グッドスマイルカンパニー ねんどろいど 鏡音リン・アペンド & 鏡音レン・アペンドのレビューです。
DTM音源メーカーのクリプトン・フューチャーメディアによって開発された『鏡音リン・レン Append』 のキャラクター。おなじみのボーカロイド・鏡音リンと鏡音レンの歌声合成ソフトウェアの拡張音声ライブラリになっている。
鏡音誕生祭2010を記念して発売されたもので、このアペンドを追加することにより出来る表現の幅が大きく広がる。特に、それまで鏡音の弱点だと言われていた滑舌が大きく改善されている他、レンの方は難しかった低音域が強化されている。いわゆる追加ライブラリであるため、 『鏡音リン・レン act2』 がインストールされていることが必須条件。act1では使えないようになっているよう。それに応じてデザインも少し変異しているものの、それぞれの特徴は残されている。
アペンドでの姿になっているリンとレンのねんどろいどです。初音ミクに比べると立体化も少ないですし、応援Ver.など限定のばかりでパートナーショップの方にはあまり出回ることのないこの2人でして、こうして一般発売になるのは久しぶりなのかなってぐらいのねんどろいど鏡音リン・レンです。2人とも笑顔と対になるウインク顔が付属しており、加えて、リンにはおねだりしてる表情、レンにはかっこいいキメ顔が付属されている。オプションパーツにはパッケージに描かれている背景を写したパネルが付いており、専用の固定アームで2人一緒に飾ることもできるようになっている。従来のに比べると、マイクなどが付いてないのが残念と言えばそうですが、あくまで追加ライブラリですしね(ぇ
作品名 | 鏡音リン・レン・アペンド |
発売元 | グッドスマイルカンパニー |
販売元 | グッドスマイルカンパニー |
発売日 | 2013/06/26 |
原型 | 松澤優太 |
制作協力 | ねんどろん |
スケール | ノンスケール |
全高 | 約100mm |
仕様 | ABS&PVC 塗装済み可動フィギュア |
撮影使用機材 | PENTAX K-x |
見てわかりますが、別にセットではありません。一緒に飾ったり出来る分、共にレビューした方が手間がかからなくていいので、今回は一緒のレビューにいたしました。
周りの背景はもちろん、2人とも持っている金髪に近い色合い。
中身はこんな感じ。表情は従来の3種付属ですが、オプションは少ないですね。腕などもまずまずってところです。
では、まず鏡音リンの方から。通常のねんどろいど鏡音リンからすると、頭のリボンがクリアーになっていて、衣装の裾が少し長くなっているなどちょっとした違いもあれば、胸元や腰回りなど大きく変化している部分もあります。デフォルメ感も変わっていて、くびれが欲しくなっているなど、こちらの方がより自然な立体感になっている。
顔アップ。こちらは歌い顔です。通常のねんどろいど鏡音リンでは本体に最初から付いていない付属の表情でしたが、今回は基本のノーマル顔になっています。視線も同じ左向きですが、当時のに比べると目がより明るい緑になっています。また、前髪に入っている2本の髪飾りも少し位置が変わっている他、左側に向かってくねっている前髪は毛先まで造形されています。
出来は上々、とても良くできていますね。アイプリもいいですし、お口も申し分なし! 前髪も房一つ一つが丁寧に造られています。
と言うわけで、こっちを向いているように別方向から一枚(*´ω`*)
ヘッドホンは従来のようなヘッドバンドがありつつも、さらに骨組みのような外装が追加されたデザインになっています。より綺麗な音楽が聞き取れるようになっているんでしょうかね。
両側にあるスピーカーのところには信号のような線が描かれています。デジタル信号・・・?
ここらも申し分ない造形になっています。髪も申し分なく、毛先の方は濃いめの塗装になっているなどグラデーションもいい感じ。
そして、衣装。前にあった学生服のような襟がなくなり、黒い輪にト音記号のアクセサリーが付いています。袖は真っ黒だったのがグラデーションになっていて、ホットパンツも黒から灰色のようなカラーリングに。そして、ヘッドホンにもあった外装が腰にも付いています。初音ミクなどもおなじみだった腰のストラップがなくなっている代わりに、四方にベルトのようなのが垂れ下がっているのが特徴的。また、腕のナンバリングもなくなっていますね。
こちらももちろん文句ない出来映え。ベルトの垂れ下がっているところなど塗装が省かれている部分もありますが、大きな特徴はしっかり再現されています!
続いて、鏡音レン君です。レンもリンと同じ箇所が特に変異しているでしょうか。髪型も大きくは変わっていないですが、見比べると違うのがわかります。ここはやはり原型師さんがばらけているいいところですよね。
レンも出来は上々ですね。男のねんどろいどですが、やはりかわいく造られておりますね^^
レンの顔アップで、こちらも歌い顔です。レンはリンとは逆の右視線にになっています。まさに歌っているその様を表情にしており、開いたお口などから声が聞こえてきそう。
アイプリも綺麗ですね~^^ 前髪が前のレンと比べるとやわらかいカーブになっている他、両サイドから下がっている部分がなくなっています。ちょっとさっぱりした感じかな?
