豆知識程度にどうぞ。
CDDBといえば、ネット上で自由に利用できる音楽CD情報が格納されたデータベースですが、企業形態で運営している中で最も有名なのがiTuneやWinamp、au Music Port等で採用されている「Gracenote CDDB」かな? フリーのCDDBサーバーに比べると圧倒的な情報量を誇り、日本語タイトルの情報精度も高い。
んで、自家製ソフトから「Gracenote CDDB」にアクセスしたい場合、ライセンス契約を結ばないといけないので結構メンドクサイのですが、開発しているソフトが非商用である場合はロイヤリティを支払わなくてもいいという制度がある。個人名義でもWebサイトのフォームに登録するだけで、SDKのダウンロードとソフトウエアに発行されるClient IDを取得する事が可能。
この段階では、まだソフトウエアに対する認定は下りてないので、指定された限定的なデータ(1000曲程度)のアクセスと、テスト用に100人までのエンドユーザー向けライセンスが提供される。
ソフトウエアへの実装は、エンドユーザー向けのライセンス認証画面、TOCの取得、サーバーへのアクセス等すべてCOMで実装されているので、ドキュメントやサンプルを見ながら作業を行うと比較的簡単に行える。VB用のActivXコントロールとしても利用できるので、VCでCOMインタフェースを扱うのが苦手な人でも何とかなると思う。
さて、晴れて完成してソフトウエアに対する認可も貰うと、CDDBサーバーの全てのデータへのアクセスと、25万人までのエンドユーザー向けライセンスが提供される。
注意しないといけないのは、たとえフリーソフトだとしても、使っている人が25万人を越えるようならば、商用向けライセンスを新たに結び直してロイヤリティを支払わないといけないこと。(個人フリーソフトでこれだけ普及するのは大したものですが…)
ネット上には有志が運営しているフリーなCDDBサーバーもいくつかあるので、あえてGracenote CDDBを選ぶ必要もないですが、開発用ドキュメントを読んでいると色々面白い事が書いてあるので、選択肢の1つとして検討するのは悪くないかもよ?
Gracenote CDDB SDK
[VC] OSのタスク機能にアクセス
Win98以降、又はIE4以降がインストールされているWin95、WinNTなら、コントロールパネルに「タスク」アイコンが表示されています。
Vistaの場合は、管理ツールの下にアイコンが移動し、より細かい設定が出来るようになっています。
アンチウィルスソフト等が、アップデートを定期的に行うために、更新チェック用アプリの起動を登録している事が多いですが、OSのタスク機能はCOMで実装されているため、インタフェースを取得すれば、プログラム内からも操作を行う事が可能です。
今回はVC++で作成したプログラムでタスク登録を行ってみましょう。
>> 【“[VC] OSのタスク機能にアクセス”の続きを読む】
Vistaの場合は、管理ツールの下にアイコンが移動し、より細かい設定が出来るようになっています。
アンチウィルスソフト等が、アップデートを定期的に行うために、更新チェック用アプリの起動を登録している事が多いですが、OSのタスク機能はCOMで実装されているため、インタフェースを取得すれば、プログラム内からも操作を行う事が可能です。
今回はVC++で作成したプログラムでタスク登録を行ってみましょう。
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