4月の首都圏マンション販売▲13.5%減、契約率▲9.1%ダウン/不動産経済研究所
ゼネコン大儲け、分譲マンション価格だけがアップアップしている。
◎ 発売は13.5%減の1,978戸、5ヶ月連続の減少。契約率は9.1%ダウンの66.4%。
◎ 戸当り価格5,751 万円、㎡単価82.6万円と11ヶ月連続の上昇。
1、4月の発売は1,978戸、前年同月(2,286戸)比▲13.5%減、前月(2,693戸)比▲26.6%減。
2、4月の地域別発売戸数は、
東京都区部872戸(全体比44.1%)、
都下182戸(同9.2%)、
神奈川県438戸(同22.1%)、
埼玉県202戸(同10.2%)、
千葉県284戸(同14.4%)
となっている。東京都のシェアは53.3%。
3、契約率は66.4%、前年同月比9.1ポイントダウン、前月比では1.2ポイントダウン。
’16年3月67.6%、2月72.9%、1月58.6%、’15年12月64.8%、11月82.1%、10月68.8%、9月66.0%、8月74.3%、7月83.7%、6月78.7%、5月71.1%、4月75.5%。
4、4月の地域別契約率は、
都区部71.9%、
都下42.9%、
神奈川県68.9%、
埼玉県67.8%、
千葉県59.5%であった。
(貧富の差拡大を反映か・・・景気に関係なく金持ちには金が集まる。最高値の都区部は売れる)
5、1戸当り価格は5,751万円、1m2当り単価は82.6万円。
2016年3月は5,638万円、80.2万円であったので、前月比総額では113万円(2.0%)のアップ、m2単価は2.4万円(3.0%)アップしている。
2015年4月は5,305万円、75.8万円であったので、前年同月比総額では446万円(8.4%)のアップ、m2単価は6.8万円(9.0%)アップしている。
6、4月の地域別平均価格、1m2当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部7,318万円、111.3万円(17.1%アップ、21.2%アップ)、
都下4,689万円、64.3万円(▲4.5%ダウン、▲9.7%ダウン)、
神奈川県4,612万円、65.1万円(4.3%アップ、6.9%アップ)、
埼玉県4,023万円、55.6万円(▲4.5%ダウン、▲3.1%ダウン)、
千葉県4,603万円、61.0万円(39.1%アップ、32.3%アップ)。
7、販売在庫数は5,881戸、前月末比▲158戸の減少(’16年3月末6,039戸、’15年4月末4,907戸)。
8、5月の発売戸数は3,500戸の見込み(’15年5月3,495戸、’14年5月4,300戸、’13年5月4,967戸、’12年5月3,329戸)。
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