あたっく系 |
---|
シューティング 兵どもが夢の跡 |
ProfileK-HEX
★pixiv直行便 ★finetune K-HEXのオススメ Born Slippy (underworld) ★なかのひと NewEntriesRecentCommentsRecentTrackback |
シューティング千夜一夜 ~第123夜~ ギャロップ2007年03月06日(火)03:06
123夜。 今回は兼ねてからリクエストが多かった アイレムの「ギャロップ」です。 やっぱ好きな人多いんだなぁ。 **************************** レーシングの要素を融合した、横スクロールシューティング「ギャロップ」。 自機はR-11と呼ばれており、実は「R-TYPE」の系譜として扱われている作品に数えられているそうです。 全5ステージ。2周目有り。 デバイスは8方向レバー+2ボタン。 この中で変わっているのがレバー操作です。 上下移動は普通に行うのですが、左右移動が変わっています。 このゲームは「レーシング」の要素を取り入れており、右に倒す事で自機を加速、左に倒す事で逆に自機を減速させることができます。 加速によってクリアタイムを縮める事ができますが、逆に早くスクロールする分、敵を避けるのが難しくなります。 よって、状況によってスクロールを制御する必要があります。 ボタンに関して言うと、1つのボタンはバルカンショット。 パワーアップで3連装まで射出されます。 連射はオートではなく、手連射で行います。 サブショットを持っている場合は、メインショットと共に射出します。 もう一つのボタンはロックオンレーザー。 ロックオンレーザーは自動的に自機を狙い撃つ特性のある武器で、パワーアップする事で3本まで同時発射する事ができます。 ロックオンレーザーは画面下にあるLASERゲージがある時に発射でき、発射する事でゲージがみるみると減っていきます。 ゲージは時間で回復する他、Lアイテムを取得する事でも伸ばせます。 このレーザー、自機を加速させる事で、威力を上げる事ができます。 これも場所によっては非常に使い勝手のいい箇所があるので、知っていて損はありません。 また、ロックオンレーザー射出中はショットを撃つ事ができませんが、サブウェポンを射出することは可能なので、サブウェポンを持っている場合は活用しましょう。 ショット・ロックオンレーザーはPマークを取る事で強化されます。 メインショットと共に射出されるサブウェポンは3種類。 Mマークを取る事で発射する事ができます。 青・・・正面にミサイルを発射。 赤・・・斜め下方向にナパームボムを発射。 黄・・・地形を這うミサイルを大量に発射。 ただし、何かしらの地形に当たるとサブウェポンを失ってしまうので(カバーが取れるエフェクト有り)、注意が必要です。 このゲームにおいては、単純に地形にぶつかるだけでは、サブウェポンを失うだけでミスにはなりません。 敵や敵の発射する弾に触れるか、もしくはスクロールによって画面端と地形の間に挟まれるとミスになります。 なお、2面の排水に潰されてもミスにはなりません(減速するだけ)。 **************************** これまであったシューティングの中に、レーシングの要素を取り入れた、アイレムの意欲作の一つとして数えられるシューティング「ギャロップ」。 その独特の世界感は非常に密度の濃いものとして語り継がれています。 ゲームとしては他に無いようなゲームを作ろうとする意気込みが伺えます。 何といっても、レースの要素を取り入れて、そのステージのボスを倒すためのタイムアタックができる点が面白いですね。 特にタイムが遅れたところでクリアに支障は無いのですが、クリアボーナスにかかわってくるので、ある意味重要といえそうです。 加速減速の動作は攻略を立てる上でも非常に重要になってきます。 加速させることで、ステージタイムを縮めてクリアボーナスを大量に取得する事ができる事、そしてレーザーの威力を強める事ができるので、対ボス戦では特に威力を発揮してくれるでしょう。 かと言って、加速ばかりだと障害物がある場所やザコ敵が大量に出現する場所では非常に苦戦するので、時々減速しながら対処するという戦略性が生まれてきます。 