2008.12.09 (Tue)
花岡信昭の捏造記事から学ぶ
『晴天とら日和』【麻生政権】各種世論調査を網羅。
JNNの世論調査の不支持率は75.2%に到達+
NHKも捏造できる状態に無く支持率25%と発表(ハハハ!)
⇒将棋で言えば「詰み」!その2
↑のエントリーでとらちゃんが各社の麻生内閣支持率世論調査を全部まとめてくださった。
【More・・・】
報 道 名 調 査 日 支持率 不支率 共同通信(電話) 08/12/06-07 25.5% 61.3% 時事通信(面接) 08/11/07-10 38.8% 36.5% 朝日新聞(電話) 08/12/06-07 22% 64% 読売新聞(電話+面接) 08/12/06-07 20.9% 66.7% 毎日新聞(電話) 08/12/06-07 21% 58% 日経新聞(電話) 08/11/28-30 31% 62% N H K(電話) 08/12/05-07 25% 65% ANN報道ステーション(電話) 08/11/15-16 29.6% 46.8% NNN(電話) 08/11/07-09 43.7% 38.3% JNN(電話) 08/12/06-07 23.9% 75.2% 産経FNN(電話) 08/11/29-30 27.5% 58.3%
注)時事通信(面接)とNNN(電話)は11月初旬、ANN報道ステーション(電話)も11月中旬の支持率なので、他に比べて高くなっている。
これがネット調査だともっとひどい結果が出ている。
Yahoo!みんなの政治より
内閣支持率調査 2008年11月実施
調査期間 :2008年11月28日(金)~2008年12月1日(月)
調査方法 :ウェブ上でのアンケート
調査対象 :Yahoo!リサーチモニター(20歳以上の男女)
抽出条件 :インターネット人口の性別・年代に合わせて抽出
世代別構成比 :20代 - 20.2%、30代 - 26.1%、40代 - 21.9%、50代 - 18.0%、60代以上 - 13.8%
有効回答/回答率:1,011人(男性 - 53.9%、女性 - 46.1%)/38.2%あなたは麻生内閣を支持しますか、しませんか?
まあ、ここまで支持率が下がってたら、自民党の広告塔の日本偏向放送(NHK)といえども、捏造結果は出せないだろうね。自民党の御用新聞や広告塔は地団太踏んで悔しがっていることだろう。
しかしながら、一応は、
下は、『kimera25』の「産経花岡の記事は何だったのか」が指摘してくれた、花岡記者の記事全文だが、この記事には、注目すべき2つパラグラフがあるので、その部分を赤で示してみた。
【政論探求】政局の実態は「麻生ペース」 (産経新聞 2008.12.2 20:32)
政局の見方はほとほと難しい。「麻生vs小沢」の攻防戦は、いま、どちらに有利に展開しているのか。久々の党首会談では民主党の小沢一郎代表に軍配が上がったようだが、今後の政局を俯瞰(ふかん)すると、苦しくなるのは小沢氏のほうではないかと見る。
昨年の「大連立騒ぎ」以後、1年たっても「早期解散」に追い込めないのだ。臨時国会の対応は早期解散を引き出すための柔軟戦略から、再び強硬路線に転換せざるを得なかった。民主党内に「小沢神話」への失望感がじわっと広がりつつある。
解散を先送りして民主党を「兵糧攻め」にするのが、麻生首相の戦略だ。いったんは早期解散必至と見て、選挙準備に入った民主党の現場から、こうした生殺し状態がいつまでも続けば資金が底をつくと悲鳴が上がり始めた。
民主党は小泉政権下の「郵政総選挙」で惨敗しているため、ただでさえ公費の政党助成金が少ない。カネの面では、自民党のほうが優位にある。
政局が緊迫すると謀略がつきものだが、やはり出た。自民党の全国調査結果をまとめたもので、自民惨敗を示す数字が示されている。これがまことしやかに流れて、「民主圧勝説」が出回った。
実は、この調査結果は完全な偽物だった。自民党の調査では小数点以下2けたまでを出すデータはないのだが、信憑(しんぴよう)度を増そうとしてか、この調査ペーパーはそこまで念入りにしつらえられていた。
自民党はいま、各選挙区の調査結果をその選挙区の候補にしか提示していない。全国のデータを見ることができるのは、ごく一部の幹部に限られている。
メディア調査による内閣支持率は急落しているが、政党支持率では自民党が民主党を上回るケースも多い。麻生首相の放言、失言など一時的な「人気ダウン」に目を奪われると、政局展望を見誤ることになりかねない。
