こんばんは、ヘタレ度MAXのkappaです。
今日はマンガ家さんとアシスタントさんと1巻と他2冊買ってきました。
こういうバカ作品は好きです。癒されます。
それでは本題、ジャイキリ7巻感想です。
今連載されているサッカー漫画の中で一番面白い作品で、自分が買っているコミックの中でもベスト3に入る面白さを持っている作品、GIANT KILLING。
サッカー観戦をしたことのある人なら味わったことがあるであろう大物食い、地方の弱小チームや決して本命でない弱小クラブが常勝チームを打ち破る醍醐味であるGIANT KILLING(日本で言うと下克上?)を扱った作品。
達海監督率いるETUという降格争い常連の弱小クラブが強くなっていく過程を描いた作品です。
7巻感想、強豪である大阪ガンナーズとの対戦の前編(のハズ)を扱っています。
・珍しく試合前に対策を立てて練習する達海
今までこの作品で、相手チームを押さえるための戦術に沿った練習をしてきたのを見たことがない気がします。
試合前に対策を与える等して、その通りにいけばそのままのシナリオで、多少歯車が狂えばハーフタイムで修正を入れるというやり方だったと。
しかしながら今回の大阪戦は試合に入る前から対策をしているということで、いかに相手が強いかを表していると思います。
そんな中でも自分が大好きなのは以下のセリフ、以下全抜粋で。
「さっきクロがいいこと言ったよ、俺の作戦面白いってね。
大事なのはそこだ。お前らがこの試合を面白がれるかどうか!
俺の作戦どおりいったらそりゃ面白い試合になる。
面白い試合になれば観客も盛り上がる。
お前達も余計楽しくプレーできる。
そういう時だよ、自分の想像を超えたいいプレーが出来ちまうって時は!」
選手をやる気にさせるいいセリフだと思います。
自分達も楽しめて観客も楽しんでそのいい雰囲気の中なら普段出来ないようなスゲェプレーも出てきちゃうなんて言われたらプレーする方は燃え燃えですよ!
自分も楽しむって基本を押さえてるところがまた素敵です。
・スタメン、いつもと違う布陣
観客にとって普段と違うことやって勝ちに行くってわかりやすいのは、スタメンをいじること。
普段は4-5-1(4-2-3-1)でFW1枚とやや守備的なのが、この試合では4-4-2(恐らく4-1-3-2に近い4-2-2-2と思われる)と前にかける人数を増やしていると思います。
まぁ、椿が元々運動量が多いので出来る布陣ともいえるでしょうが…
開始前の円陣で、やたらとガチガチな夏木と世良の二人、まさかこれが(次巻への)伏線だとは…
・DFのミスマッチ?センターバックは身長じゃねぇ!
黒田とハウアーの身長差20cmの一見ミスマッチに見えるマッチアップ、達海の作戦はコレが肝で黒田はタイミングとポジショニングの取り方が絶妙で、DFとして上手い(んだよな!?)ので、選ばれたのだと。
ぶっちゃけ、多少の身長差があっても密着されてしっかり守備をされてしまうと、意外に何も出来ないんですよね…加えて、ハウアーは足元が下手なので守りやすいというオマケ付きで主砲の1つを封じ込めます。
このマッチアップ、もの凄くセリフで面白いんですよね…似たもの同士だし。
「小さくてガラの悪そうなやつが…」(ハウアー)
ハウアーのマーク黒田で大丈夫かよ?とサポーターが言ったのを地獄耳で聞いて、サポータに黙れという黒田(笑
見られることを意識して身だしなみを気にしている(自称w)というハウアーがスキンヘッドノ黒田に対して「君もプロだったらさ…もうちょっと考えたら?その頭」と言えば黒田も「テメェこそ男のくせに気持ち悪い頭しやがって!似合ってねぇんだよこの青ひヒゲ!」と言葉は通じてないのに何故か雰囲気で通じ合う二人(爆
こういうノリ、大好きです。
・調子の悪い(?)ジーノ、絶好調の窪田
チームの中心である王子のパスが不調気味で、いまいち上手く通らずETUの攻撃が不発に終わってます。
コレ、後半の伏線です。
それに対して、大阪の窪田はセカンドボールをその視野の広さと的確な判断で拾って波状攻撃を仕掛ける一因となってます。
この視野の広さは守備的MFの時の経験で培ったもので、それに加えて才能による洞察力・判断が彼の能力を上乗せしていると。
多分椿のライバル的選手なのでしょうけど、それは後半でわかることなので割愛。
それにしても不調で機嫌の悪いジーノ…これ、後半の伏線ですよね?絶対!
