ロシアの56歳女性がオオカミ撃退、斧で渾身の一太刀

ロシアの56歳女性がオオカミ撃退、斧で渾身の一太刀
11月12日、ロシア南部ダゲスタン共和国のキズリャルで、牧場の牛などを襲いに来たオオカミを、56歳の女性が手傷を負いながら斧で撃退した。写真は提供映像から(2012年 ロイター/Reuters TV)
[キズリャル(ロシア) 12日 ロイター] ロシア南部ダゲスタン共和国のキズリャルで、牧場の牛などを襲いに来たオオカミを、56歳の女性が手傷を負いながら斧で撃退した。
この女性の村では牛や羊を放牧しており、女性は子牛を襲っていたオオカミを追い払おうとしたが、逆に襲いかかられたという。「オオカミが口を開けて飛びかかってきた。爪が足に食い込んだ」と女性は振り返る。
オオカミは女性の腕にかみついて振り払えなかったため、女性はかみつかれたまま、もう片方の手に持った斧でオオカミの頭に一太刀を浴びせたという。絶命したオオカミの写真を見る限り、その傷の深さから女性の一撃にかなりの破壊力があったことが見て取れる。
地元では、屈強な大人でも恐れるオオカミを、いかにして56歳の女性が撃退することができたのかが今でも話題となっており、村人の中には斧の使い方を練習し始めた人もいるという。

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