結局Windows 8(アップグレード版)は仮想環境での利用をサポートするようです(※最終版)
昨日はWindows 8の発売日。
早速MacBookのBootcamp領域のWindows 7をアップグレードしました。
購入したのはWindows 8 Professional(アップグレード版)¥3,300。
いろいろあって(後述)ライセンス認証窓口に確認したところ、
「Windows 8(アップグレード版)は
仮想環境での利用をサポートしないため認証できない。」とのこと。
経緯とサポートの見解の内容、それについての感想等をまとめてエントリにしてみます。
(10/30(Tue) 19:05追記)
エントリが長くなったので、結論だけ最初に書きます。
時間のない方はここだけ見て頂ければと思います。
- アップグレード対象のWindowsを仮想環境で使用していた場合、
Windows 8 Pro(アップグレード版)によるアップグレード後もサポートされる。 - 下記の条件を満たす場合、Boot Camp上のWindows 8 Proを
VMware/Parallelsから参照して使用するのに、追加のOSライセンスは不要となる。- Windows 8 Pro(アップグレード版)はこのパソコンのみで使用する。
- インストール先はBoot Campのみである。
- VMwareから「参照」して使用している。
なお、本エントリの内容の正確さについては、
(できるだけ正確な記述を心がけておりますが)保証いたしかねます。
本エントリを参考にした場合に発生した如何なる損害も、当方は一切責任を持ちません。
また、ライセンス認証の技術的な実現可否と、ライセンスが許諾されるかは別です。
当該ソフトウェアをインストールする際は、
ライセンス条項に記載された許諾条件をご自分で確認し、ご判断ください。
(11/18(Sun) 20:35追記)
Windows 8 リリースに伴う仮想環境での利用時のライセンスについて
Microsoft社からの公式見解が発表されました。
パーティション分割と仮想化を併用した際のライセンスについて – Windows Enterprise
経緯(私の場合)
2012/10/28(Sun) 09:02追記
もともとの環境
BootcampにインストールしたWindows 7 Home(パッケージ版※DSP版ではない)を
VMware Fusionから参照して使用していました。
ちなみに、Windows 7のインストール先としては、Bootcamp領域のみです。
VMware Fusion上に新たにWindows 7のゲストOSをインストールしたわけではありません。
今回直面した表面的な問題
Boot Campにて既存のWindows7にログイン。
Windows 8 Professional(アップグレード版)から購入し、インストール。
インストールは無事完了し、ライセンス認証も完了。
ここで、Windows 8のひと通りの動作の確認、設定変更等を完了し、いったん停止。
次に、VMware FusionからBoot Camp領域(Windows 8)を指定して起動したところ、
「ライセンスが認証されていない」メッセージが表示されました。
問題への対応
以前VMware Fusionのアップグレードを実施した際、
同様のメッセージが表示され、
これについてはライセンス認証窓口に電話して説明し、認証してもらったことがあります。
今回も同じように認証してもらおうと、ライセンス認証窓口に電話したところ、
(Bootcampは関係なく)
アップグレード版のWindows 8は仮想環境上での動作をサポートしないため、
ライセンス認証できないとのことでした。
Microsoft社ライセンス認証窓口とのやり取り
10/27(Sat) 1回目のやりとり
moomindani :
Boot Camp上にインストールしたWindows 7を、Windows 8 Proにアップグレードし、ライセンス認証しました。
このBoot Camp上のWindows 8 ProをVMware Fusionから参照して起動したところ、
ライセンス認証がされていないとのメッセージが表示されたので、認証手続きをお願いできますか?
ライセンス認証窓口(H氏) :
申し訳ございませんが、お客様のご使用のWindows 8 Pro アップグレード版は
仮想環境ではご利用いただけないライセンスとなっております。
このため、ライセンス認証手続きはいたしかねます。
moomindani :
それは知りませんでした。
Windows 8 Pro アップグレード版が仮想環境での使用をサポートしない旨については
どこで説明されているのか教えていただけますか?
ライセンス認証窓口(H氏) :
Windows 8 Professional(アップグレード版)
マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項にて説明されています。本ソフトウェアで許可されない行為などはありますか
はい、あります。
(中略)
次の行為を行うことはできません。
・本ソフトウェアの機能を別々に使用または仮想化すること。
・本ソフトウェアを公開、複製、レンタル、リース、または貸与すること。
・本ソフトウェアを譲渡すること。ここにあるように、
本ソフトウェアを「別々に使用すること」と「仮想化すること」は許可されません。
moomindani :
「別々に使用」と「別々に仮想化」という風に読み取れるのですが、
具体的にはどのような使用を禁止しているのでしょうか?
ライセンス認証窓口(H氏) :
申し訳ございませんが、ライセンス認証窓口では
ライセンス条項の各項目についてお答えすることはできません。
カスタマーインフォメーションセンター(平日のみ)にご連絡ください。
moomindani :
わかりました。確認してみます。
Windows 8 Pro(アップグレード版)のライセンス条項は購入後に表示されますし、
Webサイトでも仮想環境をサポートしないとの記述が見当たらないのですが、
ユーザは購入前に、本条件をどのようにして知ることができるのでしょうか?