・失点、でも切れない気持ち
清川が相手のサイドの選手にぶっちぎられて突破され、黒田がそれを気にしてマークを外し、体を当てるのが間に合わずにハウアーに決められて失点してしまうシーンですが、これってリアルサッカーでもよくある失点のパターンですね。
サイド突破してきた選手が気になってマークを外したとたん、パスが通って決められる…DFとしては両方に対応できないので、どうしても突破された時点で不利になってしまうわけで…リアリティがある失点でいい感じです。
失点したDFに1対1で勝てなくても足止めしてもらえれば自分達もフォローいくんでと、ちょっと言葉足らずに言う赤崎。
村越がまとめようとした所にジーノが「圧倒的に攻められての失点なんて、去年たくさんあったんだから今更気にすることもない」と言うジーノ。
ジーノに対するツッコミでDF陣がまとまって気合入って試合再開って展開がまた面白い。
何だかんだとチームをまとめてるジーノがいい感じです。
・悩む夏木
パスを貰ってすぐ味方を探す夏木…ん?彼の性格なら打つよなぁ…と思いました。
そのせいでボール持ちすぎて奪われる始末で、どうやら何か迷いがある模様。
コレが敗因にならなきゃいいんですが…
窪田に好き勝手やられて、杉江が抜かれて2点目を献上してしまってただでさえ格上の相手に2点ビハインドという状態で次巻へ。
「ここから逆転したらもの凄くカッコイイ!」っていう展開だとともいます。つか、コレで逆転できなかったっら…と考えるとぞっとしますが(苦笑
8巻が1ヶ月で発売になるので、今からやきもきしつつ楽しみに待つとします。
…ページ数多いのに、凄く足りないっ!っていつも思えるんですよね。
それだけ面白い!ってことで納得!
ジャイキリ感想TOPページ
今日はマンガ家さんとアシスタントさんと1巻と他2冊買ってきました。
こういうバカ作品は好きです。癒されます。
それでは本題、ジャイキリ7巻感想です。
今連載されているサッカー漫画の中で一番面白い作品で、自分が買っているコミックの中でもベスト3に入る面白さを持っている作品、GIANT KILLING。
サッカー観戦をしたことのある人なら味わったことがあるであろう大物食い、地方の弱小チームや決して本命でない弱小クラブが常勝チームを打ち破る醍醐味であるGIANT KILLING(日本で言うと下克上?)を扱った作品。
達海監督率いるETUという降格争い常連の弱小クラブが強くなっていく過程を描いた作品です。
7巻感想、強豪である大阪ガンナーズとの対戦の前編(のハズ)を扱っています。
・珍しく試合前に対策を立てて練習する達海
今までこの作品で、相手チームを押さえるための戦術に沿った練習をしてきたのを見たことがない気がします。
試合前に対策を与える等して、その通りにいけばそのままのシナリオで、多少歯車が狂えばハーフタイムで修正を入れるというやり方だったと。
しかしながら今回の大阪戦は試合に入る前から対策をしているということで、いかに相手が強いかを表していると思います。
そんな中でも自分が大好きなのは以下のセリフ、以下全抜粋で。
「さっきクロがいいこと言ったよ、俺の作戦面白いってね。
大事なのはそこだ。お前らがこの試合を面白がれるかどうか!
俺の作戦どおりいったらそりゃ面白い試合になる。
面白い試合になれば観客も盛り上がる。
お前達も余計楽しくプレーできる。
そういう時だよ、自分の想像を超えたいいプレーが出来ちまうって時は!」
選手をやる気にさせるいいセリフだと思います。
自分達も楽しめて観客も楽しんでそのいい雰囲気の中なら普段出来ないようなスゲェプレーも出てきちゃうなんて言われたらプレーする方は燃え燃えですよ!
