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天体のメソッド 第6話「本当の友達」感想

心に温泉湧いた。
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柚季がいじらくて可愛いですぞー。
前回の仲直りから何事もなかったように乃々香と接せられるほど、柚季は子どもじゃないんですよね。

泣きじゃくって謝ったことは照れくさいし、ビンタや悪口などの酷い事をしちゃった自責の念から、面と向かうとまだ少しぎこちなさが残る友達との関係。こういう所がリアルでいいなぁと。


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ぺちっと。

乃々香の「本気を出したら不公平でしょ」の、何が不公平なの?という話。

不公平の理由を言ってくれないので、ん?と引っ掛かる。
そらめそは、こういうの多いよね。
考えさせられるのがもどかしく思う反面、直接表現をしないところは日本的で良いなぁと自分は思います。

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不公平なのは、柚季を叩いても乃々香は痛くならないからだと思います。

柚季が「ずっと心に残って消えないの。乃々香に酷い事して」と謝っている通り、叩いた柚季も気に病んでずっと心を痛めていたんですよね。
叩かれた乃々香はもちろん、叩いた柚季も痛かったということ。

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で、いま乃々香が叩いても柚季が痛いだけで、乃々香の心は痛くならない(こう書くと乃々香さんが非情に思えるなw)

だから不公平。
それを言葉で口にしないのが、"とっても、とーっても"なんですよね。


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また、ゲームコーナーでの1シーン「120kgfのパンチと200kgfのパンチ」が良いフックとなって、身体的ダメージの不公平さを演出する妙。巧い。


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そして、優しくぺちっと叩かれた頬は温泉よりも温かいというね。

こういう心にじんわり広がる温かさは、ホントたまりません。





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今回は汐音の話へシフトする移行回でもありました。

汐音が円盤の写真を撮り続けているのは、7年前の事を忘れないため。
「今日も変化なし」は、"自分はあの頃のままの気持ちで変化はない"と自分に言い聞かせてる様に聞こえます。忘れたくても忘れられないのだけど、それを再確認する行為だなと。

なので、円盤に縛られているのは柚季よりも汐音の方だと思います。

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乃々香が戻ってきて、ノエルとも友達になった今の汐音に「今日も変化なし」なワケないんですよね。

汐音が友達と思いたくないだけで、ノエルとはもう友達。
確実に変化はあって、そんな変わりつつある汐音がこれからどうやって乃々香との溝を埋めるのか楽しみです。

 
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2014-11-14 00:14 | カテゴリ:天体のメソッド
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