ライセンス認証窓口(H氏) :
Microsoft社サポート窓口にご確認いただければ、ご説明できます。
moomindani :
それは購入前に知るのがかなり困難なように思うのですが・・・。
ライセンス認証窓口(H氏) :
・・・本窓口からは、Windows 8 Proの仮想環境での使用はサポートされないため、
ライセンス認証をいたしかねます。カスタマーインフォメーションセンターにご確認ください。
ただし、こちらはご意見を頂く窓口となっておりまして、
お客様の問題解決を実現するものではない点、予めご了承ください。
moomindani :
わかりました。ご対応ありがとうございました。
(この間、TwitterやBlogコメント等より様々なご意見、ご指摘を頂いたため、
再度窓口に確認することにしました。)
10/28(Sun) 2回目のやりとり
moomindani :
昨日、ライセンス認証窓口のH氏より、
「Windows 8 Pro アップグレード版は仮想環境での利用をサポートしない」と
ご案内いただきましたが、本認識で誤りはないでしょうか。
ライセンス認証窓口(M氏) :
はい、ご認識の通りです。
moomindani :
これについては、Boot Campを使用しない状況でも、
VMware上にてゲストOSとして運用していたWindows 7を
Windows 8 Pro(アップグレード版)にアップグレードした場合、
ライセンス違反となるとの認識で正しいでしょうか?
ライセンス認証窓口(M氏) :
はい、ご認識の通り、ライセンス違反となります。
Boot Campをご利用いただかない場合でも同様です。
moomindani :
Windows 8 Pro(アップグレード版)の仮想環境での利用がサポートされない件の
ライセンス条項における根拠について確認させてください。
ライセンス条項の追加条項のfに「物理仮想問わずインストールを許諾する」とあり、
仮想環境での動作をサポートしているように読めますが、いかがでしょうか。
ライセンス認証窓口(M氏) :
申し訳ございませんが、ライセンス認証窓口では
ライセンス条項の各項目についてお答えすることはできません。
カスタマーインフォメーションセンターにご連絡ください。
(連絡先と営業時間等を教えていただきました。平日のみとのことなので、後日連絡してみます。)
moomindani :
わかりました。後日連絡してみます。
ちなみに、Windows 8(アップグレード版)については仮想環境の使用をサポートしない
とのことですが、他の販売形態のものは状況が異なるのでしょうか?
ライセンス認証窓口(M氏) :
はい。DSP版とOEM版は仮想環境の使用をサポートしています。
ただし、OEM版の場合はWindows 8を付属したコンピュータ1台のみでの使用となりますので、
その点についてご了承ください。また、Windows 8(アップグレード版)はDL版・パッケージ版問わず、
仮想環境での使用をサポートしません。
moomindani :
わかりました。
次に、別件について確認させていただきたいのですが、
Boot CampにインストールしたWindows 8をVMwareから参照して利用する場合、
新たなOSライセンスが必要となるのでしょうか?
ライセンス認証窓口(M氏) :
Boot Camp上にインストールしたWindows 8とは別に、
VMware上にWindows 8をインストールするということでしょうか?
moomindani :
いいえ、違います。
Boot Camp上にインストールしたWindows 8を
VMwareから参照して使用するということです。
あくまで、インストール先はBoot Campのみとなります。
ライセンス認証窓口(M氏) :
VMwareから参照して使用する場合、追加のライセンスは必要ありません。
moomindani :
あ、そうなんですか?
私の環境はそのようになっているので、
可能なのであればライセンス認証頂きたいです。
ライセンス認証窓口(M氏) :
確認しますので少々お待ち下さい。
(数十秒経過)
お客様のご使用のWindows 8 Pro(アップグレード版)は
仮想環境での使用をサポートしないため、
ライセンス認証手続きはいたしかねます。ただ、Windows 7の場合は、VMware/Parallelsから参照して使用する場合、
追加のOSライセンスは必要ございません。
moomindani :
なるほど、Windows 8 Pro(アップグレード版)は
そもそも仮想環境での使用をサポートしないため、
Boot Camp等は関係なく、Windows 7の場合とも異なるということですね。
ライセンス認証窓口(M氏) :
はい、ご認識の通りです。
あと、Windows 7でサポートされるのはVMware/Parallelsからの使用のみとなります。
他の仮想化ソフトウェアから使用される場合は
別のライセンスが必要となりますので、ご了承ください。
moomindani:
わかりました。ライセンス条項については別途、
カスタマーインフォメーションセンターに問い合わせさせていただきます。
ご対応ありがとうございました。
Microsoft社ライセンス認証窓口の見解まとめ
- Windows 8 アップグレード版(パッケージ版・DL版)は仮想環境上での動作をサポートしない。
この点については、Boot Campの使用有無は関係ない。 - 仮想環境でWindows 8を使用したい場合は、DSP版、OEM版を利用する必要がある。
- Windows 8の場合、Boot Camp上にインストールしたWindows 8を
仮想環境から参照しての利用はサポートしない。
ただし、Windows 7の場合は、VMware/Parallelsからの参照使用に限りサポートし、
追加のOSライセンスは必要とならない。
感想と反論
これまでパッケージ版のWindows 7をBootcamp/VMware Fusionにて使っていて
Windows 8にアップグレードしたら急にサポートしないと言われて
正直ビックリしてます。そんな情報出回ってましたっけ・・・?
