こんなきもちのいい日には(2011/2/27)
2011/2/27 正午過ぎ。晴れ。気温16度。
2月とは思えない暖かさ、そしていい天気。
こんな日には、窓を開けて、テレビもCDプレーヤーも切って過ごす。
部屋の中の音を止めて、外の音に意識を向ける。
喧騒、というほどのものでもないけれど、車の行きかう音、鳥のさえずりなどが聞こえてくる。
それを聞きながら過ごす時間が好き。
なぜか、落ち着く。
ふとした瞬間に車の音が途切れることがある。静かすぎてすこし不安になるくらい静かな時間が流れる。
そんな時間も好き。
外を歩いていて、イヤホンなどで何かを聞きながら歩いている人をよく見かける。
電車の中でもそう。
いつもの道、いつもの電車ならまあよい。
でも、旅先でもそれはどうかと思う。
なぜ、自分のまわりの音を遮断してしまうのか。ノイズのような音でも、その場所の記憶の一部のはずなのに。
見る、ということも同じ。
新幹線とかで、家族旅行中と思われる子供がずっとゲームやってるの見ると悲しくなる。
なんで外を見ないんだろう。
移動中の風景も、旅行の思い出の一部だろうに。
私自身は、イヤホンつけて歩くことはあまりしないし、電車の中では特に何かやるわけでもなく外を眺めていることが多い。
その瞬間、その場所でしか聞けない音、見えない風景を逃したくないから。
何もない、と他人は言うかもしれないけど、
意識して見れば見えるものがある。意識して聞けば聞こえるものがある。そう思うから。
テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記