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再会

松尾篤先生1

先日、北海道の小樽・積丹半島・旭川・富良野へ行ってきました。

「よく来たね!」
到着ロビーのTは、両手を広げて歓迎。

ちょっとぉ…きれいになってる!!!
深い瞳は、温かい体温とまぶしい優しさを湛えています。

激動の3年間←おおげさ(笑)が、いろいろ押し寄せてきて、ぐっときてしまいました。

友達って、いいですね。

彼女のダーリンは、ご好意で北海道横断の旅のドライバーを一手に引き受けてくださいました。
小樽運河の石畳を歩いていると、ふと視線をとらえるモノが…

少しは画商らしくなってきたかしら(笑)

松尾篤先生の作品が並んでいました。
旅の記念に、購入。

楽しさが体からはみでてしまった副社長です。
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2006年07月26日 | Comments(10) | Trackback(0) | 松尾篤先生

絵のある生活を、あなたに

横山申生先生10

シュッシュッシュッ
お湯が沸いた
円を描くように
ゆっくり入れると
小さくなった焦がした豆が
ふっくらふっくら
盛り上がる
芳ばしい、いいにおい
おいしいコーヒーが、はいったよ

「おつかれさまです、わたし」

ほっと ひと息
絵のある生活を、あなたに

絵:横山申生先生 F4号
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2006年07月25日 | Comments(10) | Trackback(0) | 横山申生先生

青いとき

青い柿

枝払いをして落ちている柿の実。
「これ、いただいてもいいですか?」
今はまだ、こういう色なんですね。

お得意さま宅へ向かう途中など、社長から営業の訓練にと
時々指令がくだります。
「行っておいで」
はい、社長!

外壁にそって、ザッザッザッ
大きな日よけ帽を優雅にかぶり、掃除をなさっている奥さま。
「すみません、わたしアート新佳と申します。」
「はい?」

帽子とサングラスを外して、わたしの顔を見つめます。
「わたし、アート新佳と申しまして、
こういった手のひらサイズの油絵を何点か持ってきているのですが、
ぜひご覧いただけませんか?」

自信のある商品ばかりです。
堂々と一歩近寄って、奥さまにお見せしました。
「絵は、好きで主人と見に行ったりもしますけど…
あら、かわいいわね…。何点か一緒に飾ったら素敵でしょうね。」

奥さまは、わたしから受け取ると
まるで小鳥をのせるように、ご自身の両手の上で
正面から斜めからご覧になっています。

「はい、ありがとうございます。もしよろしかったら他にもございます。」
「まぁ、ふふふ。玄関でもよろしいかしら。ちょっと待ってくださいね。」

5点購入いただきました。

お宅の玄関をでると、奥さまは見送りにきてくださり、
道路からの照り返しをまぶしそうにしながら、

「がんばって!…くださいね。」
静かでやさしい瞳が、わたしを包んでくださいました。

うれしくて、満たされた気分になり、その勢いで
早速近くのコンビニへ車をまわします。
スキップで入場。
社長と美味しいおやつをほおばる、副社長です。
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2006年07月19日 | Comments(17) | Trackback(0) | 副社長の日記

走れ、マツダのバン

東名1

「この港のF20号、こっちの郊外の風情、サムのバラも」
全部いい。全部欲しい!
画家さん宅のアトリエで、いつも
たのくる(楽苦)しい選択を迫られます。

「これね、この場所ね、歩いていたらフッと現れた風景なんですよ。
他の画家さんの知らない場所です。」
会心の笑みの先生。モンタルジーの早春という画題の作品です。
「じゃ先生、M10号で描いておいていただけますか?」
社長は、かなり心酔のご様子です。

「今回は、この3点にしよう。」
決断した社長に、大賛成のわたしです。

おっ!あっという間にこんな時間。
次の予定が詰まっています。
先生の奥様に出していただいた、おいしい南国系のフルーツジュース。
社長とわたしは、一気に飲み干しお宅を失礼しました。

先生、もっとたくさん売れるように、がんばります。
待っていてくださいね。

「今日の東名、下りも上りも空いてたね」
首都高まで、こんなにスイスイ走れるなんてめずらしい。
首都高1

「さっきの3点、額装の方、早速手配しよう。
ちょっと、額縁屋さんに連絡とってくれない?
携帯に番号登録してあったっけ?」
はい、社長。

コバルトブルーの「ウロートスルロイス」
運転するのは、社長です。

ここで思い切って告白することにいたしました。
わたし、原チャの免許しか持っておりません。
ちなみにこちらは、ひまわり色です。
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2006年07月14日 | Comments(10) | Trackback(0) | 副社長の日記

VIP待遇

野島崎1

まぶしい海岸線
走っても走っても
果てしなく続くように
くねくね
ゆっくりドライブです。

正面玄関から、駆け足で出てくる制服の女性。
カートを押して、こちらに向かってきます。
「いらっしゃいませ、お待ちしておりました。お荷物お預かりいたします。」
にっこり、さわやかな笑顔。

そ、そんなお出迎え!
ひと間違いでは、ありませんか?
社長、母、弟、わたし。
あの~、小市民です、ほんとに。
笑市民?
はいっ、夢だけは、たくさん持っています。
この夢、所かまわず、ばらまくつもりです。

