2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS 全世界株式インデックス 海外先進国と新興国株式にまとめて投資できるインデックスファンドが登場

CATEGORYeMAXIS
地球儀

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとするeMAXIS 全世界株式インデックスが2010年7月20日に設定されます。

 [最終更新日:2022年6月7日 大幅に情報を追加しました。] 


eMAXIS 全世界株式インデックス 日本を除く海外先進国株式と新興国株式に1本で投資できるインデックスファンドが初登場

 三菱UFJ投信、「eMAXIS 全世界株式インデックス」を7月20日設定 | ロイター

三菱UFJ投信は「eMAXIS 全世界株式インデックス」を7月20日に自己設定する。
同ファンドは「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)」と連動する投資成果を目指す。



 『eMAXIS 全世界株式インデックス』の設定について | 三菱UFJ投信 (PDF)

この度、三菱UFJ投信はeMAXIS 専用サイト(http://maxis.muam.jp/)にて実施した「eMAXIS ファンド追加アンケート」の最終結果に基づき、新たに『eMAXIS 全世界株式インデックス』を設定いたします。

個人投資家の希望通りのファンドを設定する三菱UFJ投信には大変好感が持てます。


 
eMAXIS 全世界株式インデックスの基本情報

eMAXIS 全世界株式インデックスは、eMAXISインデックスシリーズに2010年7月20日に追加されます。
信託報酬などの基本情報は以下の通りです。

  • ファンド名: eMAXIS 全世界株式インデックス

  • 購入時手数料: なし(ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.60%(税抜)

  • 信託財産留保額: なし

  • 設定日: 2010年7月20日

  • 決算: 1月26日

  • ベンチマーク: MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)

  • 運用会社: 三菱UFJ投信

  • 当初取扱会社: SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、ジャパンネット銀行


 [2022.06.07追記] 
 現在は、eMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%(税抜))よりはるかに信託報酬が低いeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬0.104%以内(税抜))が登場しています。
eMAXIS 全世界株式インデックスと同じ2つのマザーファンドに投資しているため、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を選択すべきです。
また、eMAXIS 全世界株式インデックスとeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のどちらもベンチマークは配当込み指数に変更されています。



eMAXIS 全世界株式インデックスの投資対象

eMAXIS 全世界株式インデックスの投資対象を確認します。

運用は主に「外国株式インデックスマザーファンド」ならびに「新興国株式インデックスマザーファンド」への投資を通じて、日本を除く先進国および新興国の株式に実質的に投資を行うファミリーファンド方式により行います。

とのこと。
新規マザーファンドに投資するわけではなく、既存のeMAXIS先進国株式インデックス+eMAXIS新興国株式インデックスの各マザーファンドをMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)での比率に合わせて1本で投資します。

信託報酬は0.60%(税抜)とのことで、eMAXIS先進国株式インデックスやeMAXIS新興国株式インデックスと同一の信託報酬です。

世界の全資本の概ね相似形を保有したい国際分散投資派としては、日本以外の海外株式クラスはこれ1つで済むので大変魅力的です。
先進国と新興国の比率もそれ自体世界成長と共に自動的に変化するところも大きなメリットです。

ただ、このコストだと、現在私が投資しているCMAM外国株式インデックスe(信託報酬0.50%(税抜)) + eMAXIS新興国株式インデックス(信託報酬0.60%(税抜))の組み合わせの方が低コストとなるのがちょっと惜しいです。

数年前と違って、投資家にはいい投資環境になりました。
世の中に跋扈する毎月分配型やらのぼったくり投信と違って、投資家目線に立ったファンドを設定する三菱UFJ投信には今後も大いに期待したいです。



関連記事

 [2011.12.29追記] eMAXIS全世界株式インデックスの実質コストは約0.76%でした。
 STAM、eMAXIS、CMAM、Funds-i 実質コスト比較表 (2011年11月更新版)

 [2012.04.21追記]
 eMAXIS全世界株式インデックスの実質コストは約0.74%に低下しました。
 STAM、eMAXIS、CMAM、Funds-i 実質コスト比較 (2012年3月更新)

 [2013.05.22追記]
 eMAXIS全世界株式インデックス 先進国と新興国比率の確認
関連記事

COMMENTS

2Comments

There are no comments yet.

矢向

No title

そういえば、外国株について、CMAMeシリーズ+新興国株eMAXISを利用していました。


これは悩みますね~。

ただ、管理を一元化するか、、、それとも、できるだけ安く・・・に走るかカ~


一円でも報酬が安いほうって感じですかね

kenz

>矢向さん
 > そういえば、外国株について、CMAMeシリーズ+新興国株eMAXISを利用していました。
 私もです。たいした手間/管理ではないんで、今のところは上の2つで継続予定です。
 
 > 一円でも報酬が安いほうって感じですかね
 まさにその通りです。コストにこだわるしかリターンを上げるためにやることがないですよね。

eMAXIS 新興国債券インデックスが個人投資家アンケートの結果に答え新規設定
PREV
NEXT
ジャパンネット銀行で本日よりeMAXIS全シリーズ取扱開始(2)