今後はBootcampでのみ使用することになりそうです。。
以下、私個人として考える反論です。
反論1:根拠とされるライセンス条項
前述の根拠とされたライセンス条項の記述から、
本ソフトウェアを「別々に使用すること」と「別々に仮想化すること」はできない、と読み取れるが、
- 「別々」が何を指すのか。ハードウェア的に別々?
- 別々使用/仮想化とはどのような利用方法を指すのか。
が正確に記載されておらず、
「アップグレード版のWindows 8は仮想環境上での動作をサポートしない」
とは必ずしも読み取れない。
反論2:ライセンス条項のその他の記述
ライセンス条項の追加条項にて、下記のように記載されている。
『コンピュータ』とは、本ソフトウェアを実行することのできる『内部記憶装置』を搭載したハードウェアシステム(物理的システムまたは仮想システム)を意味します。
(中略)
本ソフトウェアは、ライセンスを取得したコンピュータ上の最大2個のプロセッサで実行するためにライセンスされます。
これだと、システムが物理か・仮想かを問わず、
ハードウェアとして1台であれば問題なくライセンスされるように読み取れる。
反論3:購入時の説明の不備
Windows 8アップグレード版が仮想環境でサポートされない点については、
購入ページに(私が探した限り)記載がない。
また、根拠とされるライセンス条項は、購入後に初めて表示される内容となっている。
つまり、Windows 8アップグレード版を
仮想環境で使用することを前提に購入するユーザが
仮想環境でサポートされないことを知るのは、購入後である。
反論4:ライセンス条項の追加条項f
2012/10/28(Sun) 15:40追記
このライセンスでは、物理的コンピューターであるか仮想コンピューターであるかにかかわらず、1 台のコンピューターに本ソフトウェアの複製 1 部のみをインストールして使用することが許諾されます。
という記述と矛盾する。
Microsoft社カスタマーインフォメーションセンターとのやり取り
10/29(Mon) 09:00頃 1回目のやりとり
moomindani :
ライセンス認証窓口の方からご案内いただいて、お電話しました。
Windows 8 Pro(アップグレード版)についての質問となります。念のため確認なのですが、ライセンス認証窓口より
「Windows 8 Pro(アップグレード版)は仮想環境での動作をサポートしない」
と伺っているのですが、この認識で正しいでしょうか?
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
はい、ご認識の通り、
Windows 8 Pro(アップグレード版)については仮想環境ではご利用いただけません。
moomindani :
わかりました。
この旨がライセンス条項のどの部分に記載されているのか、
ご説明いただきたいのですが、お願いできますでしょうか?
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
Windows 8 Pro(アップグレード版)が仮想環境の使用をサポートしない点について、
内部資料には明記されているのですが、
外部に公開された資料が存在するかどうかお調べしますので、少々お待ち下さい。
(数分経過)
Windows 8のライセンス条項を参照できるページをご案内します。
ソフトウェアの入手方法:「エンドユーザ向けのパッケージソフトウェアとして店舗から、またはマイクロソフトから直接入手」
製品名:「Windows」
バージョン:「8 Pro」(Nがないほう)
言語:「日本語」
moomindani :
ありがとうございます。
本ライセンス条項の具体的な記述内容について確認させてください。
追加条項のfに仮想環境へのインストールを許諾する旨が記載されていますが、
ここを読むと「仮想環境での動作をサポートしない」という内容と
矛盾するように思うのですが、いかがでしょうか?
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
ライセンス条項を読むと仮想環境もサポートされるとなっているのに、
実際はサポートされないのは矛盾するのでは、というご質問ですね?
moomindani :
はい、そのとおりです。
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
私もライセンス条項をしっかり読み込んだわけではないので、
お調べするのに少々お時間をいただけますでしょうか?
確認できましたら、こちらからお電話いたします。
moomindani :
わかりました。よろしくお願いします。
10/29(Mon) 16:00頃 2回目のやりとり(留守電)
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
お調べするのに少々時間がかかっており、
明日改めてご連絡しますので、
申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。
act2社からの情報
10/29(Mon) 16:10頃 メールにて
現在、マイクロソフト社がWindows8のアップグレード版における規約で仮想環境での利用を禁止しているとのことで他のお客様からも問い合わせがございました。
現在本件について確認中でございます。ご不便をおかけしますが、分かり次第弊社FAQ及びツイッターなどでお知らせいたしますので、結果が参りますまでいましばらくお待ちくださいます様お願いいたします。
Microsoft社カスタマーサービス & サポート公式Twitter(@MSHelpsJP)からの情報
@vulcain様から情報提供いただきました。
以下、やりとり内容の転載となります。(転載許可を頂いています。)
vulcain様 :
@MSHelpsJP 物理マシンや仮想環境の区別はない様ですが、
仮想環境でもWindows 8にアップグレード出来ますか?
MSHelpsJP様 :
@vulcain ソフトウェア ライセンス条項に準じます。詳細はこちらからご確認いただけますでしょうか。→http://bit.ly/PYSN19 #Windows8 ^JN
vulcain様 :
@MSHelpsJP 各種Windows 8に関するソフトウェアライセンス条項は確認出来るのですが、アップグレード版に言及した条項が見つかりません。DSP版とアップグレード版に条項の差異はないのでしょうか?