リゾートイン白浜さん。
一から十まで、この調子だったのです。

「お客さま」を、満喫してセレブ(笑)気分の副社長です。
野島崎3

撮影:社長
指:副社長
野島崎2

撮影:副社長
ダブルピース:社長
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2006年07月13日 | Comments(4) | Trackback(0) | 副社長の日記

大地のこえ

宇宙陶芸士1

宇宙陶芸士は、神妙な表情で
「…それで僕は、土の声をきいてあげようと思って作ったんです。耳に入れてみてください」
「こうですか?」
「おっ、似合いますよ。聞こえますよね?」

わたしは、一心に神経を集中します。
「あの…」
どうしよう、凡人だからだ。
ちょっとさびしい気持ちになって、同情を求めるように、チラッと社長の顔をのぞきます。
意を決して、宇宙陶芸士を見つめ返し、言いました。

「あの、聞こえません。」
一同、一瞬、「しん」となりました。

宇宙陶芸士は、いたずらっ子のような笑顔になって
「ここで聞くんです」
胸を指差すのです。

してやられたました(笑)

「ビッグバンとか聞くと、この目で見てみたいなぁって思うんですよ」
社長の投げかけに、宇宙陶芸士は、ニコッと笑い応じます。
「そうですね、僕もそう思います。」
そして、近くの畑に植わっているキャベツを見ながら
「これも、育つ過程を早送りでみたら、きっとビッグバンですよ。」

時には夜、星空と語り合うように、ひとりアトリエで製作に集中。
宇宙と共に先生と作品は、とどまることなく変化し、発展し続けるのでしょうね。

「こんど通りがかりに、宇宙食を差し入れしてあげよう。」
次の語らいを、楽しみにしている社長です。
宇宙陶芸士2

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ささのは、さらさら

がんセンター

「1.5人前を、お二方でよろしいでしょうか?」
はいっ!お願いします。
にぎり10貫と手巻き1本、お味噌汁、茶碗蒸し、デザート。
これで、税込み1000円です!
おいしいわ、安いわ。
今日は、このために、来ました(笑)

去年の1月に、社長は、がんの宣告を受けました。
今年の4月19日、無事手術を終え現在、現役バリバリで仕事をしております。

東京の築地中央市場正門前。
超近代的な19階建ての建物。
こここそ、全国にその名も高い国立がんセンター中央病院。

よって、診察の日のお昼は、お寿司に決まりです。

「見てごらん」
「あっ」
ロビーの一角に自然となじむようにして…
社長の指の先には、七夕の短冊が
たくさん、たくさんです。

ばばと、またおうちであそべますように
妻のがんが、消えますように

胸が熱くなります。
みんな、おんなじ気持ち
楽しく過ごせる一日が、どれほどすばらしい宝ものか

一見して、病人とは気づかれない社長。
元気です。
食欲旺盛なのは、結構ですが、手術前より太って大丈夫ですか?

「わたしの仕事、夢と希望への橋渡し…」
小さいチカラこぶを作って、リキむ副社長です。
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2006年07月10日 | Comments(14) | Trackback(0) | がんセンター

きらめく瞳

飯盛明美先生 煌1

ピンポーン

左手斜め上を、見つめていると
ガラッ
2階の窓がひらきます。
身を乗り出すようにして
にっこり、お月さま

飯盛先生、こんにちわ。

「気を使わないでくださいって…
まぁ、アイス!
わたし好きなんですよ!ハーゲンダッツのアイスクリーム。」
少女のように、よろこぶ笑顔
社長もわたしも、うれしくなります。
たまには、いいじゃないですか。
いつも手ぶらで、失礼していますもの。

「今日は、銀のぶどう 愛玉子の水のくずもち…。
ふふふ、いいタイミングでいらっしゃいました。
ご連絡いただいたとき、一緒に食べられるなって楽しみにしていたんですよ。」

「おいしい~」
「でしょ?」
先生とわたしは、互いのほころんだ顔を確認します。

まさに水のくずもち。
口に入ると、するっと溶けます。
きなこと黒蜜もコクがあって…

おいしいものを、教えないでください。
飯盛先生は、罪な方です。(笑)

「先生、見せていただいてもいいですか」
先生の描かれた絵の中で、大好きな作品のひとつです。
女性の描く裸婦。

「人間の肌の色、女性のもつ体の線。
この光り
この美しさを、表現したい」
古今の芸術家を魅了したテーマと真正面から向き合う飯盛先生です。
飯盛明美先生 煌2

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2006年07月07日 | Comments(8) | Trackback(0) | 飯盛明美先生

至福のとき

ビール2

はやる心を
落ち着け落ち着け
と、なだめつつ
車に乗りこもうとした、その時
何か、流してはいけない情報を視界にとらえたような
う~ん…いや…まさか…

やはり!!!!!
とろいわたしの勘が、冴え渡ります。

次の瞬間、さっき済ませたばかりのレジに駆け戻っていました。
「詮を抜いてください!」
お店のふたりのお姉さんは、互いに顔を見合わせます。
「…あの3本ともですか?」

きっと、わたしは、満面の笑みを浮かべていたことでしょう。
「はい、おねがいします」

今です、今飲みたいのです。

房総海岸沿いの道の駅で、購入したご馳走
左の窓から、
空と波と風が、「絵」となって体を通り抜けていきます。

潮風に吹かれ、幸せいっぱいの副社長です。
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2006年07月04日 | Comments(16) | Trackback(0) | 副社長の日記
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