音無は無事消える事が出来るんだろうか?(Angel Beats! 第12話レビュー)
EPISODE.12「Knockin'on heaven's door」
★★★★★
増え続ける無数の影を天使が全力で殲滅していく中、音無・日向・直井も戦う事を決意する。
影のあまりの多さに一瞬怯んだ彼等であったが、野田・大山・TK・藤巻・松下五段・椎名といった戦線メンバーの参戦もあり、影との総力戦を繰り広げていくのであった。
一方その頃、ゆりは、NPCを影に変え自分達に襲い掛からせている神様気取りの何者かを突き止めるため、ギルド深くを目指し歩を進めていた。
そして、なんとかオールドギルドまで辿り着いたゆりであったが、突如襲いかかってきた影に飲み込まれてしまうのであった…。
(公式サイト「あらすじ&次回予告」より抜粋)
影を作り出すようにプログラミングしたのは、音無と同じように記憶を失ってあの世界に迷い込んだ人間との事。
彼はあの世界で恋をしたものの、その相手は何らかの理由で消えてしまった訳だ。
彼は自分と同じように辛い思いをする人間が現れないよう、世界に愛が生まれる事があればバグとして消去するようなプログラムを編み出した。
同時に、恋におちた相手ともう一度再会出来る事を願い、ひたすら待ち続けた。
だが最終的に彼は正気を保つ事が出来なくなり、自らNPCになってしまった――――
おそらくプログラムの製作者は既にあの世界には存在しないのだろう。
自ら消える選択もあっただろうに、恋におちた相手への未練がそれを許さなかった。
成仏してしまえば、彼女の事を覚えていられる可能性は万に一つも無いと思ったからだろう。
最終的にNPCへと堕ち、自らの人生をも肯定できずに逝った彼は、本当に幸せと言えたのだろうか・・・?
ゆりと謎の青年の問答は、理解出来るまでにちょっと時間を要したけれど、自分的な見解は上記の通りです。
謎の青年の言葉を信じるならば、今回のバグが発生した要因は「音無が迷い込んだ事」によるのかな。
「誰かの為に生き、報われた人生を送った者」は、あの世界の他の人間に比べ少々おせっかい焼きなのかもしれない。
だからこそ、そこに愛が生まれる可能性もあるって訳なんだろうか?
うーむ・・・考えれば考えるほどドツボにハマりそうなのは自分だけか?
ユイと日向みたいに、音無フラグ無しでも愛が芽生えるケースだってあるだろうにね。
それともあれは愛とは呼べない?
そもそも音無があの世界に迷い込まなければ、SSSメンバーは無機質に天使との戦いをずっと繰り返し、いずれは消える運命だったのだろうか?
そうなれば、あの世界にはあまりに救いが無さすぎるような・・・
あぁ駄目だ、頭を使えば使うほど訳の分からない文章になっていく。
兎も角、バグを消去するプログラムはゆりによって全て破壊された訳だ。
一時はダークサイドに堕ちるかとも思ったけど、やはりメインヒロイン、最後はきちっと魅せてくれました。
や、今回はゆりの格好良い部分から可愛い部分まで、大盤振舞してくれました。
これまでの散々な汚名を返上する気満々ですな、スタッフは。
そして次回は卒業式か。
どんな締め方をするのかは想像もつかないけど、展開によっては涙が止まらなくなる可能性もありますね。
願わくばNPCと化してしまった高松くんもフォローしてあげてほしいです。EDの一枚絵にまだいるんだから、望み消えた訳じゃない!
SSSメンバー全員が満足して逝けなければ嘘ってもんです。
そうそう、ダイエット成功の松下五段はマジで想定外の出来事でしたw
真剣に腹筋が崩壊するかと思ったぜ・・・山篭りの成果は伊達じゃない!!(関係ないってば)
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