麻生首相が第2次補正予算案をこの臨時国会ではなく、1月早々に召集する通常国会に提出する方針を打ち出したことは何を意味するか。これによって、第2次補正予算案に続く来年度予算案、関連法案の成立まで、「60日規定による衆院再可決」を計算に入れて、来年5月連休明けごろまでの政治スケジュールが出来上がったのである。
表面的な見方とは裏腹に政局は「麻生ペース」で進んでいるとみていい。小沢氏に、この状況をひっくり返す秘策はあるか。(客員編集委員 花岡信昭)
関連記事:
『はなさんのポリログ』 延長なら1月29日まででどうか
まあ、花岡記者がこの記事を書いたのは、ちょうどいまから一週間前で、党首討論が終わって2,3日した頃だ。『新報道2001』で支持率が急落した悲惨な結果がでたあとで、あせってしまったのだろう。
まずは、注目バラグラフ1:「実は、この調査結果は完全な偽物だった。自民党の調査では小数点以下2けたまでを出すデータはないのだが、信憑(しんぴよう)度を増そうとしてか、この調査ペーパーはそこまで念入りにしつらえられていた。」
花岡氏のいう自民党のごく一部の幹部しか見られない調査結果というのが何を意味するのかわからないが、もし、その調査が偽物だとしたら、なぜ、自民党は、解散、総選挙をやらなかったのか。
それに、いくら三流新聞といっても、一応は、新聞記者なんだから、奥歯に物が挟まったような言い方はよくない。何をもってその調査が偽物だというのか、説明する義務があるはずだ。まあ、捏造記事だから、説明なんかできるはずないだろうが(笑)。
注目パラグラフ2:「メディア調査による内閣支持率は急落しているが、政党支持率では自民党が民主党を上回るケースも多い。麻生首相の放言、失言など一時的な「人気ダウン」に目を奪われると、政局展望を見誤ることになりかねない。」
「政党支持率では自民党が民主党を上回るケースも多い」という部分だが、実はこれも捏造だろう。よし、それを証明してやる!と意気揚々と調査結果を調べてみたのだが、驚くことにこれは、事実だった。
報 道 名 調 査 日 自民党支持率 民主党支持率 共同通信(電話) 08/12/06-07 28.9% 28.7% 時事通信(面接) 08/11/07-10 23.8% 14.3% 朝日新聞(電話) 08/12/06-07 27% 23% 読売新聞(電話+面接) 08/12/06-07 27.2% 28.2% 毎日新聞(電話) 08/12/06-07 23% 24% 日経新聞(電話) 08/11/28-30 33% 22% N H K(電話) 08/12/05-07 28.0% 23.7% ANN報道ステーション(電話) 08/11/15-16 39.0% 28.7% NNN(電話) 08/11/07-09 37.6% 23.0% JNN(電話) 08/12/06-07 28.7% 25.6% 産経FNN(電話) 08/11/29-30 26.7% 23.6%
注)時事通信(面接)とNNN(電話)は11月初旬、ANN報道ステーション(電話)も11月中旬の支持率。
年金紛失、改ざん問題、いまだにガソリン代に含まれる暫定税率、厚生労働省や国交省など官僚による税金の無駄遣い、汚染米問題をはじめとする農水省の汚職事件、後期高齢者医療制度の問題、麻生による給付金、雇用問題、経済政策の迷走など、問題は山済みで、何1つ解決したものはないにもかかわらず、いまだに民主党よりも自民党を支持する国民が多いということは、いったい何を意味するのだろうか。
まず考えられることは、日本人は変化を嫌う国民なので、自民党から民主党に政権が変わることに不安がある人が多いのではないだろうか。又、日本人は、非常に義理堅いので、自民党全盛期にお世話になった人は、いまだに自民党を支持しているのだろう。特に富裕層から中間層上部などに自民党から利益を与えられている人は多いのかもしれない。そういった人々は、首相は支持できなくても、党としての自民党は支持しているのではないかと思う。あとは、単に、もともとこれらのアンケートは、自民党を支持している人からの回答が多かったのではないかということだ。
しかし、最も注目するべきは、自民党を支持する人が前回に比べて、ほとんどのアンケートで減っていることだ。民主党の支持者も減っているところはあるが、自民党に比べたら、その減り方は少ない。
同じ文中にある「麻生首相の放言、失言など一時的な「人気ダウン」に目を奪われると、政局展望を見誤ることになりかねない。」という部分は、どうかな?麻生の暴言、失言がほんの一時的な「人気ダウン」だと信じていたら、とんでもないことになるだろうに。
