2019/1/13に開催された毎年年初の恒例イベントである「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2018」に参加してまいりました。
今回は12回目の開催です。
今年は3連休の中日の日曜日の開催ということもあり、各地から多くの方が来場したようです。
投票は昨年11月までに行われましたが、昨年新設されたファンドもあり大きく順位が変動しました。あり、順位の変動は起きると思っておりました。
開催場所:きゅりあん(品川区総合区民会館)小ホールでした。
第三部 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018今回は順位発表から書いちゃう。
今年は、
eMAXIS Slimシリーズの検討が目立ってたと思います。
昨年13位だったものが1位になったり、逆に1位だった楽天・全世界株式インデックス・ファンドが順位を9位に下げたりと激変がありました。
やはり、低コストや資産残高増加による還元などで大きく動いたものと考えます。また
米国株投資も目立ってました。
そういえば
お歌もアメリカがど~たらではやってたって。関係ないか。
また、コモンズやセゾン、ひふみなどのActiveファンドも票を獲得していました。
20~11位 順位 | ファンド名 | 運用会社 |
同20 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド 【愛称】雪だるま(全世界株式) | SBI アセットマネジメント |
同20 | コモンズ30ファンド | コモンズ投信 |
19 | 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド | 農林中金全共連アセットマネジメント |
18 | eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 三菱UFJ国際投信 |
17 | iFree S&P500インデックス | 大和証券投資信託委託 |
16 | VYM(ETF) | バンガード |
15 | 結い 2101 | 鎌倉投信 |
14 | VTI(ETF) | バンガード |
13 | eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信 |
12 | 野村つみたて外国株投信 | 野村アセットマネジメント |
11 | ひふみ投信 | レオス・キャピタルワークス |
10~6位 順位 | ファンド名 | 運用会社 | 投票人数 | ポイント | 備考 |
第10位 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 三菱UFJ国際投信(株) | 14 | 34 | 初 |
第9位 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 23 | 46 | 前回1位 |
第8位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信(株) | 26 | 49 | 初 |
第7位 | VT(ETF) | バンガード | 17 | 53 | 昨年9位 |
第6位 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | レオス・キャピタルワークス | 23 | 67 | 昨年11位 |
5~1位 順位 | ファンド名 | 運用会社 | 投票人数 | ポイント | 備考 |
第5位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 三菱UFJ国際投信 | 26 | 68 | 昨年も5位 |
第4位 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 37 | 86 | 昨年3位 |
第3位
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際投信(株) | 40 | 103 | 初 2018/10/31新設 |
第2位
| <購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド | ニッセイアセットマネジメント | 43 | 127 | 昨年2位 |
第1位
| eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信(株) | 66 | 177 | 昨年13位 |
3位 三菱UFJ国際投信(株) サカイさんのコメント
ネット証券の営業と戦略をしてる。Slimシリーズはローンチされて2年で11本、880億まで育った。
20本のうちSlimシリーズが6本も入り打率でいえば3割。もっとがんばりたい。
いずれslimシリーズは普通過ぎて殿堂入りしたい。
2位 ニッセイアセットマネジメント 上原さんの熱いコメント
昨年次を目指す目標ができたと言った。
2013の登場からコンセプトは変わってなくぶれてない。
残高が増えたら信託報酬を下げる。販売手数料も、受託銀行の手数料も含めてだ。
昨年夏に1000億超えて下げた。
今年度はFOYをねらってといううわさもあったがそうではない。
コストは信託報酬だけでない。監査法人の報酬引き下げ(ほかの運用会社いるが手の内をw)
組み入れを売って買う売買執行コストなど、あとベンチマークの使用料。
かかわってるコスト削減をを率先してやっていく。
1位 三菱UFJ国際投信(株) しろたさんの熱いコメント2018に1位をいただけるありがたさと同時に責任を感じてる。
業界で金額3800億(2017年は1000億)の4倍動いた。
バンガードのように国内の投資家のサービスレベルこえたい。
姿勢としてブロガーミーティングは継続する、インデックス コストなど会社へのチェックの場ととらえる。
抱負
eMAIS slim受益者還元報酬をいれて、残高500億こえると下げる。
2019年はいくつか500億を超える。
信頼をえられるようにがんばる。
第一部
ブロガーの「rennyさん」、「セロンさん」の司会進行によりすすめられました。
・リーマンショックから10年
詳細は
公式サイトに掲載済みです。
第二部
みんなの【声】を聞いてみよう!個人投資家が注目ファンドに寄せる「熱いコメント」一挙紹介!!!
