サッカー=日本が5大会連続でW杯出場、本田のPKで豪とドロー

サッカー=日本が5大会連続でW杯出場、本田のPKで豪とドロー
6月4日、サッカーの2014年W杯ブラジル大会アジア最終予選B組の日本は、埼玉スタジアムでオーストラリアと1─1で引き分け、5大会連続、通算5度目のW杯出場を決めた(2013年 ロイター/Yuya Shino)
[埼玉 4日 ロイター] - サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選B組の日本は4日、埼玉スタジアムでオーストラリアと1─1で引き分け、5大会連続、通算5度目のW杯出場を決めた。
日本は前半から試合を支配し、太ももの故障から復帰した本田圭佑や香川真司、遠藤保仁などがチャンスを作るが、なかなかゴールを決められなかった。後半に入っても優勢に試合を進め、後半15分には香川のシュートがクロスバーに直撃。同35分にも長友佑都が決定機を迎えるが、リードを奪えなかった。
するとその1分後、オーストラリアのトミー・オアーが上げたクロスがそのままゴールに吸い込まれ、日本は終盤にビハインドを背負った。
しかし後半ロスタイム、本田が入れたクロスに相手選手がペナルティエリア内でハンドを犯し、PKを獲得。これを本田が中央に蹴って成功させ、日本は土壇場で持ち込んだ引き分けでW杯出場を一番乗りで決めた。
殊勲の本田はテレビインタビューで「勝利できなかったのは残念だが、W杯出場が決定してよかった。ラッキーなPKだったが、決められてよかった」とコメント。長友は「圭佑なら決めるなと思っていた。彼のメンタルを物語っていると思う」とチームメートを称えた。
*内容を追加して再送します。

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