こんばんは、昨日の夜から偏頭痛にやられてダウンしていたKappaです。
仕事行く時に薬やって飲んで、持ち直して今はピンピンしてますが何か?
ジャイキリ8巻感想です。
・表紙がカッコいい!
7巻がカンナーズ、8巻がETUという表紙の組み合わせで、並べると見事に向かい合っている図となります。
こういう2ヶ月連続発売で、なおかつ遊び心のある表紙はいい!…コレで8巻で決着してたらもっとカッコいいんだけどなぁ…(笑
・窪田という逸材
ダルファーがそのポテンシャルを見い出してFWにコンバートした窪田、彼の視点での7巻最後のゴールシーンから始まります。
達海も後述で「誤算だった」や「肝を冷やした」という窪田、洞察力や状況判断の良さが武器であり、加えてゴールを決めた瞬間の最高な気分を味わえるからサッカーはやめられないという「サッカーを楽しむ」という気持ちを持ち合わせている選手です。
恐らくは今回のガンナーズ戦を使って、椿とライバル的な感じで書いていると思います。年齢も一緒で、将来の日本代表を支える逸材として…
・調子に乗るダルファー、不敵な笑いを浮かべる達海
前半自分達のペースだったことからご機嫌で調子に乗っているダルファー、一方で多少の誤算はあれども自分の策通りに事が運んでいて、尚且つ相手が気付いていないコトにニヤリと不敵な笑いを浮かべる達海。
一方、ETUロッカールームでは黒田が杉江に自分達がやられたせいで…と悔しさを吐き出し、ソレが元で緑川さん含めDF陣の意思が同じ方向=自分達の責任だ、後半何とかしなくてはというものになります。
一方、バラバラながら負ける気がしないと強気のガンナーズのロッカールーム。
ダルファーが激を飛ばしているものの、達海が以前言っていた「チームが同じ方向を向いていない」状態なのが気にかかるトコです。
・ああ見えて実は現役時代ストライカー
ゴメン、吹いた(笑)何がって今よりすんげぇスマートなんだもんw
あと、頭部とかw
・この試合を面白がれるかどうか…
達海は「この試合を面白がれるかどうか」と試合開始前に言い、そしてお前ら楽しそうじゃないとハーフタイムで言っている。
そしてもしこの2点差から逆転できたら、誰もが「面白い!」と楽しめると。
つまり、選手も監督も観客も楽しめる状況を、GIANT KILLINGを起こす!と言っているわけです。
そのための布石は既に打たれ、相手はソレに気付いていない状況で、それを活かせば2点差をひっくり返して逆転するぐらい簡単だとも言ってます。
そして杉江が黒田のハッパで目を覚まし…いよいよ後半です。
・旧サポと現サポ
旧サポの面々の田沼と、現サポのリーダー羽田、願いは同じ筈なのに「応援する意味」が違う言う羽田。
ETUの試合をいつの間にか見に行かなくなった羽田に対するメッセージ、彼らがソレに気付くことができるのか。そして、彼らと羽田の関係は?
そして「どんな時でもチームを見捨てたりはしない」とまで言った羽田、今シーズン終わった時の状況次第では達海を認め、シーズン開幕前の発言の謝罪をするのか?しなかったら筋が通らないし、どんな結果が出ても認めないとすると、信念ナシに応援していたとして結局筋が通らない。
彼の行動、田沼達の行動も今後の楽しみの一つです。
あと、サポの「逆転してやろうぜ!」っていう気持ち、選手達に一番持って欲しい気持ちを彼らが叫んでいるのが実に頼もしい。
・手応えを感じている選手達
前半やられた1回以外は抑えれている=何度も勝負しているのに自分のほうが勝っていて、相手がイライラしてきていると段々楽しくなってきた黒田。
杉江も気合入って当たり負けせずに粘り強いDFを見せ、ジーノも本領発揮で演技をやめて鋭いパスを出し始める。
そんな中、一人悩む夏木がブレーキとなっています。
FWとして自分のエゴか、チームプレーかで悩む夏木ですが、撃たないFWなんて全く怖くありません。
そして悩みの原因を作ったのは達海で、その期待で歯車が狂った夏木を「自分の責任」と達海は言ってしまう。
今回のガンナーズ戦では達海の読み違いが多く、決して万能ではないこともアピールしていたといえます。
だからこそ、ソレを超えた時にとてつもなく面白くなると達海も言っているわけですがね。
・FWとしての「決心」
迷わないこと、自らが絶対決めると信じて撃つ者、試合を決める点数を獲る者、チームのボールをゴールに打ち込むのがFWの仕事、そんな覚悟を夏木に持ってほしい、持てると思ったからこそ達海が言った台詞で、パスが来ないことや時々嫌そうな顔をすることなんぞ気にするなと言いたかったのでしょう。
でも結局この言葉が原因(つか、夏樹の変態っぷりが原因)で夏木が変に考えてしまって逆に撃てなくなってしまった。
達海の失敗はそこで、交代までさせてしまおうかと思わせるほどでした。
そんな中、赤崎は五輪代表の相手サイドバックを突破すれば自分にもチャンスがあると発奮し、見事に抜いて作り出したチャンスも夏木が潰してしまいます。
サポの子供も「夏木らしくない」というブレーキっぷりで、ダルファーも何か勘付き始めて危険な匂いがしてきましたわ。
・椿、覚醒!