慣れてくると壊せる障害物をロックオンレーザーで壊しながら、自機を加速させて突っ切るなど、非常に爽快感のあるプレイが展開できるようになります。 特に1、2面の柔らかい壁を一度にロックオンレーザーやショットで壊しながら高速で駆け抜けるという疾走感は、ギャロップならではのものです。 ゲームとしての発想はかなり良い部類だと思います。 **************************** しかし、どうもこのゲームは一般受けしていないゲームのように思います。 リリース当時は出回りの面でも良くて、比較的色々なゲーセンで見かける事のあった当ゲームではありますが、やり込んでいる人は本当に少なかったように見えました。 少なくとも自分のよく行ってたゲーセンではそこまで人付きは良くなかった方です。 個人的にその原因として考えられるのは、独特の操作性によって伴う難易度の高さではないかと思います。 ギャロップならではの難易度の高さというか。 速度は特に早くなくてもいいのですが、不用意に前に入れるとスクロール速度が変わったりして、なかなか敵が避けられない事が多いです。 前半面こそ敵が柔らかくて問題は無いものの、高次面になると速度の上げ下げをきちんと使い分けないとなりません。 前半面こそ難易度が低く設定されてあるゲームですが、後半面は過去のアイレムゲーにならって難しく、パターンの構築が必要不可欠になってきます。 4面~5面あたりは、抜け方が決まっている箇所が本当に多くて、それこそやり抜くには半端で無いほどの根気が必要不可欠になります。 4面なんかはまさにパズルです。 そのためか、一般のゲーマーにはなかなか受け入れられない点も多かったのではないかと予測されます。 非常に秀逸な着眼点だったにもかかわらず、それを生かせなかったゲームの一つと言えるのではないかと思うのです(前回紹介したブレイゾンと似たような習性みたいな…)。 個人的にとても難易度が高すぎると感じたのは3面ボス。 中間地点の難所とも言うべき場所ですね。 ここに登場するボスは真っ二つに分かれるボスで、道が2つに分かれると同時にボスが分裂して攻撃するという、とても面白いギミックを持ったポイントです。 上下に分かれた道を進みながら、分裂したボスの攻撃を交わして、合体したところに攻撃を叩き込む事になります。 「ギャロップ」の特性を生かした非常に面白いボスではあるのですが、ここの難易度が死ぬほど高く、前半面の難易度の低さなど吹き飛ぶほどのキツさ。 ギャロップにおけるヤマ場と言っても過言ではないでしょう。 ↓かなり難易度の高い3ボス いきなりの難易度の上昇ぶりに戸惑った方も多いのではないでしょうか。 とにかく間違った動きをするとミス確定で、狭い地形の中、上下に放たれる砲台の攻撃を避けながら、本体の攻撃もきっちり避けないとなりません。 本当にここは地獄のような難しさで、加速も迂闊に使えないというキツさがあります。 多くの人はここで挫折している人が多いように思えます(過去、ゲーメストでも事細かに攻略している点でも、その難しさが伺えるというもの)。 自分も一時期は3ボスで投げ出しそうになったほどです。 もちろん、ここから先はもっと地獄で、ポイントポイントごとに難所があるといった感じです。 4~5面は、前半面のヌルさなど、どこにもありません。 硬派のアイレムらしさを存分に見せつけてくれることでしょう。 **************************** 個人的に思った事ですが、レーシングの要素は、実はあくまでおまけ程度のもので、どちらかというと、特殊な操作性を持った自機を操ってミスしないように進むゲームのように思えます。 イライラ棒チックなシューティングという感じで、人によっては根気が続かずに投げ出す方も多いかもしれません。 それだけに、結局はマイナーなゲームの一つと数えられてしまいがちです(検索でもあまり引っ掛からないですし)。 もちろん、自機のスピードを任意に変える事で生まれる攻略というのもありますが、もうちょっと練りこめばすごいゲームになる資質がありそうなだけに、ちょっと勿体無い気もするゲームに見えてくるのです。 **************************** その代わりと言ってはなんですが、グラフィックがすごく良く書き込まれています。 一目見ただけで、アイレムだとわかる、その独特のメカの書き込み。 錆びた鉄の色合いに加えて、さくっとした爆発はまさにアイレム。 