と言うわけで、レンきゅんの視線をどうぞ!
髪造形もいいですね~。後ろでまとめて突き出している特徴的なアホ毛も、結んでいる髪飾り共によくできている。塗装もきっちり塗り分けられていますね^^
レンもリンと同じ、信号が送られているような特徴的なヘッドホンを付けています。こちらも塗装が綺麗で言うことなし!!
なお、同じような外装でも少し違う部分もあります。それについては後ほど...
衣装もご覧の通り。レンは襟のところが白くなっており、襟を立てた感じになっています。男性アイドル的な衣装ですかね。その襟の間に見えるのは、ヘ音記号のアクセサリーです。
さきほどリンのところで書き忘れていましたが、腰のところで垂れ下がっているベルトのような部分はクリアパーツになっています。袖やブーツがリンと同じようにグラデーションをしていますが、公式デザインにもあるように、レンの方は黒い部分が強くなっています。あと、なんと言っても縁の塗装が綺麗なのがいいね!
なお、レンの股関節は従来のものと少し違うようで、ボールジョイントが見えないものになっています。ひょっとしたらボールジョイントじゃなくて、フル可動ねんどろのような違うタイプのものかもしれませんが、ぱっと見ではわかりませんね(ぉぃ
2人の頭部ですが、それぞれヘッドホンの外装の外れる部分が異なっています。これはレンの髪型が変わったためでしょうかね。
このレンの方はつなぎ目のところに細い凹凸があり、繋ぐのがちょっと面倒な感じになっていますね
続いて、オプションパーツなども。
まずは、リンのこちらのもの。指を頬にあてて、ぶりっ子のようなポーズ。おねだりをしているキュートなものになっています。でも、もうこの子は・・・と注意するような姉さん的な感じ見えなくも(ぇ
前のはっちゃけたようなリンの表情から考えると、少し大人っぽくなったか?(ぉぃ
こちらは、おねだり顔です。縦長のお口や頬の赤み、相手を真っ直ぐ見ている瞳など、確かにどう見ても、これはおねだりです。
しかし、うん、これはかわいいわ(*´ω`*) あかん、また優秀な表情がきてしまった...
人差し指のポジションがまたいいです。曲げ腕も付いているのは嬉いですね~^^
続いて、かっこいいレン君だぞー! こちらも人差し指を、リンとは違って前に突き出しています。
こちらは、キメ顔です。ニヤッとアイドルらしい、かっこいいレン君の表情。前のレンの時は照れ顔というまさにレンきゅんな表情でしたが、今回はかっこいいボーカロイドに落ち着いたぞ(ぉぃ
アイプリはもちろん綺麗ですし、お口も申し分ないでしょうか。
レンの曲げ腕は左だけだったのが、ちょっと残念ではあるかな。右手はビシッと伸ばして、その指は人差し指を突き出しています。
まさに歌の大事なところで、きっちり決めるレン君の姿を表現するのに必要なパーツですな。
続いて、一緒にパシャリ。プログラムコードのようなものが描かれている壁面を背に、手を合わせる2人。もともと鏡音リン・レンの2人の関係は発表時 『鏡に映ったもう1つの存在』 と言われていたらしく、これはそれを思わせるような構図に見えなくもない。
表情は、ウインク顔になっています。歌い顔のと、それぞれの視線が逆向きになっています。パチクリしたウインクもいいですが、閉じた口の形も特徴的。リンは平たいところが少しありキュートな感じで、レンは弧を描いたかっこよさが表われたスマイル。同じようなウインク顔でも、口一つで印象が変わりますね^^
手を合わせるように真っ直ぐ伸ばした腕パーツは、それぞれ片方ずつ付属しています。しっかり手を合わせるため、立つ位置など微調整が必要でした
そして、2人とも左足用の曲げ足が付属しています。
リンの場合はボールジョイントのところで差し替え、レンは露出している膝のとズボンの間で別パーツになっており、そこで差し替えします。
こちらは何かコードのようなものが描かれている壁面。アペンドソフトのパッケージにも、これのようなものが描かれているので、おそらくそれを元にしたものではと・・・。
コードはプリントしているようで、なかなか綺麗に描かれています。ただ、読むのは無理っぽいかな^^;
なお、真っ直ぐ立っているのではなく斜めになっています。見ての通り、台座に差し込むことで固定できるようになっている。
リン、レンにはレビューではおなじみのマックスファクトリーさんの台座を使っていますが、もともとはこちらのが付属しております。
リン、レンを飾る場合は、中心の空いたところにアームを入れるといい感じで飾れます。
そして、今度はその壁面の前に、互いに背を向けて浮かび上がる2人の姿。今までのポーズとは打って変わって、神秘的な何かを感じさせます・・・(゚A゚;)
しかし、この構図は何か元があるんですかね・・・。
最初から付いている腕に、重ね合わせた手を繋いだものになっています。この手パーツはリンとレン2人共に付いているのですが、公式のサンプルを見た感じ、奥の方でも手を合わせているわけではないようなので、どちらか片方のを使えばいいんでしょうかね。
これまた調整がちと面倒なのですが、背中にアームを差し込んで固定するのに加えて手をつなぎ合わせているので、なかなか安定感ある感じになります。
アームは専用のものを使っており、途中で二叉になっています。途中で横と縦の可動軸があるなど、角度も調整できるようになっています。
これ、ねんどろいどでは初めてのもので、なかなか使えそうな感じがします。これまたリン、レン両方に付いているので、どちらかを買えば手に入ります。今後、何かに有効活用できたりしそうな気も...