自分も楽しむって基本を押さえてるところがまた素敵です。
・スタメン、いつもと違う布陣
観客にとって普段と違うことやって勝ちに行くってわかりやすいのは、スタメンをいじること。
普段は4-5-1(4-2-3-1)でFW1枚とやや守備的なのが、この試合では4-4-2(恐らく4-1-3-2に近い4-2-2-2と思われる)と前にかける人数を増やしていると思います。
まぁ、椿が元々運動量が多いので出来る布陣ともいえるでしょうが…
開始前の円陣で、やたらとガチガチな夏木と世良の二人、まさかこれが(次巻への)伏線だとは…
・DFのミスマッチ?センターバックは身長じゃねぇ!
黒田とハウアーの身長差20cmの一見ミスマッチに見えるマッチアップ、達海の作戦はコレが肝で黒田はタイミングとポジショニングの取り方が絶妙で、DFとして上手い(んだよな!?)ので、選ばれたのだと。
ぶっちゃけ、多少の身長差があっても密着されてしっかり守備をされてしまうと、意外に何も出来ないんですよね…加えて、ハウアーは足元が下手なので守りやすいというオマケ付きで主砲の1つを封じ込めます。
このマッチアップ、もの凄くセリフで面白いんですよね…似たもの同士だし。
「小さくてガラの悪そうなやつが…」(ハウアー)
ハウアーのマーク黒田で大丈夫かよ?とサポーターが言ったのを地獄耳で聞いて、サポータに黙れという黒田(笑
見られることを意識して身だしなみを気にしている(自称w)というハウアーがスキンヘッドノ黒田に対して「君もプロだったらさ…もうちょっと考えたら?その頭」と言えば黒田も「テメェこそ男のくせに気持ち悪い頭しやがって!似合ってねぇんだよこの青ひヒゲ!」と言葉は通じてないのに何故か雰囲気で通じ合う二人(爆
こういうノリ、大好きです。
・調子の悪い(?)ジーノ、絶好調の窪田
チームの中心である王子のパスが不調気味で、いまいち上手く通らずETUの攻撃が不発に終わってます。
コレ、後半の伏線です。
それに対して、大阪の窪田はセカンドボールをその視野の広さと的確な判断で拾って波状攻撃を仕掛ける一因となってます。
この視野の広さは守備的MFの時の経験で培ったもので、それに加えて才能による洞察力・判断が彼の能力を上乗せしていると。
多分椿のライバル的選手なのでしょうけど、それは後半でわかることなので割愛。
それにしても不調で機嫌の悪いジーノ…これ、後半の伏線ですよね?絶対!
・失点、でも切れない気持ち
清川が相手のサイドの選手にぶっちぎられて突破され、黒田がそれを気にしてマークを外し、体を当てるのが間に合わずにハウアーに決められて失点してしまうシーンですが、これってリアルサッカーでもよくある失点のパターンですね。
サイド突破してきた選手が気になってマークを外したとたん、パスが通って決められる…DFとしては両方に対応できないので、どうしても突破された時点で不利になってしまうわけで…リアリティがある失点でいい感じです。
失点したDFに1対1で勝てなくても足止めしてもらえれば自分達もフォローいくんでと、ちょっと言葉足らずに言う赤崎。
村越がまとめようとした所にジーノが「圧倒的に攻められての失点なんて、去年たくさんあったんだから今更気にすることもない」と言うジーノ。
ジーノに対するツッコミでDF陣がまとまって気合入って試合再開って展開がまた面白い。
何だかんだとチームをまとめてるジーノがいい感じです。
・悩む夏木
パスを貰ってすぐ味方を探す夏木…ん?彼の性格なら打つよなぁ…と思いました。
そのせいでボール持ちすぎて奪われる始末で、どうやら何か迷いがある模様。
コレが敗因にならなきゃいいんですが…
窪田に好き勝手やられて、杉江が抜かれて2点目を献上してしまってただでさえ格上の相手に2点ビハインドという状態で次巻へ。
「ここから逆転したらもの凄くカッコイイ!」っていう展開だとともいます。つか、コレで逆転できなかったっら…と考えるとぞっとしますが(苦笑
8巻が1ヶ月で発売になるので、今からやきもきしつつ楽しみに待つとします。
…ページ数多いのに、凄く足りないっ!っていつも思えるんですよね。
それだけ面白い!ってことで納得!
ジャイキリ感想TOPページ