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2010.02.24

そろそろ「何とか男子」とかって表現、ダルいからやめようぜ

 今度は水道男子らしいぜ。

「水筒男子」の次は「水道男子」!? 彼らが水道水を飲む“節約以外の理由”
http://diamond.jp/series/zoomup/10007/

 たくさんある日々の消費の中から、一点だけ切り取って「いま若者では何とかがブーム」と煽るのって何なんだよ、と思う。そこに消費行動上の哲学とか大きなムーブメントがあるとかなら話は分かるけれども。エコとかも考えながら、節約してる奴が増えてる(かもしれない)ってだけの話だろ。

 対義語としては、「若者の何とか離れ」と一緒じゃないかと。消費行動のメインストリームから外れて、停滞期から衰退期に入った産業がでかい声を立てて文化の危機を騒ぐ系の。バイク離れとか。元から憧れてもない商品が昔からの需要の延長線上から消えたから年寄りが騒いでるんだろうけど、離れてるんじゃなくて最初から乗ってねえんだよ。

 きっとそのうち、若者の自販機離れとか、若者のコンビニ離れとか言い始めるぜ。


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Comments

ん?ハゲ男子?(笑)

ん?ハゲ男子?(笑)

若者(とされる)世代の人口比率は減少してるのに
過去の黄金期レベルの売り上げと比較して、~離れだ
何だと騒いでるだけじゃないのかと。

金がないから倹約と小さな幸せに価値を見出してるだけなのになぁ。
まぁ、金があっても貯金するけど。

若者のβ方式ビデオ離れ
若者のX68000離れ
若者のレーザーディスク離れ
若者のセガハード離れ

不況による不安感から来る、「何かに寄り添いたい」感を持つ若者と、
不況の中で無理矢理何かを売り出したい市場のニーズが合致した結果では?
「○○男子」とか「○○ガール」とかって。
そういう「外部からのレッテル」を貼られることで安心する若者(購買層)が存在するんですよ。
問題は、売る側のセンスの無さだけの問題じゃないと思います。
「安心できるレッテル」を与える事で、それに飛びつく若者を誘導しているんですよ。おそらくね。

不況による不安感から来る、「何かに寄り添いたい」感を持つ若者と、
不況の中で無理矢理何かを売り出したい市場のニーズが合致した結果では?
「○○男子」とか「○○ガール」とかって。
そういう「外部からのレッテル」を貼られることで安心する若者(購買層)が存在するんですよ。
問題は、売る側のセンスの無さだけの問題じゃないと思います。
「安心できるレッテル」を与える事で、それに飛びつく若者を誘導しているんですよ。おそらくね。

何かと鬱憤が溜まる一方のご時世にも関わらず
今は河原者や穢多非人は叩けないし存在もしないことになっているし、
オタクは既に叩き尽くして食傷気味の感があるし
アニメコンテンツ関係で割とお得意様なので
死ぬまで徹底的に苛め抜くのは得策ではないし、
女性は腫れ物扱いで触らぬ神に祟り無しで、
結果、男を弄って嘲笑うくらいしかやれることないんですよね。

みかんさん例え古すぎ(*^-^)

若者の若者離れ、の時代やで、すでに。

「薄毛男子に朗報!」ってコピーで育毛剤売れ

広告業界やマーケティング関連自体が
超効率パクリ仕事でやっつけすぎ。
全員仕分けしちまえ。
とか言ってみる。

広告業界やマーケティング関連自体が
超効率パクリ仕事でやっつけすぎ。
全員仕分けしちまえ。
とか言ってみる。

パパ男子w

つかむしろ煽り手のほうがもろもろ環境悪化で余裕ない感じだよ。まあ堅気仕事してるわれわれはあんたらほど切羽詰まってないしまあ落ち着けよと。
関係ないけど安心・安全(ゼロリスク)とかも叫ぶだけなのやめてほしい。

ブームは作る物、と思っている方々の仕込みだから
最短でも今年の流行語大賞が決まるまでは言い続けるんじゃなかろうか?
 
誰も使わなくてもナー。

もう自分は男子って年じゃないし
何男子が出てこようが
まるごと関係ないなぁ
と思ったら少し寂しくなった

もう自分は男子って年じゃないし
何男子が出てこようが
まるごと関係ないなぁ
と思ったら少し寂しくなった

68系列に言及したコメントと、その次のコメントには類似性を感じました。

絶対番地の80系のが判りやすく、自由度が有るけど判りづらい68系は負けた(実はアーキテクチャじゃ無くて、セールス方面の優劣かもしれませんがね)。

レッテル貼れば判りやすい…、自分の居所、相手の位置を把握しやすい。そういうところに流れやすい・・・

そんな類似性をw

むしろ俺の若者離れのほうが深刻だ。まだ20代なのに。

ネタのないマスコミが言葉を消費しているだけ

水道男子という『「レッテル」を貼られることで安心する若者(購買層)』なんてものが本当に存在するなら、見てみたいとちょっと思った。

次は何が来るんだろうねえ。
「若者のインターネット離れ」とか「若者の携帯離れ」とか「若者の若者文化離れ」とか…

逆に「若者の演歌離れ」とか「若者の盆栽離れ」とか
「いやそれ明らかに最初からくっついてねえだろw」的な突っ込みを巻き起こすような「離れ」を言い出すかも知れない。

最近のヅラ離れは深刻だそうですね。

若者の火炎瓶離れや学園紛争離れ、カルト宗教離れUFO離れなども深刻だそうですね。

髪の毛離れ

乱発しすぎて、もう何の効果も期待できないんじゃないかなぁ。
コピーを作る側の発想が貧困なのかね。

「森にいそうな女の子」森ガール
「森で首を吊りそうな男の子」樹海男子

これからは「買わない男子」の時代

そもそも若者の~という若者じゃない中高年世代の若者批評というのはまったくもって合理性を感じない。
若者は若者でそれなりの合理性をもって生きているだけで、年上の連中にこきへつらいながら人生生きてる訳じゃない。だからいくらレッテルを貼って安心したって、本当のところは若くないとその理屈を知るには努力が必要になるんだと思う。

そもそも若者の~という若者じゃない中高年世代の若者批評というのはまったくもって合理性を感じない。
若者は若者でそれなりの合理性をもって生きているだけで、年上の連中にこきへつらいながら人生生きてる訳じゃない。だからいくらレッテルを貼って安心したって、本当のところは若くないとその理屈を知るには努力が必要になるんだと思う。

そもそも若者の~という若者じゃない中高年世代の若者批評というのはまったくもって合理性を感じない。
若者は若者でそれなりの合理性をもって生きているだけで、年上の連中にこきへつらいながら人生生きてる訳じゃない。だからいくらレッテルを貼って安心したって、本当のところは若くないとその理屈を知るには努力が必要になるんだと思う。

若者の「~離れ」離れw

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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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