背景のダークさも渋さ炸裂。 この世界感は実に秀逸という他ありません。 あと音楽もスピードにノリノリになれる曲でいいですね。 3面の音楽やサンダーブラスターみたいな雰囲気の4面の曲は聞き応えがあります。 **************************** ここまでグラフィックなどの素材がいいだけに、ゲーム性においてはやや残念な評価になってしまうのが惜しいところです。 しかしラスボスってどうやって倒すんだろ。 何べんやっても勝てなかったなぁ。 <おまけ> ↓エロ単語を入力して怒られたところ コメント⊿と別視点で描かれたもう一つの『バイドの種子事件』2007年03月06日(火)05:03 GALLOP! #EnzsK2p2 URL 編集
このゲームは小学生のときにボウリング場での待ち時間の間にやりこんでました。
その後ゲーム雑誌の付録についてきたR・TYPEⅢの資料でこのゲームがR・TYPEシリーズであることを知って驚いた記憶があります。 この作品は加速と減速をうまく使い分けてトラップを避ける面白さとシューティングの爽快感が程よくミックスされて、それなりに出来がよい方だっただけに一般受けしなかったのが悔やまれますね。 それと公式サイトによると、この作品とR・TYPE⊿はストーリー上、同じ事件を扱ったものだそうですw http://www.irem.co.jp/official/r/j/history/index.html 疾風魔法以下略
どうもです。都筑てんがです。
相変わらずゲーセンで「幼!女!」の日々です。でも今日は寝込み中。 …。 ……。 ………。 疾風魔法大作戦は、このタイムアタックのシステムを無理に取り入れようとしてコケたのかなぁ…と思ってみる今日この頃です。 ギャロップは2面を越せた記憶が無い…。 シューティングとレース系タイムアタックは相性が悪いのか…。 隠されたRの系譜2007年03月07日(水)03:35 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>GALLOP!さん
おお、そんな時代背景があったとは。 R-11って、民営化された武装警察の車両だったんですね。 未来は駐車違反だけでは済まされないってかw トラップを加速減速使い分けて進むゲーム性は面白かったんですが、当たり判定がやや大きくて、すぐに敵にぶつかってしまうんですよねー。 単発の弾でも侮れないというか。 >都筑てんがさん 幼女はどうでしょうw 思えば、疾風魔法大作戦もレーシングシューティングにあたるわけなのですが、無闇に融合しても、高いゲーム性が得られる訳では無いという点では、ギャロップと似たような空気を感じます。 コースが分かれてたら、ゲーム性も変わってきたかもしれないですね。 ビギナーコースはチュートリアル込みとか。 >芸夢人さん 絵はアイレムらしくていい感じなんですけどねー。 クセがある分、プレイする人を選ぶゲームになっちゃってるという事でしょうか。 惜しい。 そして『スカルファング』へ……
あとFC版『マクロス』とk(
当事は2面の滝に押しつぶされた挙句に敵機に体当りされてやめた記憶。 ちょっとコンティニューごり押ししてみました。 ラスボス(1周目)はこんな感じだと思う。 最終復活地点から: ミサイル3種は真中→上の順で取る (戦車のレーザーを避ける際に真中を取らされない様にする為) ミサイル戦車を潰したら上下のスイッチを両方破壊した方がアイテムを取れ易いのでそのように。 (多分アイテムちゃんと取りきれて居ないと時間切れになるかも) 前座: 画面中央下に位置。 後は焼くなり煮るなり。 でも時間がそう有る訳でもないのでボス登場時にレーザーのチャージが満タンになる程度には レーザーも使ってそれなりに効率よく潰す。 ボス: 復活砲台は幾らでも復活するので適当に。 その奥の上下に付いている横方向に速射弾を撃って来る如何にもなクリスタルを2つ共潰すと シャッターが開くと同時にコアからも横方向に速射弾を撃ってくるので 復活砲台を適当に潰しつつ、シャッターのタイミングを見計らって レバー前倒し(前に押し続けてもシャッター手前までしか自機は行けないので大丈夫) でレーザーを撃つのを何度か繰り返せば屠れる……筈。 レーザーが切れると復活砲台が怖いので無理せずショットで復活砲台潰してチャージ。 片側の砲台を潰す→一寸置く→レーザーで(逆側の復活砲台兼)コアに打ち込む→以下繰り返し 時間掛けすぎると時間切れでボスに潰されるので適当に効率よく。 2周目は敵が固くて1面すら越せませんでした。 図体が大きいんだから壁以外にも敵機の体当たり位もアーマーで弾けても良かったのに…… >『疾風魔法大作戦』 こちらがボスで足止め食らっている時に横をすり抜けていくライバル見て殺意が湧き出た思い出しかないです 今やりたいゲームのひとつ2007年03月08日(木)02:02 メガ炉どん #- URL 編集