花岡氏が指摘してくれたおかげで、わかったことだが、やはり、たとえ首相が不人気で支持率が激減したとしても、今ならまだ自民党にも勝ち目はあるのかもしれない。しかし、これが、来年の春や秋となる頃までには、自民党と民主党の支持率は逆転する可能性は十分あるだろう。麻生の後に続く後継者がいないということも解散を踏みとどまっている原因のひとつなのだろうが、ここは思い切りが肝心だ。
決断力に欠ける麻生太郎だが、いまこそ、最後の太郎の底力をみせて、これまでの屈辱を晴らすためにも解散、総選挙に打って出るべきだと思う。解散を先延ばしにすればするほど、票は逃げていき、自民党は散々な結果となることは目に見えている。それとも、なにか。麻生内閣は、森喜朗の歴代内閣最低支持率を更新するつもりなのか?(笑)
●毎日新聞 2008年12月8日
世論調査:歴代内閣の支持率◆毎日新聞調査による歴代内閣の発足時と退陣前の支持率(%)
支持率 支持率 不支持率 不支持率 内閣 発足時 退陣前 発足時 退陣前 吉田茂 55 38 14 35 鳩山一郎 35 34 14 33 石橋湛山 - - - - 岸信介 46 28 24 34 池田勇人 40 33 26 36 佐藤栄作 46 19 18 46 田中角栄 53 18 13 48 三木武夫 47 32 12 30 福田赳夫 27 25 38 29 大平正芳 27 21 24 46 鈴木善幸 38 16 21 35 中曽根康弘 39 30 31 30 竹下登 30 9 20 63 宇野宗佑 22 - 40 - 海部俊樹 31 36 27 24 宮沢喜一 31 18 22 49 細川護熙 75 74 9 12 羽田孜 43 - 23 - 村山富市 40 24 31 37 橋本龍太郎 59 27 16 41 小渕恵三 25 28 48 43 森喜朗 40 9 24 75 小泉純一郎 85 45 5 37 安倍晋三 67 29 16 58 福田康夫 57 25 25 52 麻生太郎 45 21 26 58
(※麻生内閣は発足時と12月の調査の比較)
(注)宇野、羽田の両内閣は在任中1回しか調査がなく、石橋内閣は在任中の調査がなかった。吉田内閣の発足時の数字は、第3次内閣のもの。
今から67年前の昨日、1941年12月8日に真珠湾攻撃が行われたのだった。
Attack on Pearl Harbor 真珠湾攻撃
この真珠湾攻撃と田母神論文について、大津留さんが貴重な意見を書き記してくださっている。
関連記事:
『大津留公彦のブログ2』 12月8日は絶対に忘れてはならない日です。
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http://www.imi.ne.jp/abc/opimion/new/pol/docs/sub1.html
ネット調査では他にもこんなのがありますけど、これも他の世論調査と支持率はたいして変わらないですね。
真似をしてgoogleのブログ内検索をトライしています。
実は私もあの替え歌を知った時は、同じようなことをやろうかなと思ったんですよ。考えることは一緒みたいですね(笑)。
保坂さんには、ぜひがんばっていただきたいですね。でも、石原Jr.には強力なおやじのコネがありますから、しぶといかもしれませんね。
ありがとうございます。
ふざけ半分のものを今
飯を喰らいながらUPしましたので
TBを送らせていただきますが
ばかばかしかったら削除してください。
保坂さんの浸透力がいまいち伸びません!
少し強めに押しましょう!
やはり石原一族は強い!
では
午後の仕事に突入します。
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自民の苦労は国民の”冷笑”、箱庭党争より雇用確保!がんばれ野党
【クライマーズハイ】群馬県警、弊社を家宅捜索を報じた記者が国政へ 宮崎岳志さん
【麻生政権】支持率急落に「非常に厳しい数字だと思っています。」⇒ならば早急に選挙で国民に信を問うべきだ!
TV・新聞・ネットニュース・バラエティ番組すべてに偏向が見られ
情報源がTV・新聞しかない一般層は
自民公明民主との大連立、または政権交代に誘導されようとしています。
党首討論、ぶら下がり取材も丁寧に説明しているところや
マジメな発言はほとんど放送されません。
自民、民主どちらが有利かといえば
間違いなくマスコミを掌握している民主でしょう。
しかし「創価学会に動かされている」
という意見がネットを中心に広がっています。