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のんのんびより 第12話「また春が来た」感想

草花調べるの、童心に帰ったみたいでわくわくしました。
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イカ墨かた焼きそばにチョコレートハンバーグ、爆弾おにぎり、めんつゆジュース、ホットケーキ風お好み焼き(蜂蜜味)
ほたるんの愛が試される・・・!

・・・コマちゃんはやっぱりおままごとから始めた方が。。
それともあれか、コマちゃんの成長は身長と同じで、どこかの時点で止まっちゃってるんだろうか←酷


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2人のデートで一番好みだったシーンは牛が出てくる所です。
『のんのんびより』と言えば牛でしょう←あらいぐまでしょ?←たぬきですよ

あとホットケーキ爆弾の後、上から下へ降ってきた「のんのんびより」の文字が、ほたるんのリバースを示唆するものではないと祈りたいですw



さて、今回のサブタイトルが「また春が来た」ということで、春の訪れを感じさせる描写が随所で見られました。なので、本編へ登場してきた野草や花なんかに少し着目してみたいと思います。

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まず、越谷兄がモシャってた草「カタバミ」
春頃から咲き始める多年草で、花言葉は「輝く心」「喜び」

多年草というのは、"一度種を撒いてから育つと何年も枯れない"という所からそう呼ばれています。『のんのんびより』という作品もそうあって欲しい、という思いが伝わってくるようですね。


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道端に咲いていた白い野花は、おそらく「ミヤマカタバミ」
葉は特徴的なハート型。花言葉はカタバミ同様「喜び」のほかに、「母親の優しさ」「決してあなたを捨てません」
最終回まで見届けてくれた視聴者へのメッセージでしょうか。見ているだけで心が和む温かい花だなと。


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ゼンマイは「秘めたる若さ」「夢想」
大人や都会を夢想したっていいじゃない、夢を持つのはいいことだ。秘めたる若さをコマちゃんに持たせる所が、何ともニクい演出?w
小鞠と蛍のピクニックで近くに栽培されていたのは「葉の花」でしょうか。花言葉は「快活な愛」「小さな幸せ」「元気いっぱい」など。


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蓬(よもぎ)の花言葉は、「平穏」「決して離れない」
アニメは今回で終わってしまいましたが、これからもずっと平穏な日々が続くんでしょうね。最終回を迎えても決して離れない、離れたくないという視聴者やスタッフの想いを代弁している野草だったかと。


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タンポポの花言葉は「別離」
それでも今回でお別れなんですよね。タンポポはその他にも「真心の愛」「飾り気のなさ」といった意味もあります。自分は『のんのんびより』の飾り気のなさが好きでした。


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れんげは「私の幸福」「心が和らぐ」「私の苦しみを和らげる」
野原一面に咲くれんげの花。作品全体を振り返ってみて、れんちょんの一挙一動には心を癒されっぱなしでした。れんげの花は最終回の喪失感を和らげるヒーリング効果があるとかないとか。


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桜の花言葉は色々ありますが、独り立ちなど。
「私を忘れないで」という意味もあるようで、別れの季節を連想させる桜はやはりグッと来るものがあります。



以上、春の訪れや最終回の別れを感じさせる草花たちでした。
意味ありげな草花たちが登場してきたのは、最終話絵コンテの川面監督の意向だったのでしょうね。花以外にも、縁起物のカメなど出ていましたね。思えば自分は川面監督の絵コンテ回(第1話、第4話、最終話)がツボでした。


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最終回を迎えてもそこで終わりではなくて。
花が再び咲き誇るように、いつかまたどこかで咲く日がやってくる。何年、何ヶ月か後に新しくこの作品の事を知った視聴者の中で、とかね。作品はずっと続いていくのだと思っています。

のんびりのびのびと。
のんのん日和でのどかのどか。

ありがとうございました!

 
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