2010.02.20 Sat カーリング女子 Japan vs England
バンクーバー冬季オリンピックで注目していたカーリング女子、本日は対イギリス戦をテレビ観戦、先日も書いたが、初戦勝利の後チョットした感覚のズレでカナダ・中国に2連敗していた日本でしたが、本日は見事勝ちました。バンザーイ
ハッキリ言って最近見たカーリングの試合で最高の1戦でした。もしかしたらこのオリンピックの象徴のような存在になる予感を感じます。テレビ見てTwitterでつぶやきながらの観戦でしたが、終盤はもう大興奮でメチャクチャになりました。NHKカーリング解説の小林宏さん(山中湖メイプルカーリングクラブ)の解説も解説にならなくなって「よーし」とか「やった~」とか「YES・YE~S・Y~E~S」なんて気持ちが全開で、見ていた人たちも巻き込んで凄い盛り上がりでした。小林さんのBlog昨日までのコメント2~7件ぐらいが試合終了からコメントが増え続け現在220件くらいになっている。Twitterで小林さんについてのRT今日の小林さん 序盤「カーリングが分からない人のために解説する(キリッ」 中盤「相手の国のためにも中立に解説する(キリッ」 終盤「イエース!イエース!イエーーーーーーース!!!!」ってな感じです。五輪のソフトボール宇津木前監督の解説を超えた感動にみんなが涙した「ヨシッ ヨ~シ やった~~(涙)」と同じ感じでした。
なぜにこれ程の神試合になった訳は、両チームにミスが極端に少なくゲームの展開も非常に複雑、一瞬の気のゆるみで形成が逆転してしまう究極のまさしく頭脳と技術のガチンコ対決であったからです。イギリスチームはゴールドメダルチームのプライドを持ってすばらしいショットと作戦で本当に苦しめられました。日本は前回もかなり良い試合をしたのだが最後の最後にやらてしまう試合展開でスイスに惜敗しメダルに届かなかった。当時のスキップ小野寺のその辺の強い思いを今回セカンド本橋とスキップ目黒は確実に受け継いできたと思う。長野五輪のカーリング男子、日本VSアメリカの死闘 あの時神がかりショットを放っても勝てなかった日本の若きスキップ敦賀信人 トリノでも、もう一つ来たらと言う場面で信じられないスーパーミラクルショットを浴びて力尽きた小野寺さん「大事なところで勝てない」というジンクスを今回突き抜けたかも知れない。いや突き抜けたでしょう絶体 このまま突き進んでメダルまでGO GO ゴールドまでいっちゃって欲しいと思っているんです。
さて冷静にゲームを分析して見ましょう。個々のエンドまで書いたらそうりゃ凄い長文になるんで、個人的に気になった所を少々書くと、昨日も書いていますが現在の所、リードの石崎さん・セカンドのマリリンこと本橋さんは絶好調ですね。コース&ウェイト申し分ありません。ちょっと失敗気味でも強く押せているのが良いです。気持ちが攻撃的だって解りますねぇ さて問題はサードの近江谷さんです。初めてのオリンピックでちょっと気持ちが委縮している、ショットも手を離した瞬間、自分を信じ切れていない感じがするんだ。何となく「これで良いのかなぁ?」みたいな気持ちでショットしている様に見える。消極的な感じがミスを誘っているから、もっともっとエゴイストになって「私のショットで殺して差し上げるわよ、オーホッホッホ」的なマインドで逝っっちゃっても良いんじゃないかな。チームのみんなもその辺解っているみたいで凄いカバーしているの良く解ります。でも前回小野寺スキップがそういった精神的な重圧でタッチが狂ってしまったように、少しずつ浸透していくから早い対策が本当に必要だと思ってます。何となく一杯一杯って感じだから、サードが失敗したらスキップの目黒さん「も~ぅ大変になったじゃんかぁプンプン」みたいなユーモアー怒りみたいなのやってみても良いんじゃないかな?なんて思ってみています。
人間そんな長時間ずっと集中出来ないんだから、うまくリズムを作らないと危ない感じなんだなぁ いずれにしてもサード近江谷さんに早く自信を取り戻して貰いたいもんです。何か切っ掛けがあれば20歳というイケイケな年齢が全てを吹っ飛ばして逆にスーパーミラクルショット連発って必ずなるはず。そしたら金メダルですよ金メダル バンクーバーに君が代流して欲しいですね。カーリング途中までの感想でした。
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