自分もあまりやりませんでした。RタイプⅡに愛を注いでいたこともあるでしょうけど。あの渋いメタリック色は後期アイレムの伝統色でしたね。しかしやりたい。
いや「幼女」じゃないですよ。 スピードスター2007年03月10日(土)01:45 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>Aunnoikiさん
コンティニューしないと、後半面は本当にやってられないほどの難しさですね。 覚えてはミス、覚えてはミスって感じで。 ラスボスは手前の中ボスも難しく、ちゃんとしたパターンにしないと超えられないキツさがありますな。 やはりラスボスは加速レーザーで倒さないといけないんですね。あれはシャッターがすぐに閉まるから、通常のショットだといつまでたっても倒せないような感じですから… でも加速するタイミングがなかなか難しいですね。 復活砲台がちょっとやばい。 >メガ炉どんさん R-TYPEIIによく似たゲームですが、血色は全然違うゲームでしたな。 アイレム色は存分に見せ付けてくれてますが、好みを選ぶゲームではあります。 今ではゲーセンに行ってもなかなか見かけないでしょうね。 幼女もだけどw ギャロギャロギャロッピ2007年03月12日(月)14:57 Lib #mQop/nM. URL 編集
ども出席番号16番、好きな一面ボスはドプケラドプス。こんにちわLibです。
嵐のような花粉攻撃と仕事量に死んでおりました(その場復帰)。ようやく立ち直ったのはいいが、山のように積まれたゲーム。カラスもトリガーもまだやってないんですよ。 とりあえず現実逃避にロープレでも(おい) http://sinri.net/n/srrpg.htm 閑話休題。 >ギャロップ アイレムの味のあるドットと加速による死と稼ごうとして調子乗って死んだ記憶しかないー。つか、アイレムメモリアルでないかなぁ 最強の石川県警2011年06月15日(水)00:03 MSI #- URL 編集
何気にコンティニュー画面の演出がどストライクなゲームですね。
自機のデカさはさておき、スピード感と爽快感のあるゲームでした。 自分が某所へアップしたプレイ動画の中で最も再生数が多い作品だったりします。 流石Rの系譜は伊達じゃないと思いました。 3ボスをあっさり倒したせいで凶悪さがさっぱり伝わってこない代物ですけどもw 元動画をムービーメーカーへ直接編集したものをそのまま投稿というエンコ殺しな仕様になってるので、 更なる高画質高fpsで再アップしたいと思うものの、 元のデータが消えてるうえに再プレイの時間がなかなかとれないのが現実なわけでして。 自らの腕前はともかくとして、全く知らない人が少しでもこのゲームについて知ってもらえたらと思うと、 やっぱり嬉しいものだったりします。 ちなみにラスボス戦はスクロールアウトを応用して倒してました。 でかいのに速い2011年06月18日(土)04:00 K-HEX #MItfUjoc URL 編集
>MSIさん
ドデカイ自機が速いスピードで、しかもレーザーが最大3本もぶっ放せるわけですから、とにかく派手派手感が高めですね。破壊の爽快感も、かなり高めだと思います。 >プレイ動画 一応拝見させていただきました。 とにかくパターン化が結構しっかりしているので、見応えがあると思います。 4面の難所をナパームで乗り切る所に感心した次第です。 コメントの投稿トラックバックhttp://khex.blog42.fc2.com/tb.php/370-d3a2bb13 |
Calender
Categories
Archives
Links |
Powered By FC2. Designed By Seedleaf.