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2010.10.28

10/27 高橋はるみ知事がメシ食べている時間は生命と安全を守る責務の一環なのかね

子育てをちゃんとやっていたらこんなこと言えないだろう。

イクメン知事にチクリ、ママ知事の高橋さん

仕事を抜け出して育児の作業をやってまた仕事に戻るとか、やっていないと不自然だ。すべてを公務に捧げるなんて、高橋北海道知事が子育てをしていた時代の保育環境からは、子育てを夫が全面的に担ったか、誰かに押しつけたかしか考えられない(今でも新宿区の繁華街でもなければ同じ)。

また、24時間国民の生命と安全を守る責務などという言葉を安易に使い、公務員の特殊性をやたら強調する人には眉唾をつけて聞いた方がいい。公私混同の第一歩でもある。メシ食べたり、うんこしたり、そういう私的な時間は何なんだと聞いてみたい。一見禁欲主義的に見えながら絶対にできやしないきれい事を言うのは、偽善であり、嘘である。
24時間国民の生命と安全を守る責務などと言って育児休業を認めないなら、もっと私的な友達づきあいなんか知事である限り絶対にするな。無所属で立候補しているのに特定政党の支援などと私的な政治信条の吐露のために集会なんかに出るな。そう思う。

公選職の公務員も、役に立つ仕事をしてもらえればいいのであって、それと両立できれば育児に時間を使ったって何したっていい。その人が必要なときに必要な職務をしてもらえればそれでいい。

そういう意味ではむやみに登庁しないのにいろんなことをしている石原東京都知事はまともだと思う。

イクメン知事にチクリ、ママ知事の高橋さん
記者会見に臨む高橋はるみ・北海道知事(札幌市中央区で)=伊藤紘二撮影
 広島県知事が育児休暇を取得すると発言したことについて、北海道の高橋はるみ知事は28日の定例記者会見で、「疑問なしとは言えない。知事には24時間、道民の生命、安全を守る責務があり、そもそも育休、休暇という概念はない」と語り、疑問を呈した。

 広島県の湯崎英彦知事は19日の記者会見で、第三子誕生後1か月間、子供の送り迎えなどで「時間単位で休暇を取っていきたい」と発言。

 これに対し、大阪府の橋下徹知事が「休みたくても休めないのが現状。首長は最後に育休を取るべきだ」と批判していた。

 高橋知事は「橋下知事の意見に賛成だ」とも語り、首長の育休論争に“参戦”した格好だ。

 ただ、長男(28)と次男(24)を子育てしながら働いた経験がある高橋知事は、育休自体については「大変重要な道政課題だ。育児休業を取りやすい社会、経済環境にするのが不可欠だ」と強調した。

(2010年10月28日18時23分 読売新聞)

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