カン・チュンドさん、竹川美奈子さんによる司会進行で進められました。
外国株式、国内、バランス型部門等でそれぞれのファンドに対する熱いコメントが紹介された。
・全世界株式部門(MSCI AWCI 含む日本、FTSE)
1.楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
一本で全世界に投資でき小型含めた最も効率よくコストや乖離しないこと、気軽に投資できるのは素晴らしい。楽天経済圏にはまってる。
2.VT(ETF)
リスク資産の大黒柱、信託報酬が安いのにさらに引き下げて投資家に還元。
3.SBI・全世界株式インデックス・ファンド【愛称】雪だるま(全世界株式)
ほったらかしにできるトップクラス。総コストをさげることはできると信じてる 実質0.15%
4.eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2018年10月31日に設定でFOYにぎりぎりセーフ。
お勧めするならこれ。日本含む全世界株式に投資。実質コストは不明だが三菱の熱意を感じる。
ETFでない現物運用にこだわりコストが安い。
FTSEは大方中型小型をカバーしクウエートを含むか含まないかの差がある。
FTSE 48カ国
MSCI AWCI47カ国
・バランス運用
1.eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)
全世界をどのバランスで持つのがいいか、バランスファンドを持つことで株式の割合を増やすのはいいよ思う。
※今日のカンさんすべりがち。
・アクティブファンド
セゾン投資の達人、2007年3月設定
ファンドオブファンズでコストは高いけど信念をもった姿勢がいい。
アクティブも買ってみたかった、販売会社増やしてる、郵便局、ネットなど直販以外で買える。
・全世界株式部門(MSCI AWCI 除く日本)
1.野村つみたて外国株投信
実質コスト安い。派手さはないが堅実に続けられる。ノムさんの安定運用はまさに送りバント。いぶし銀。
2.eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
安いし、日本を除く選択は正しい、分散投資できるファンドに注目。
・外国株式部門(MSCI KOKUKSA)
1.<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
最長の運用機関と規模をもつ、レポートがまだモノクロなんです。そこがいい。
外国株式ははこれ一本で勝負する。運営実績に応じて還元するなど、他ファンドに与えた影響も大きい。
2.たわらノーロード先進国株式
iDeCoで唯一良心的だった。扱いが大きい 都銀のネットコースであつかってる。
3.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
カンさん これだけでETFと比較しても負けない。昔ステートストリートで1%,手数料2%もかかってた。
竹川さん え、ノーロードでかったよ。1%きったのってすごい。
上限儲けるなど、つみたてNISAの破壊力はすごい。
・海外米国株部門
昨年、すごく増えたカテゴリ。
1.iFree S&P500インデックス
投信でS&P500が買えることはおおきい つみっぷで投資家の声が出たからできた。
SP500実質利回りがいい。
竹川さん 月次レポートのつくりがかわいい。
カンさん リートも入ってる。
2.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
VTIとひ比較してもS&P500というわかりやすい指数。SBIのセレクトプランなど期待が大きい。これがほしかった。
3.楽天全米VTI
VTIのCRSP米国総合指数で約3000銘柄に投資。
全米に投資できやすい。
投資信託100円からかえて敷居が低い。
4.VTI(ETF)
経費0.04の低コスト、全米すべて安く投資できる。長期的な資産形成にはむいてる。
・アクティブ
1.農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
厳選した30銘柄に投資。過去一年の運用が良かった。投資する会社を厳選してる。運用報告会もよい。
SBIのiDeCoなどしぼってる。
・日本株式部門(TOPIX)
1.<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
TOPIXで最安値、シンプル。
2.eMAXIS Slim TOPIXインデックス
文句なしの低コスト。今後も低コストつづく。
・アクティブ
3.ひふみ
キャッシュ比率を変えたり、海外比率も11%など。運用者が見える発信。
ただ上場延期、インデックスを上回る運用できず残念。
規模が大きくなりいろいろな意味で注目
何が変わって何が変わってないか見極めること、すべての受益者にあらためて問いたい。
4.ひふみぷらす
販売会社が直販以外で買えるようにしたもの。
5.鎌倉投信 結2101
下落相場で検討。受益者といっしょに発展。
・バランス型部門
1.<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
日本と海外の株式、債券に投資。
いまいち人気は低いが安い。
2.eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
8資産に均等に投資 REITも含まれる。一番低コストでこれでよい。
投資を一本で済ませるならこれでよい。二の足踏んでたのを後押ししてくれた。初心者にお勧め。
3.セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
VTに投資するも影が薄くなったが先駆者として評価。
ちゃんと分散されて、安くなって株式のみよりリスクを抑えられいい。
安心して買い付けられる。社長の信念がいい。
案内表示がおしゃれ
スタッフの方、お疲れさまでした。
今年も、QUICK Money Worldの取材が入ったり、抽選会などのお楽しみ企画もありました。
また、
楽天投信投資顧問の代表取締役の東様ともお話しする機会もありました。
あるちょっとこともできればいいなあ的なことも話しておきました。それは楽天カードで積み立て投資できるけど
楽天銀行カードもできたらうれしいなあ的な。
前向きに検討しますと。おおありがたい。
また、私がメインに投資しているニッセイアセットマネジメントの上原さんともお話しする機会もあり、やはりこういったイベントならではのつながりですね。
ゲーム大会では素晴らしい
絵本をいただきました。
その他、全国から集合された個人投資家の方々ともお話ししました。
関西からはおなじみとなったメンバー、北海道などから幅広く参加されていました。
懇親会の実行委員のみなさま、ありがとうございました。
以上