Magic Jokerの目移り生活

バルト9の目の前にあるイシバシ楽器で新製品のnord pianoを試奏してみました。タッチも音もいいじゃないの！昔からnordキーボードはエレピやクラビネットの音は素晴らしかったけど、今回はピアノの音が凄くいい！ピアノを作っていないメーカーのデジタルピアノとかって、ピアノ音色単体だとゴリゴリしすぎてうるさく感じることがあるのですけど、これは非常にナチュラルです。しかもダンパーペダルを勢いよく踏んだり離したりするとダンパーが上下するノイズが出るなんていう芸の細かさまで！なんかこの際ビンテージキーボードなんてやめてオルガンもシンセもエレピもピアノも全部nordキーボードで揃えたくなってきました。赤い外観も素敵だしね！もちろんRhodesとかのエレピ音色もグレードアップしています。鍵盤から指を離したときの「んぐるっ」っていうノイズとか、凄いリアルで本物を弾いてるみたい！天板面も面積が大きくなったからエフェクターとか置くのに便利ですね！まあ財政面や置き場所とかを考えるとガマンなんですけどね(苦笑)。

さて、そんな寄り道をしたらいよいよ本題の映画について。

今回は、前作よりもさらに「ドラマの2時間スペシャル」な感じのストーリー展開なのですけど、映像の豪華さったらありません。一流ブランドの最新アイテムがこれでもか、これでもかとわんこそば状態で、全編ファッションショー状態！そしてアブダビ(一部撮影はモロッコ)のリゾートのパラダイス感！これは是非劇場で観ましょう。

で、キャリーとビッグが結婚して2年経ったところからストーリーは始まるのですが…ん～、よくキャリーと2年も結婚生活を送れているもんだ、としょっぱなからビッグ氏に感心しきり。オシャレでキラキラな日々を送りたいキャリーの気持ちも分からんでもないけど、そうじゃない時間も大切だよね、結婚には…。前半のキャリーとビッグ2人のシーンには「いつ爆発するか」という不穏な空気が立ちこめていて、なかなかスリリングです。サマンサはドラマ版や前作以上にお下劣(笑)。この生々しすぎるビッチっぷり、最高です！個人的にはシャーロット派なんですけどね。

この映画、セリフがとっても聞き取りやすいから、字幕はあんまり見ずに鑑賞できました。「きっと字幕にはし切れないだろうなぁ」という小ネタが台詞にはいっぱい入ってて、くっだらないダジャレみたいのも多いんですけど楽しめます。ドラマ版からこのシリーズ独特の台詞回しがどうも好きです。

まだまだ沢山の人が観に来ている映画なのでネタバレを避けるために感想はあっさりとしか書けないのが歯がゆいですが、男女のいろんな問題について楽しみながら色々考えさせられますね。自分を省みて、「キャリーみたいに地に足のついていなくて子供っぽいところがまだまだあるなぁ。ビッグみたいな包容力や力強さが欲しいものだ」…とか。女性だけでなくて、男性も観た方がいいぞ、この映画♪とりあえず、見たらアブダビに行きたくなるのは確実です。隣の席の女の子が行ったことがある人らしくて、やたら「あれ懐かしぃ～！」とか言ってるのが羨ましかった(笑)。

全然違う話ですが…。

今日おうちに連れ戻したお気に入りのテレキャスター・コピーモデル。メタリック・ブルー(フェンダーのレイク・プラシッド・ブルーというよりギブソンがフライングVに施してたメタリックブルーに近い、明るい色合い)が綺麗じゃないですか!?ブリッジの後ろの丸い物体は、弦を巻き取って音程を上げる「Bベンダー」という装置。「ジミー・ペイジが好きなんで…」で、ご興味をお持ちの方には説明充分でしょうかね。ツェッペリンの1977年以降とザ・ファーム時代に使ってたテレキャスターと同じ仕様なんです。色は違いますけどね～。ではまた！