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深川駅

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深川駅
駅舎(2017年7月)
ふかがわ
Fukagawa
地図
所在地 北海道深川市1条9番[1]
北緯43度43分16秒 東経142度2分30秒 / 北緯43.72111度 東経142.04167度 / 43.72111; 142.04167座標: 北緯43度43分16秒 東経142度2分30秒 / 北緯43.72111度 東経142.04167度 / 43.72111; 142.04167
駅番号 A24
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
電報略号 フカ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
1,041人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1898年明治31年)7月16日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 函館本線
キロ程 392.9 km(函館起点)
A23 妹背牛 (7.2 km)
(7.4 km) 納内 A25
所属路線 留萌本線
キロ程 0.0 km(深川起点)
(3.8 km) 北一已
備考
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深川駅
ふかがわ
Fukagawa
(4.7 km) 円山
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 0.0 km(深川起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1924年大正13年)10月25日[4]
廃止年月日 1995年平成7年)9月4日[4]
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深川駅(ふかがわえき)は、北海道深川市1条9番[1]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)のである。駅番号A24電報略号フカ事務管理コードは▲120103[5][6]

所属線函館本線[2]、当駅を起点とする留萌本線を加えた2路線が乗り入れ、すべての定期旅客列車が停車する。1995年(平成7年)の廃線までは深名線の分岐駅でもあり、現在も代替バス(ジェイ・アール北海道バス深名線)との接続駅となっている。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線、合計3面4線のホームを有する地上駅。のりばは駅舎側から順に1・3・4・6番線。ホーム間を連絡している跨線橋には、1番線と3・4番線間をつなぐエレベーターが設置されている。2番線と5番線はホームをもたない中線で、2番線は主に貨物列車の待避(上下線共用)、5番線は主に留萌本線運用車両の留置で使用される。かつては6番線の奥にも多数の側線を持ち、深名線の一部発着やイベント列車が使用する7番線まで存在し深名線運用車両の車庫や転車台(ターンテーブル)なども備えた鉄道の要衝であった。深名線の廃止後は規模を縮小し多くの側線や施設などが撤去され、一部は自由通路やジェイ・アール北海道バス深川営業所の敷地に転用されている。

社員配置駅。みどりの窓口話せる券売機[3]、自動改札機設置。Kitacaは函館本線のみ利用可能であり、留萌本線では利用できない。

駅舎は1960年(昭和35年)竣工の地上2階建てで[9]、内部には物産館と観光案内所が併設されている[12][13]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 函館本線 上り 滝川札幌方面  
3 下り 旭川方面 主に特急列車
4 主に普通列車
留萌本線 下り 石狩沼田方面  
6 一部の列車のみ

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。なお「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1967年(昭和42年) 1,134,845 3,101 [14]
1968年(昭和43年) 1,040,999 2,852
1969年(昭和44年) 872,971 2,392
1970年(昭和45年) 809,308 2,217
1971年(昭和46年) 739,741 2,027
1972年(昭和47年) 758,723 2,079
1973年(昭和48年) 778,971 2,134
1974年(昭和49年) 861,629 2,361
1975年(昭和50年) 804,346 2,197
2010年(平成22年) 1,070 [15]
2011年(平成23年) 1,050 [16]
2012年(平成24年) 1,023 [17]
2013年(平成25年) 997 [18]
2014年(平成26年) 953 [19]
2015年(平成27年) 979 [20]
2016年(平成28年) 1,153 1,152.6 [21][JR北 5] 同年度中に留萌本線留萌駅 - 増毛駅間廃止
2017年(平成29年) 1,099 1,142.6 [21][JR北 6]
2018年(平成30年) 1,085 1,090.4 [21][JR北 7]
2019年(令和元年) 1,041 1,052.0 [22][JR北 8]
2020年(令和02年) 975.4 [JR北 9]
2021年(令和03年) 859.4 [JR北 10]
2022年(令和04年) 823.8 [JR北 11] 同年度末で留萌本線石狩沼田駅 - 留萌駅間廃止
2023年(令和05年) 775.4 [JR北 12]

名物

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菓子のウロコダンゴが名物である。

かつては駅弁の販売が行われていた。末期に販売されていた主な駅弁は下記の通り[23]

  • 番屋めし(土曜・休日のみ)
  • お楽しみ幕の内弁当

現在は駅弁は販売されていないが、併設されている深川物産館では深川そばめし等の販売を行っている[12]

