムス」は共に2桁減で、ゴルフ3事業を補うには至らなかった。それでもアダィダスブランドのゴルフ用品は3%の増加を見ている。
以上、ロイターなど参照
独のメルケルは、朴同様、中国習の妾のような存在であり、そのお零れから独勢が中国を圧倒している。中国での成長が、アダィダスから「テイラーメイド」などを切り離す動機付けになっているものと見られる。
コメントをどうぞ