ではでは、アクションポージング!!
視線が合う仲良し2人。
キメッ!
ねぇねぇ~
平手があるので、歌うポーズももちろん出来るよ!
これ、角度を変えると開いている方の瞳が見えちゃうんですよね。なんともアングルのがやりづらい・・・
互いにタッチして、息ピッタリ!
さぁ最後は、挿げ替え分です! 今回も表情互換は特に問題なさそうな感じです。昔のもはまりますので、特殊なものでなければいけそうですね^^
まずはレンに、ぴくせる☆まりたん ブチこめ!強襲戦闘Ver.の驚き顔です。
決めポーズも決まって、高らかに笑うレン君。これは・・・(;´Д`)
こちらは、鏡音リン 応援Ver.のデフォルメ顔です。
わたし、かわいい?的な感じかな(ぉぃ なんだかんだ言って、こういう満面の笑顔のリンもいいよね。
続いて、木下秀吉の呆れる顔です。
おいおいと呆れ顔・・・一つ前のリンに突っ込んでるのかな。
続いて、霧雨魔理沙のニヒヒ顔です。
ちょいとイラズラっ子のようにも見えるレンきゅん。こういう表情も、子供っぽく見えて似合うでしょうか。
こちらは、牧瀬紅莉栖 白衣Ver.のカイバー顔です。
某掲示板に興味津々のリン。目が違和感すごいが、キュートでかわゆす(*´ω`*)
そして、リンにも、ぴくせる☆まりたん ブチこめ!強襲戦闘Ver.の驚き顔を装着!
同じ奴なのもなんなので、少しだけ変えてみたw(ぉぃ
そして、(きっとそれを見て)笑っているレン君の姿・・・この後、ボッコボコですね(ぉぃ
こちらは、はかせのデフォルメ顔です。
ボカロ繋がりで、初音ミク 2.0のウィンク顔です。
先輩のウインク顔装備で、リンの人気も更に・・・?
お次は左から、鏡音レン 応援Ver.の困り顔に、ニャル子の照れ顔です。
ね、お願い♪と上目遣いのリンに、顔を赤くして困っているレンきゅん。そう、レンの方も表情付けるの忘れちゃいかんよね。
こちらは、コーデリア・グラウカのお花畑顔に、柏崎星奈のうっとり顔です。
妄想にひたるもの、うっとりするもの。妥当、初音ミク先輩!を掲げて(マテ
とか言いつつも、、初音ミクを装備する2人。
こちらは、初音ミク 2.0の興奮顔です。
やったね!的なのかな。こういう時、2個買いしているといいよね^^
続いて、すーぱーそに子 虎パーカーVer.の目閉じ顔に、篁唯依の照れ顔です。
ちょっとツン気味に照れるレン君に、嬉しそうに歌うリンの表情。
子供っぽい部分が残っているレンきゅんと、お姉さん的なリンの図です。まぁこの2人は実際、姉弟というわけではないのですが、イメージ的にってところです。
おまけをお一つ。リンのおねだり顔をミクに付けてみました。
ヤヴァイ、これはかわゆすぎる・・・やはり、ミクのかわいさは圧倒的だな(ぉぃ
そして、最後はこちらの二つの表情。高坂桐乃の萌え~顔に、久遠寺有珠のなぜなにプロイ顔です。
言うまでもなく、例のあれを見たからやってみた表情というわけですw あれの舞台が有珠の部屋だったので、こちらでは初音ミク2.0に付属していた部屋のを使ってみました。タイトルは適当に・・・w
レンの萌え~顔にしたのは、参考にしたあれの鳥が主人を天使天使と言ってるから、これが合うだろうな~っていう(ぇ
以上、グッドスマイルカンパニー ねんどろいど 鏡音リン・アペンド & 鏡音レン・アペンドでしたー
造形・塗装ともにいいですが、グラデーションはアップで見ると少しあまい部分もありましたが悪くはなかったと思います。表情もかわいく、購入の価値ありですね! ただ、オプションが少ないので、前のリン・レンがないと遊ぶ幅を広げにくいのと、2人いないと出来ないこともあるって部分で少し割高なところもなくはないですね。かと言って2個セットにしても微妙な感じになったでしょうし、販売形態はこれでよかったかなと。ただ、リン・レンは再販されたとは言え一般の店舗では入手できないので、このアペンド版は貴重ですかね~^^
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