駅周辺

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バス路線

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プラザ深川(2008年1月)
空知中央バス「深川十字街」バス停(妹背牛方面)(2013年3月)

2022年(令和4年)4月1日現在[24]。詳細は事業者(路線・営業所)記事を参照。

「深川駅」停留所
「深川十字街」停留所
  • 空知中央バス 各路線
  • 道北バス沿岸バス 留萌方面、旭川方面
  • 北海道中央バス高速るもい号) 留萌方面、札幌方面
    • 駅から徒歩3分の国道233号交差点にある。地域交流施設「プラザ深川」に待合所を兼ねた休憩スペースや自販機、トイレが設置されている。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
妹背牛駅 (A23) - 深川駅 (A24) - 納内駅 (A25)
留萌本線
深川駅 (A24) - 北一已駅

かつて存在した路線

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
深名線
深川駅 - 円山駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b 深川へのアクセス”. 深川市. 2023年7月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 石野 1998, p. 822.
  3. ^ a b 指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年2月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e 石野 1998, p. 845.
  5. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  6. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  7. ^ 『鉄道省年報. 昭和7年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、111頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  9. ^ a b 日本国有鉄道旭川鉄道管理局 編『旭川・鉄道八十八年の歩み』日本国有鉄道旭川鉄道管理局、1987年3月、87頁。doi:10.11501/13278510 
  10. ^ 「遠軽駅に「みどりの窓口」開店」『交通新聞』交通協力会、1974年3月9日、2面。
  11. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-124-4 
  12. ^ a b 深川物産館 深川観光情報サイト”. 深川市. 2019年5月1日閲覧。
  13. ^ 深川観光案内所(深川駅構内 深川観光協会) 深川観光情報サイト”. 深川市. 2019年5月1日閲覧。
  14. ^ 深川市史』深川市、1977年、900頁。doi:10.11501/9570056https://doi.org/10.11501/95700562022年6月12日閲覧 
  15. ^ 平成25年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2013年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  16. ^ 平成26年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2014年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  17. ^ 平成27年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2015年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  18. ^ 平成28年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2016年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  19. ^ 平成29年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2017年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  20. ^ 平成30年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2018年). 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
  21. ^ a b c 令和元年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 28 (2019年). 2021年4月29日閲覧。
  22. ^ 令和2年度版 市勢ハンドブック” (PDF). 深川市. p. 29 (2020年). 2021年4月29日閲覧。
  23. ^ 『JR時刻表』2016年4月号、交通新聞社、2014年、699頁。 
  24. ^ 深川市発着路線バス情報”. 深川市. 2022年6月29日閲覧。

JR北海道

[編集]
  1. ^ 「深川駅エレベーター完成式典」を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2018年1月16日。オリジナルの2018年12月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20181227014758/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2018/180116-2.pdf2018年2月2日閲覧 
  2. ^ 2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231215050147/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231215_KO_kaisei.pdf2023年12月15日閲覧 
  3. ^ 2024(令和6)年3月ICカードKitacaエリアを拡大します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月13日。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231213124006/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231213_KO_kitaca_area.pdf2023年12月13日閲覧 
  4. ^ ICカードKitacaエリアを拡大します! ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2022年9月14日。オリジナルの2022年9月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220914081835/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf2022年9月14日閲覧 
  5. ^ 駅別乗車人員(2016)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2017年12月8日。オリジナルの2018年8月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180817124109/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/koumoku/03.pdf2018年8月17日閲覧 
  6. ^ 留萌線(深川・留萌間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818074206/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/03.pdf2018年8月18日閲覧 
  7. ^ 留萌線(深川・留萌間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  8. ^ 留萌線(深川・留萌間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人未満の線区(「赤色」「茶色」5線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  11. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  12. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b “JR深川駅キヨスク、68年の歴史に幕 市民ら「時代の流れ」でも寂しい”. 北海道新聞. (2016年2月16日). オリジナルの2016年2月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160217195536/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0235121-s.html 2016年2月16日閲覧。 
  2. ^ “深川物産館 JR駅舎内に移転オープン” 北海道新聞 (北海道新聞社): p26. (1997年4月4日 朝刊)
  3. ^ 深川・滝川・幌向…3駅のキヨスク今春閉店 販売不振で - 北海道新聞(Archive.is)

参考文献

[編集]
  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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