やじうまミニレビュー
スケーター「カレー・丼物専用ランチボックス」
スケーター「カレー・丼物専用ランチボックス」 |
カレーをお弁当にして、簡単に持って行けたらいいなあ……と思っていたところ、カレーや丼物専用のランチボックスを発見。その名も「カレー・丼物専用ランチボックス」! さっそく使ってみることにした。
メーカー | スケーター |
製品名 | カレー・丼物専用ランチボックス |
希望小売価格 | 1,470円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,428円 |
■ロック機能付きで、フタが外れる心配がない
スケーターの「カレー・丼物専用ランチボックス」は、上段にはカレーのルーや具、下段にはご飯を分けて入れられる弁当箱だ。上段の中ブタにはパッキンがついていて、しっかりフタがはまるので、ニオイや汁もれを防げる。また、フタが開いて汁漏れするのを防ぐロック機能がついている。
丼モノを持って行けるお弁当箱はほかにもあるが、このランチボックスの特徴は容量の大きさ。容量は上段が370ml、下段が360ml。下段に入るご飯の量はお茶碗(約200ml)約1.8杯分となり、たっぷり入るのだ。カレーをかけてもルーが溢れず食べやすい、というごはん容器はなかなかない。
なので、ランチボックス自体のサイズも204×86×120mm(幅×奥行き×高さ)と比較的大きめだが、食べ終われば重ねて収納できるので、帰りはコンパクトになるのが嬉しい。なお、ほかにサイズが156×81×101mm(同)のひと回り小さいサイズもある。小さいサイズのランチボックスは小食な女性、子供にピッタリだ。
二段式で上段に具、下段にご飯を入れる | 中ブタ、ご飯入れ容器の上に乗せるシールブタなどがあり、パーツは多め | ロック2カ所。不意に開いてしまうという心配がない |
具入れ容器 | ご飯入れ容器は内側に線があるので、そこまでご飯を入れる |
パッキンは分厚くしっかりしたもので、取りはずしも可能 | 食べ終わったら、このように具入れ容器をご飯入れ容器に入れることができる | 帰りはコンパクト |
■楕円形で深皿タイプ。大きめのスプーンでカレーが食べやすい!!
さっそく、カレーを入れて職場に持って行こう。昨日作った残り物のカレーをたっぷり上段の具入れ容器にいれて、下段のご飯入れ容器にご飯を入れる。ご飯はご飯入れ容器の内側の線より下に入れておく。しっかりフタをして2カ所ロックし、カバンに入れて出かけた。
残り物のカレーをたっぷり詰める。ご飯の量も多い | 具入れ容器を上に重ねてから中ブタとフタを閉める |
会社にもってきてすぐに引き出しに入れておいたが、引き出しを開けるだけでは、カレーのニオイはしない。もちろん、汁モレもなかった。
温かいカレーが食べたかったので、電子レンジで温めることにした。中ブタとシールブタは電子レンジ不可なので、具入れ容器とご飯入れ容器をレンジであたためてから、ご飯にカレーをかける。先にカレールーをかけてから温めても良いだろう。このとき、長めにあたためると具が飛び散ってしまう可能性もあるので、できればラップをしたほうが良さそうだ。ない場合は、軽く温める程度に抑えておく。
いよいよカレーをご飯にかけることに。ご飯入れ容器は深皿なので、カレーを上にのせるとちょうどよい分量だ。ランチボックスの形は楕円形なので、通常の四角いお弁当箱とは違い、スプーンですくいやすく、食べやすい! たっぷりルーとごはんを入れることができるので、おなかはいっぱいになった。これなら男性でも満足できる量だろう。
さらにランチボックスには、ステンレス製の大きめな先割れスプーンが付属しているのだが、これが大きく持ちやすい。
なお、カレーのような汁物をご飯に移すときは、容器の外側に伝って汚れてしまうことがある。容器自体は、食べ終わればご飯入れ容器に収納できるので、多少汚れても気にすることはないが、手にカレーがつかないように注意していただきたい。
先にレンジで温めてからカレーを乗せる。楕円形の深皿と大きめのスプーンで食べやすい! | ステンレスの先割れスプーン。大きくて使いやすい | カレーを移したときに伝ってしまったらしい。後で具入れ容器はしまえるので、その場で洗う必要はない |
■冷やし中華もOK! 冷たい冷やし中華をお弁当に持って行ける幸せ!!
冷やし中華に挑戦! 具はたっぷり |
次に試したのは、この季節に嬉しい冷やし中華だ。
今回は、流水でほぐすだけの流水麺を使用。下のご飯入れ容器にちょうど一玉分入った。具入れ容器にはきゅうり、ハム、もやし、にんじん、玉子、プチトマトなどをぎゅうぎゅう入れた。たれは別添えにしておく。
冷やし中華の具材は傷みやすいので、運搬時には注意する必要がある。保冷タイプのバッグに保冷剤を入れて持っていき、会社に着いたらすぐに冷蔵庫に入れておいた。
具材を麺の上に乗せたところ、多すぎて混ぜるときにポロポロと具材がこぼれてしまうことがあった。具材はかなり詰め込んでしまったので、気持ち少なめがよさそうだ。タレをかけて、冷え冷えの冷やし中華をいただく。冷たくておいしい!!
ラーメン店などで食べる冷やし中華は700円くらいするが、家で作れば具だくさんで原価も安い。暑い夏に冷やし中華が手軽に食べられるのは幸せだ。一玉分の麺が入るので分量も問題なく、おなかいっぱいになった。
タレは別に持っていく | 具が多すぎた…。下の麺を掘り出すのが大変。でも冷たくておいしい! | スプーンだけでなく、自分で用意した箸も収納できる |
■中華丼、親子丼も…お弁当のレパートリーがぐんと広がる
カレーや冷やし中華を入れて使ってみたが、ロック付きのフタ、楕円形の深皿、ステンレス製の丈夫で持ちやすいスプーンなど、細かいところまでよく考えられていて、カレーなどの汁物を持っていくのに非常に優れていると感じた。分量も申し分ない。
残念なのは、食器洗浄機に対応していないこと。中ブタやシールブタなどがあるので、通常の弁当箱に比べてパーツが多い。できれば食器洗浄機対応にしていただけると、後片付けが簡単になるので嬉しい。
今回試したメニュー以外にも、中華丼や親子丼など丼物も楽しめそう。お弁当のレパートリーも広がるし、残り物のカレーが使えるのは、家計的にも嬉しい。価格もお手頃なので、お弁当を毎日手作りしている方にぜひおすすめしたい製品だ。
2011年 7月 25日 00:00
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