中国、韓国との関係改善のムードについて
このところ、微妙な話が立て続けに出ていたので、一応。
【韓国】朴大統領、韓日関係改善意志を確実に見せた
http://alfalfalfa.com/archives/7470937.html
「朴大統領、韓日関係改善意志を確実に見せた」
http://japanese.joins.com/article/924/188924.html
韓国については、日韓関係の外交の失敗が韓国全体の政治的低調に直結しているというのは内外から指摘されるところで、韓国内の事情で勝手に騒いで勝手に失点しているだけという側面もあるので日本としてはあまり揺れ動く必要すら感じないわけですね。経済面でも文化面でも韓国と協調することの意義が日本側には乏しい以上、粛々とデカップリングすればそれで済む話であって、いままでどおり「ドアは開いている」とかいいながら涼しい顔で対応すればいいんじゃないかと思います。
そういえば、野田佳彦元首相が興味深い記事を掲載しておりました。解説するまでもないと思いますので、ご関心のある向きはぜひご一読戴ければと。個人的には野田さんと安住さんのコンビは民主党的にもっと良いタイミングで投入できていればもう少し違った貢献のできた人なんじゃないかと思うところなのですが。
日韓関係について
http://blogos.com/article/92645/
一方、日中関係についてはあんまり一筋縄ではいかない状況なのは間違いないようで。FACTAではどこぞの通信社か全国紙の相応のクラスと思しき御仁が福田康夫元首相の担がれ風見鶏を揶揄しており、それはそれで言いすぎなのではないかと感じているところではあるんですが。っていうか、いまの中国で日本との信頼できる情報交換ルートを持てるセットがあまりないので、使えるものは何でも使おうというのは当然かと思うんですけれど。
foresightでも先月興味深い短い原稿が上がっていました。
安倍 vs. 習「実力勝負」外交
http://facta.co.jp/article/201409037.html
「周永康=大トラ」退治で完成に近づく習近平の「新四人組」粛清
http://www.fsight.jp/28354
中韓どちらも国内情勢の合わせ鏡で外交的に日本を槍玉に挙げるアプローチの失敗、変更が企図されているのでしょうが… ちょっと言いたいことあるけど別件入ってしまったのでこの辺で。
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