MSHelpsJP様 :
@vulcain お返事が遅くなり、すみませんでした。ライセンス条項の「追加条項」に記載されているように、仮想環境でもWindows8にアップグレードできます。http://bit.ly/S6OJYG (Windows8 Pro PDFファイル) ^JO
https://twitter.com/mshelpsjp/status/262832403326832640
現時点(10/29(Mon) 20:10)の状況
Windows 8 Pro(アップグレード版)の仮想環境での使用について
- Microsoft社ライセンス認証窓口:NG
- Microsoft社カスタマーインフォメーションセンター:確認中
- act2社:確認中
- Microsoft社カスタマーサービス & サポート公式Twitter:OK
以上のように、矛盾しているように思われます。
10/30(Tue)にカスタマーインフォメーションセンターから連絡を頂ける約束ですので、
その際に明らかにしたいと考えています。
Microsoft社カスタマーインフォメーションセンターとのやり取り
10/30(Tue) 09:30頃 3回目のやりとり
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
お問い合わせ頂いたWindows 8 Proのライセンス条項についてですが、
ライセンス条項の解釈について社内で見直し、変更することとなりました。
アップグレード前のWindowsを仮想環境で使用していた場合、
Windows 8 Pro(アップグレード版)によるアップグレード後もサポートいたします。
moomindani :
ご連絡ありがとうございます。
仮想環境での使用をサポートするということですね。私の場合、MacのBoot Camp領域にインストールしたWindows 7を
VMware Fusionから参照して使用しており、
今回、このWindows 7をWindows 8 Proにアップグレードしたのですが、
アップグレード後もVMwareから参照して使用するのは
サポートされるという認識でよろしいですか?
また、追加のWindows OSライセンスは必要ないという認識でよろしいですか?
カスタマーインフォメーションセンター(W氏) :
はい、ご利用の用途ではサポートされます。
追加のWindows OSライセンスは必要ありません。改めてライセンス認証窓口にご連絡いただければ、認証できます。
ただ、我々に通達が来たのが昨晩ですので、
ライセンス認証窓口の体制が整うのに若干時間がかかるかもしれません。
moomindani :
わかりました。今夜、またライセンス認証窓口に電話してみます。
ご対応ありがとうございました。
10/30(Tue) 18:30頃
ライセンス認証窓口に連絡し、ライセンス認証していただけました。
ライセンス認証にあたり、私のケースで確認された点は下記の3点です。
- Windows 8 Pro(アップグレード版)はこのパソコンのみで使用する。
- インストール先はBoot Campのみである。
- VMwareから「参照」して使用している。
すべてYESと答えたところ、ライセンス認証にご対応いただけました。
結論
だいぶ長期戦になってしまいましたが、結論として下記がわかりました。
- アップグレード前のWindowsを仮想環境で使用していた場合、
Windows 8 Pro(アップグレード版)によるアップグレード後もサポートされる。 - 下記の条件を満たす場合、Boot Camp上のWindows 8 Proを
VMware/Parallelsから参照して使用するのに、追加のOSライセンスは不要となる。- Windows 8 Pro(アップグレード版)はこのパソコンのみで使用する。
- インストール先はBoot Campのみである。
- VMwareから「参照」して使用している。
最終的に、Microsoft社側がライセンス条項の解釈を変更する形で対応していただいたのは、
正直驚きましたが、すべて丸く収まる形で収束してよかったと思っております。
本エントリは状況が確定する前にかなり拡散されてしまったので、
はてブやRTで拡散して頂いた方については、
結論についても拡散していただければ大変助かります。
2012/10/27(Sat) 22:55追記
BootcampとVMware Fusionの両方で使うとNGであって、
VMware Fusion側のみで使用すればOKなのでは
とのご指摘を多数頂いています。
しかし、サポートの見解によると、残念ながら
VMware Fusion側のみでの使用もNGとのことです。
2012/10/28(Sun) 00:24追記
特に冒頭の経緯の説明において、誤解を招きやすい表現となっていた点をお詫びします。
本エントリでは、BootcampにインストールしたWindowsを
VMware Fusionから参照して使う場合のライセンス数について
問題視しているわけではありませんでしたが、
「そもそもWindows 8のライセンスが2つ必要なのでは」
とのご指摘を複数頂いております。
ただ、下記のVMware FusionのFAQでは
Bootcamp領域のみにインストールしたWindowsを参照して使う場合、
ライセンスとして問題とならない旨が説明されています。
Windows OS のライセンス認証について – VMware Fusion FAQ
これについては、現時点(2012/10)でWindows 8についても同様となっているか、
別途、MS社とVMware Fusion提供元のact2社に確認するつもりです。
2012/10/28(Sun) 09:04追記
本エントリでは、下記については言及していません。
- Boot Camp/VMware Fusion併用、またはVMware Fusionのみ使用した環境において、
ライセンス認証処理自体が正常に実行されるかどうか