スタミナが落ちても調子付いて止まらない窪田の突破を止めたのは椿で、達海、ダルファー、ブランの3人の監督がその動きに目を奪われる。
9回失敗しても1回のプレーで全ての観衆の度肝を抜く椿のプレーが炸裂!そして、ETUの新たな攻撃パターンに村越も信頼を寄せ「行け椿!お前の足見せつけてやれ」と送り出す。
村越も既に椿のプレーに魅了された人達の一人なのでしょう。
窪田が驚く才能、豊富なスタミナと強烈なスピードを持つ椿は正にお互いに「凄い」と思える存在となったでしょう。
不機嫌そうにボクのおかげと言うジーノが笑える…これこそが達海の仕掛けていた罠で、ジーノを不機嫌にしてまで平賀のスタミナを走って削った効果がここで発揮されます。
・夏木、覚醒!
悩んでいた男が、達海の「大事なのはお前らが、この試合を面白がれるかどうかだって」という言葉で迷いを振り切ります。
そして、エゴイスティックなFWとしてのシュートは相手のDFの恐怖心を生み出し、それに引き付けられたDFの隙を突いて赤崎が得点!夏木が「チームの一員として」相手のDFを引き付けたからこそ、自分の仕事をしたからこそ生まれたゴール!
そして、自分に出来る仕事は貪欲なまでにゴールを狙い続けることと自覚し、それしかできないんだからしっかりやれとジーノにも言われ(笑)気持ちを新たに試合に臨みます。
・窪田、交代
ダルファーが自分のチームのために「動くべき時に動く」を実践してきました。
窪田の交代、杉江も「次はやられないが」と思いつつ、認めていました。
そしてこれこそが達海の思惑の1つで、攻撃的なガンナーズをセカンドボールを拾うセンスで支える窪田を引っ込めるための策として杉江をぶつけた…窪田の好調は予想外だったが、それがプラスにも働いて早く引っ込めさせることが出来た。
これこそ、自分の想定外だが「これだからサッカーはやめられない」って瞬間なのでしょう。全てが自分の想像通りに進んだら面白くない、と。
そして、この交代から試合はさらに加速していきます…次巻以降ですが(笑
9巻は1月発売予定!待ちきれないぞ!!!!!!!!
そしてガンナーズ決着編&椿のルーツ編その1が入る予定と…このストーリー、地味に好きなので楽しみです!
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仕事行く時に薬
ジャイキリ8巻感想です。
・表紙がカッコいい!
7巻がカンナーズ、8巻がETUという表紙の組み合わせで、並べると見事に向かい合っている図となります。
こういう2ヶ月連続発売で、なおかつ遊び心のある表紙はいい!…コレで8巻で決着してたらもっとカッコいいんだけどなぁ…(笑
・窪田という逸材
ダルファーがそのポテンシャルを見い出してFWにコンバートした窪田、彼の視点での7巻最後のゴールシーンから始まります。
達海も後述で「誤算だった」や「肝を冷やした」という窪田、洞察力や状況判断の良さが武器であり、加えてゴールを決めた瞬間の最高な気分を味わえるからサッカーはやめられないという「サッカーを楽しむ」という気持ちを持ち合わせている選手です。
恐らくは今回のガンナーズ戦を使って、椿とライバル的な感じで書いていると思います。年齢も一緒で、将来の日本代表を支える逸材として…
・調子に乗るダルファー、不敵な笑いを浮かべる達海
前半自分達のペースだったことからご機嫌で調子に乗っているダルファー、一方で多少の誤算はあれども自分の策通りに事が運んでいて、尚且つ相手が気付いていないコトにニヤリと不敵な笑いを浮かべる達海。
一方、ETUロッカールームでは黒田が杉江に自分達がやられたせいで…と悔しさを吐き出し、ソレが元で緑川さん含めDF陣の意思が同じ方向=自分達の責任だ、後半何とかしなくてはというものになります。
一方、バラバラながら負ける気がしないと強気のガンナーズのロッカールーム。
ダルファーが激を飛ばしているものの、達海が以前言っていた「チームが同じ方向を向いていない」状態なのが気にかかるトコです。
・ああ見えて実は現役時代ストライカー
ゴメン、吹いた(笑)何がって今よりすんげぇスマートなんだもんw
あと、頭部とかw
・この試合を面白がれるかどうか…
達海は「この試合を面白がれるかどうか」と試合開始前に言い、そしてお前ら楽しそうじゃないとハーフタイムで言っている。
そしてもしこの2点差から逆転できたら、誰もが「面白い!」と楽しめると。
つまり、選手も監督も観客も楽しめる状況を、GIANT KILLINGを起こす!と言っているわけです。
そのための布石は既に打たれ、相手はソレに気付いていない状況で、それを活かせば2点差をひっくり返して逆転するぐらい簡単だとも言ってます。
そして杉江が黒田のハッパで目を覚まし…いよいよ後半です。
・旧サポと現サポ
旧サポの面々の田沼と、現サポのリーダー羽田、願いは同じ筈なのに「応援する意味」が違う言う羽田。
ETUの試合をいつの間にか見に行かなくなった羽田に対するメッセージ、彼らがソレに気付くことができるのか。そして、彼らと羽田の関係は?