2012/10/28(Sun) 15:10追記
Microsoft社のライセンス認証窓口に、
前回問い合わせ時の内容も含めて再度確認し、追記しました。
また、経緯と反論が混ざると誤読を招きやすいため、
反論は感想部分に移動させました。
2012/10/29(Mon) 19:23追記
Microsoft社カスタマーインフォメーションセンターとのやりとり、
Microsoft社カスタマーインフォメーションセンター、
Microsoft社カスタマーサービス & サポート公式Twitter(@MSHelpsJP)、
act2社(VMware提供元)のそれぞれの最新の状況/見解を追記しました。
2012/10/29(Mon) 21:23追記
@vulcain様からアドバイスを頂き、免責の記述を修正しました。
2012/10/30(Tue) 19:05追記
本日のカスタマーインフォメーションセンターからの連絡と
最終的な結論について追記しました。
また、タイトルも実態と併せて変更しました。
私の不明点は全て解消し、ライセンスも認証して頂けたので、
本エントリの更新はこれで最後になる予定です。
そこまでして使いたいならWindows PC買えばいいんじゃないですかね。
コメントありがとうございます。
物理環境としてはBootcampでWindows 8動かせるので問題ないです:)
ただ、自分の用途で柔軟に使うには仮想環境が望ましかったのですが。。。
#ちなみにWindows PCもってないわけじゃないです。
こん ** は。Twitter の方面からお邪魔します。
これ、Bootcamp ではなく、VMware の為に購入したライセンスのアップグレードならば OK だったはずです。Bootcamp にインストールした環境を VMware からも利用出来る状態はライセンス的にはグレーだからです(と、いうか今後は下記のようにはっきりと統一されることになるでしょう)。
最近のVM環境の普及に対応して、ライセンスはハードウェアに対してではなく、OS の「実行環境」に対してライセンスされるようになっています。つまりライセンスが認められている対象はかつてのように「同一のハードウェア」であることではなくなっているわけで、VMも個別のライセンスが必要となる対象となっています。
したがって、ホスト OS のためのライセンスをそのホスト OS 上の VM のゲスト OS のライセンスとして使う事もアウトです(一部のサーバ OS には例外ありますけど)。
ベンダーとしてそこら辺の説明がちゃんとできていないのはいただけませんけど、そうなっているということですね。
ライセンス認証窓口では、明確に「アップグレード版は仮装環境での実行をサポートしない」と言われました。
多分、Bootcamp ではなく、完全な仮装環境だけで使うようにインストールしたDSP版をアップグレードした場合、ハードウェア環境の変更を認識する事自体が無いので認証は通るでしょう。
しかし、Microsoftは仮装環境自体サポートしないという言い分でした。酷い話です。
買ったばかりのWindows 7 DSP版ライセンス一つ無駄になりました。
なんと・・・同士が・・・(涙
仮想環境をサポートしないというのは
購入前に教えてほしかったところですよね。。。
ちなみに他の方から教えていただいたのですが、
返品も可能とのことなので、お互い検討してみてもいいかもしれません。
コメントありがとうございます。
> これ、Bootcamp ではなく、
> VMware の為に購入したライセンスのアップグレードならば OK だったはずです。
サポートの見解によると、これもライセンス的にNGとのことです。
ただ、ライセンスの自動認証処理自体は通過するようですね。
>最近のVM環境の普及に対応して、ライセンスはハードウェアに対してではなく、
> OS の「実行環境」に対してライセンスされるようになっています。
> つまりライセンスが認められている対象はかつてのように「同一のハードウェア」であることではなくなっているわけで、
> VMも個別のライセンスが必要となる対象となっています。
おっしゃるように、
時代の流れとしてはそのようになっていくのでしょうね。
ただ、Windows 8(アップグレード/DL版)のライセンス条項では、
(曖昧にしか解釈できないような部分もありますが。。。)
ハードウェアに対してライセンスされるように読み取れます。
YouTubeに同じ様な事の動画が有りますよ。
タイトル[Windows8をMacの仮想環境に入れると快適]
探して見てください(^-^)/
情報共有ありがとうございます:)
紹介いただいた動画、見つかりました。
ただ、今回は動作ではなくライセンス契約がNGであることを問題視しています(>_<)
動画のように動作は問題ないのでしょうが、
ライセンスNGだとさすがに使えません。。。
http://www.microsoft.com/About/Legal/EN/US/IntellectualProperty/UseTerms/Default.aspx
から Windows 8 Pro のライセンス条項をダウンロードして確認してみました。
「追加条項」の f. に「このライセンスでは、物理的コンピューターであるか仮想コンピューターであるかにかかわらず、1 台のコンピューターに本ソフトウェアの複製 1 部のみをインストールして使用することが許諾されます。」という記述がありますから、ライセンス認証窓口のエンジニアは明らかに間違えていますね。
再度この条項を示してライセンス認証を求められるとよいのではないかと思います。経験的な話ですが、ライセンス認証窓口のエンジニアは当たり外れが大きいですね。
手元のWindows 8 Pro(アップグレード版)のライセンス条項を確認したところ、
たしかにご指摘頂いた記述がありました・・・!
これについては、明日窓口に問い合わせて確認してみます。
状況が変わり次第、本ブログにて報告したいと思います。
アドバイス頂き、ありがとうございました!
えーと。
『このライセンスでは、物理的コンピューターであるか仮想コンピューターであるかにかかわらず、1 台のコンピューターに本ソフトウェアの複製 1 部のみをインストールして使用することが許諾されます。』
ということですから、一台の物理的コンピュータの Bootcamp を対象としているライセンスは、もう一台の仮想コンピュータである VM には適用できないから、プロダクトコードの認証が必要になっているわけで、それ故に別途ライセンスの購入がなければプロダクトコードは発行できないということですね。
サポート窓口の対応がマズかったのは事実ですが。
本記事で問題視している「仮想環境でWin8Pro(アップグレード版)の使用はサポートされない」件とは別で、
「Bootcamp領域にインストールされたWindowsをFusionから参照して使用する場合のライセンス数」についてのコメントとの認識です。
Windows 8のインストール先としてはBootcampのみであり、
FusionはBootcamp領域を参照している形になります。
(別途VMにWindows 8をインストールしているわけではありません)
このため、ご指摘の内容は当てはまらない認識です。
#誤解を招く記事になっていたのは申し訳ありません。
#誤解を招きにくい表現となるように修正してみます。
『このライセンスでは、物理的コンピューターであるか仮想コンピューターであるかにかかわらず、1 台のコンピューターに本ソフトウェアの複製 1 部のみをインストールして使用することが許諾されます。』
というのは物理的コンピューター、仮想コンピューター、それぞれが1台であるともとれるんじゃないですか?
前から僕はそう解釈していました。
エントリ本文にも追記しましたが、
Windows 7の場合は1ライセンスでOKのようです。
Windows 8の場合は(ライセンス数の問題ではなく)仮想環境NGとのことでした。
追記ですが・・・
VMWareがBootCamp領域を領域とできてたのは、VMWare側で認証に対する回避策を持っていたからで、今回 Windows8がサポートしないというよりは、VMWareが回避策を提示できていないという考え方がいいのではないでしょうか?
認証に対する回避策がないままでは Windows7でも同じ状況だったのでは?
認証の回避については本エントリで問題視していません。
本文にも追記しましたが、Windows 7の場合とは異なるそうです。
ライセンス認証窓口の見解が間違っているのではないでしょうか。
仮想環境禁止の根拠となっている「本ソフトウェアの機能を別々に使用または仮想化すること」は、英語版では”use or virtualize features of the software separately”となっており、「仮想化環境のみの利用」を禁じているものとは読み取れません。そもそもこの条項は新規パッケージ版にもある(少なくともダウンロードした条項は両者を区別していませんでした)はずなので、アップグレード版のみ仮想環境禁止というのも変な話です。
この条項は、仮想環境であるか実体のあるコンピュータかを問わず、1ライセンスで複数環境で使うことは認められない、つまりBootcampでインストールしたWindowsを仮想環境で使うことはできない、ということのように思われます。
いずれにせよ、カスタマーインフォメーションセンターからの回答がどうなるか気になるところです。
コメントありがとうございます。
たしかに、英語版の表記内容を見ると、アップグレード版のみ仮想禁止とは読めないですね。
明日カスタマーインフォメーションセンターからの連絡がある予定なので、
Win 8 Pro(アップグレード版)の下記の両方について明らかにします。
・仮想環境でのWin 8の使用
・VMware FusionからBoot Camp上のWin 8の参照使用
私も似たような状況に困りここへたどり着きました。
購入前に、仮想環境不可ということを知る術はなかったような気が私もしています。
また、みなさんの記載を見て条項の矛盾点についてもとても気になります。
平日にカスタマーインフォメーションセンターへ問い合わせてみる、という件の続報があるのでしょうか、、、。楽しみにしています!
似たような状況の方がいると励まされます。
明日カスタマーインフォメーションセンターから連絡がある予定なので、
詳細が判明し次第本エントリを更新しますので、
しばらくウォッチしていただければ幸いです。
長期戦お疲れ様でした!
今回私は電話口でサポートセンターに上手く状況確認できる自身がなくて、こちらを見守りつつ応援のみとなってしまいましたが、、、。
結果、勝利!ということでとてもよかったです。
実は私は、このページをウォッチする最中で、仮想環境にWindows8アップグレード版をインストール(認証できず)のあと、isoイメージを使いもう一度インストールしたら何故か上手く認識できてしまいました。
なんだか色々モヤモヤが残ってはいますが、仮想環境も認められたとのことで安心して利用できそうです。
わかりやすく速報して下さって、どうもありがとうございました☆
こんにちは、
当方は先日、ivy bridge Mac mini をBTOし、VM5にてWinXPからWin8にアップグレードすることを目論んでおりました。
ところが、このブログで、アップグレード版のみ仮想環境をサポートせず、という認証センターの見解を知り、理解し難く思っています。
是非、その後のご報告をお願いいたします。
コメントありがとうございます。
できるだけ早く状況を報告するようにしますね。
難しい話にはなると思いますが、英語での応対窓口に連絡したら別の解答が返ってきそうで面白そうですね
日本国内の対応は統一されたみたいです。
海外の窓口はどうなってるんでしょう・・・?
BootcampのWindow7を8へアップグレードする場合、仮想環境からアップグレードした場合はBootcampからの起動で、Bootcampからアップグレードした場合は仮想環境からの起動でライセンス認証が完全にアウトになってしまうみたいですね。
自分はライセンス二つ買って試してみましたがどうにもならないみたいで…
色々大変かとは思いますが、続報期待しております。
大変おまたせしました。
認証処理は通らないかもしれませんが、今日からは
ライセンス認証窓口に電話すれば認証してもらえるはずですよ〜!