そして「どんな時でもチームを見捨てたりはしない」とまで言った羽田、今シーズン終わった時の状況次第では達海を認め、シーズン開幕前の発言の謝罪をするのか?しなかったら筋が通らないし、どんな結果が出ても認めないとすると、信念ナシに応援していたとして結局筋が通らない。
彼の行動、田沼達の行動も今後の楽しみの一つです。
あと、サポの「逆転してやろうぜ!」っていう気持ち、選手達に一番持って欲しい気持ちを彼らが叫んでいるのが実に頼もしい。
・手応えを感じている選手達
前半やられた1回以外は抑えれている=何度も勝負しているのに自分のほうが勝っていて、相手がイライラしてきていると段々楽しくなってきた黒田。
杉江も気合入って当たり負けせずに粘り強いDFを見せ、ジーノも本領発揮で演技をやめて鋭いパスを出し始める。
そんな中、一人悩む夏木がブレーキとなっています。
FWとして自分のエゴか、チームプレーかで悩む夏木ですが、撃たないFWなんて全く怖くありません。
そして悩みの原因を作ったのは達海で、その期待で歯車が狂った夏木を「自分の責任」と達海は言ってしまう。
今回のガンナーズ戦では達海の読み違いが多く、決して万能ではないこともアピールしていたといえます。
だからこそ、ソレを超えた時にとてつもなく面白くなると達海も言っているわけですがね。
・FWとしての「決心」
迷わないこと、自らが絶対決めると信じて撃つ者、試合を決める点数を獲る者、チームのボールをゴールに打ち込むのがFWの仕事、そんな覚悟を夏木に持ってほしい、持てると思ったからこそ達海が言った台詞で、パスが来ないことや時々嫌そうな顔をすることなんぞ気にするなと言いたかったのでしょう。
でも結局この言葉が原因(つか、夏樹の変態っぷりが原因)で夏木が変に考えてしまって逆に撃てなくなってしまった。
達海の失敗はそこで、交代までさせてしまおうかと思わせるほどでした。
そんな中、赤崎は五輪代表の相手サイドバックを突破すれば自分にもチャンスがあると発奮し、見事に抜いて作り出したチャンスも夏木が潰してしまいます。
サポの子供も「夏木らしくない」というブレーキっぷりで、ダルファーも何か勘付き始めて危険な匂いがしてきましたわ。
・椿、覚醒!
スタミナが落ちても調子付いて止まらない窪田の突破を止めたのは椿で、達海、ダルファー、ブランの3人の監督がその動きに目を奪われる。
9回失敗しても1回のプレーで全ての観衆の度肝を抜く椿のプレーが炸裂!そして、ETUの新たな攻撃パターンに村越も信頼を寄せ「行け椿!お前の足見せつけてやれ」と送り出す。
村越も既に椿のプレーに魅了された人達の一人なのでしょう。
窪田が驚く才能、豊富なスタミナと強烈なスピードを持つ椿は正にお互いに「凄い」と思える存在となったでしょう。
不機嫌そうにボクのおかげと言うジーノが笑える…これこそが達海の仕掛けていた罠で、ジーノを不機嫌にしてまで平賀のスタミナを走って削った効果がここで発揮されます。
・夏木、覚醒!
悩んでいた男が、達海の「大事なのはお前らが、この試合を面白がれるかどうかだって」という言葉で迷いを振り切ります。
そして、エゴイスティックなFWとしてのシュートは相手のDFの恐怖心を生み出し、それに引き付けられたDFの隙を突いて赤崎が得点!夏木が「チームの一員として」相手のDFを引き付けたからこそ、自分の仕事をしたからこそ生まれたゴール!
そして、自分に出来る仕事は貪欲なまでにゴールを狙い続けることと自覚し、それしかできないんだからしっかりやれとジーノにも言われ(笑)気持ちを新たに試合に臨みます。
・窪田、交代
ダルファーが自分のチームのために「動くべき時に動く」を実践してきました。
窪田の交代、杉江も「次はやられないが」と思いつつ、認めていました。
そしてこれこそが達海の思惑の1つで、攻撃的なガンナーズをセカンドボールを拾うセンスで支える窪田を引っ込めるための策として杉江をぶつけた…窪田の好調は予想外だったが、それがプラスにも働いて早く引っ込めさせることが出来た。
これこそ、自分の想定外だが「これだからサッカーはやめられない」って瞬間なのでしょう。全てが自分の想像通りに進んだら面白くない、と。
そして、この交代から試合はさらに加速していきます…次巻以降ですが(笑
9巻は1月発売予定!待ちきれないぞ!!!!!!!!
そしてガンナーズ決着編&椿のルーツ編その1が入る予定と…このストーリー、地味に好きなので楽しみです!
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