一度お試しください。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1209/20/news03.html
こういう記事はでてたんだけどね…ちょっと分りにくいか
この記事はウォッチはしてたのですが、
「VM上での実行を認める文章」が消滅したことが具体的に何かを禁止しているのかは
よくわからない内容ですよね・・・。
お布施と思ってもう一つライセンス買えってことですかねぇ
おまたせしました。
追加ライセンスは不要になったようです。
お疲れ様でした。今日、Upgrade版を購入しようと、購入前にこちらに気づいたので助かりました。3つの条件に該当するので、トライしてみます!
はい、ぜひお試しください!
そういう結論になるとは思わなかった。
がんばったね。おつかれさま!
つかれたけど最良の結果でよかったです!
被害者二号こと葛城玲です。
結局、日曜に限定版DSP Windows8proを買いに走ってしまいました。
7DSP+8proUPGを返品の方向で考え中です。(8にアップする前提で買ったライセンスなので)
最初に電話に出た窓口の方は女性でしたね。話が無茶苦茶すぎました。(こんな馬鹿な話はWin95以来聞いた事がない。)
そうですか、既に対応されていたのですね。。
日曜日にご報告した情報が、結果として葛城玲さんの不利益になってしまったようで、
なんだか申し訳なく思っております。。
返品、大変そうですが、がんばってください。
いえいえ全く関係ありません。情報更新を追いかけずに、日本橋限定版Windows8売り切れ情報を追いかけて旅立ちましたので。(限定病+キャラ萌え病の複合)
こちらはこちらでMSと戦っております。
嫌な情報。またMSの見解が変わりました。MediaCenterインストール後の認証で弾かれまして、(11/8)窓口で「社内調整中」となり、再び待たされました。11/14に認証窓口F氏から受け取った最新の連絡によると、今後は以下のようにする方針そうです。(但し、別のテクニカルセンター経由で裏をとったところまだ調整中)
・今後、ライセンスは「環境」に付与される。(仮想環境と物理環境行ったり来たりは2ライセンスになる)
・2012/12/31までは、1ライセンスで問題ない。
・新しい解釈は2013/1/1から。以後は2ライセンス必要になる。
・この内容は、準備ができ次第Microsoft公式ウェブサイトに記載する予定。
12/31までに認証したコンピュータは2013年以降グレー状態になるわけですが、そこは確認していません。Windows7以前にも影響するのか、また、act2のサイト、Q&Aにある10/31の更新についても、要確認
http://faq.act2.com/product/detail/?fid=572
自分のブログに書き直してみました。
http://ameblo.jp/arcadiaexpress/entry-11404161001.html
横からすみません、ちょっと話はそれるのですが、ご存知でしたら教えて下さい。
>はい。DSP版とOEM版は仮想環境の使用をサポートしています。
ただし、OEM版の場合はWindows 8を付属したコンピュータ1台のみでの使用となりますので、
その点についてご了承ください
とありますが、これはDSP版は対象外でしょうか?PCパーツのプロダクトキーと連動して認証されるそうですが、仮にDSP版も同じであれば、PCパーツを交換時、インストールすることが出来ないということになるので心配です。
その説明の際にはOEM版のみ言及がありました。
DSP版には特に触れられていないので、対象外かと思われます。
DSP版Windows 8の制約は
ご自分でご確認いただいたほうがよいかと思いますが、
Windows 8からDSP版の販売条件は変わってるようですね。
参考:「Windows 8は10,800円から、DSP版でも単体購入OKに」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20121013/etc_ms.html
ありがとうございます、勉強になります。
今度の(今度から?)Windowsはライセンスが微妙ですね。
世知辛い世の中です。
こんにちは。windows8 Pro DSP版を買いました。仮想環境にインストールしようとしてこちらの記事を拝見しています。
サポートとのやり取りが詳しいので参考になります。
サポート料金がすごく発生しているように思えますが、これほど長く話すといくらかかるのでしょうか。
自分がwindows8インストールでマイクロソフトの0120のサポートに電話したら「サポートは有料、4200円かかります」と言われました。前払いだそうですので諦めました。
バージョンアップ版はサポートおいくらでしょう。
すごい金額をかけられてここに書かれた情報、ありがたく拝見しています。
ライセンス認証窓口とカスタマーインフォメーションセンターは
電話サポートで費用を求められることはありませんでした。
(費用請求されたらびっくりしちゃいますが・・・)
おそらく、たけるさんが電話された件は
「Windows 8のインストール操作」についてのサポートのため、
サポート窓口が上記2つとは異なり、
別途費用が必要となったのでは?と推測しています。
本スレッドの内容からは少し外れてしまいますが、
アップグレード版が低価格な理由にはMSの別の意図が隠されているのではないでしょうか。
ダウンロードに際して氏名、住所、電話番号などの個人情報の入力が求められます。ダウンロード購入するだけならカード情報があれば十分なはずと思い、同Download Storeのプライバシーポリシーを読んでみると、
「当社は、お客様によるMicrosoft Windows®8 Digital Download Storeでの商品購入時に、お客様について以下の個人情報を収集できるものとします。」
とあり、さらに個人情報の使途については
「Download Storeで提供される製品及びサービスへのお客様のアクセスをモニターするため」
とあります。何をどうモニタするのか分かりませんが、
低価格での提供はそれを許諾するのと引き替えになっているようです。
クリックしてWindows8Privacy_ja-JP.pdfにアクセス
そんなのは嫌ですから、少々高くてもパッケージ版のアップグレード版を選ぼうと思います。
個人的には、製品改善のためにモニタされるのは
それほど抵抗がないのでよいですが、
気になる方は注意されたほうがいいかもしれません。
他にも、Windows 9やらWindows Blueやらいろいろな噂があるので、
今回のWindows8の展開も先々まで見据えた
MSの戦略上の布石なんでしょうね。
有益な情報、ありがとうございました。
本日、全く同一な環境で認証に望みましたが、まだ社内見解がまとまっていないため、折り返し通知という事で保留を受けております。
対応の統一がなされないことに嘆きつつも吉報を待っておりますが、覆されるよであれば、こちらにもご連絡させていただきます。
私の方で聞いた話では
社内の見解を統一したような言い方でしたが、
まだそのような対応がされてしまう場合もあるのですね・・・。
吉報を願いつつ。。。
報告です。「誤った案内によるWindows7返品」の折、お客様相談室のS氏曰く「Boot camp環境を仮想化ソフトで参照して使用可能かどうかは、最終的には決まっていない。社内調整中。」(2012/11/08 昼)
そして、MediaCenterインストール後のライセンス認証では窓口のH氏曰く「Boot camp環境を仮想化ソフトで参照して使用可能かどうかは、最終的には決まっていない。社内調整中なので後日折り返し連絡。」とのことです。(2012/11/08 夜)
今MediaCenterインストールする人は再度ライセンス認証なので要注意です。
窓口によって見解が異なるんですかね。。。
社内でサポート内容を統一してほしいところです。
本日、やっと回答がありました。他の方からも報告がありますように、Bootcamp環境への参照の場合、追加のライセンスは必要なし。但し、これは年内いっぱいのライセンスで、来年からはライセンスが変更され、Bootcamp環境への参照でも追加のライセンスが必要となる。また、このライセンス変更は、Windows8だけでなく、すべてのWindowsに適用される、だそうです。
私は、今回のアップグレードは勉強代としてBootcampは捨ててすべてFusionの仮想環境に統一しようと思います。
おつかれさまでした(途中、お騒がせしました)。
BootCamp以外の点にて蛇足ながら補足します。
VMware Fusion5上のWindows7ProからWindows8Proにアップグレードする場合もあると思います。この場合、インストーラを起動する前にWindows7Proの仮想マシーンをWindows8の仮想マシーンとして設定する必要があります。古いVM設定ではWindows8Proへのアップグレードは必要なファイルをインストールした後、再起動後のWindows8Proの構成に失敗してしまいます(Windows7へ修復されます)。仮想マシーンでは使えないという起源はこの点にあるのではと考えています。
もちろん、Windows8仮想マシーンとして設定したWindows7ProからのWindows8Proへのアップグレードは認証も構成も成功しますので、ここ(のコメント)まで辿り着いた方はその点も考慮してアップグレードすれば良いと思います。
それと個人的に、act2側の対応の不足は歪めないと思います。
情報共有ありがとうございます。
報告です。
掲載していただいた情報に基づきライセンス認証の手続きを行いました。
有益な情報ありがとうございました。
その際にライセンス認証窓口の方より、
「BootCamp領域を参照して仮想環境で起動するために現時点は追加ライセンスは不要だが、来年からは2ライセンスが必要になる」
ということを伺いました。
現在の対応は暫定処置で、年明けから変わるようです。
自分もライセンス認証の手続を行った際、今年いっぱいはライセンス認証でのIDで仮想環境でも使用できるが、来年1月からは使用できないと案内されました。
「新たにキーを購入すれば良いのですか?」と聞いたら「はい、そうなります」とのことでしたので、結局は1月になったらライセンスキーを購入する必要があるってことなんですね…。
情報共有ありがとうございます。
来年1月からライセンス認証の対応が変わるとのことで、
MS社のひとつの見解が見えてきましたが、
ユーザとしてはだいぶ振り回されてしまいますね。。。
みなさん同様,仮想環境での使用は年内いっぱいということでライセンス認証を行いました。その時,新たなキーはアップグレード版でも良いのか聞いてみましたが,認証窓口ではわからないので,カスタマーインフォメーションセンターに聞いてくれとのことでした。夜中に電話は繋がらないようなので,明日にでも電話してみますが,情報をお持ちの方は居られないでしょうか?
カスタマーインフォメーションセンターに電話する前に認証窓口から今回のライセンス認証の対応について説明の電話が来たので,ついでに新たなキーがアップグレード版で良いか聞いたところ回答が得られました。
Bootcampを参照する仮想環境にWidows8Proアップグレード版を用いる場合,アップグレード対象の旧OSを所持していることを確認出来れば良いとのことでした。余ってるXPがあるのでそこからアップグレードするつもりですが,余分の旧OSを持っていない人は新規版を購入しないといけないようですね。
うわぁ これは知らなかったわ。
これじゃアップグレード版は購入できないわ
貴重な情報をどうもありがとうございます