チャンネル権

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チャンネル権(-けん)とは、日本国憲法で定められた基本的人権の一つ。 「すべて人間は、基本的に自由なチャンネル選択の権利を有する」と謳っている。

発祥[編集]

テレビが発明される前から存在した権利である。資料はほとんど残っておらず、つくられた理由や経緯はよくわかっていない。現在の学会では、将来的に起こるであろう、機械が原因の殺し合いを未然に防ごうとしたと言う自然発生説が有力である。

歴史[編集]

日本においては、聖徳太子十七条憲法を制定するときに、明文化するかどうか大きな議論となった。周囲の貴族がもっぱら蹴鞠を嗜む体育会系マッチョだったこと、放送局が中国にしかなかったことが原因となり、最終的に十七条憲法には入れられなかった。その影響で日本におけるチャンネル権やテレビ文化は大きく後退。現代にテレビが現れるまでの数百年は、このときの廃退を埋め合わせるために余計にかかった時間だと言われている。

その後、長く続いた平安時代の貴族文化により、チャンネル権は忘れ去られた。織田信長が宣教師たちから他のヨーロッパ文化とともにチャンネル権を学んだと伝えられている。しかし厳密には、上記の経緯から「再発見」とするのが適当である。

問題[編集]

昭和中期には、チャンネル権は家長である親父が所有するものとされていた。この所有権に全く根拠が無かったことが、この後のチャンネル権争いに拍車をかけることとなる。
昭和後期にはチャンネル権争いがピークとなる。流血沙汰も耐えず、「チャンネルを勝手に変えられたから」と言って、実の家族に殴る蹴るの暴行を加えるまでエスカレートするケースも増えた。[要出典]
平成初期に、ようやくチャンネル権は、親父から子供へとゆるやかに委譲された。なお、緩やかに委譲が行われると同時に父の威厳も緩やかに低下したことは言うまでもない。さらにテレビ自体の出荷台数も大幅に増加、一家に数台と言う形が一般的になりチャンネル争奪戦そのものの勃発もなくなった。未だに権利の帰属は曖昧なままであるが、誰も気にしない。その一方で、近年では、YouTubeニコニコ動画の登場によって、チャンネル権の地位は低下しつつあり、これを憂う文化人も多い。
憲法改正を唱える一派は、ニートにすら一台以上のテレビが与えられる現代において実質意味が無くなったチャンネル権を廃止しようと運動しているオタクや、チャンネル権を無くすことでテレビの需要を増やそうとする資本主義者が中心である。

事例[編集]

僕は楽しみにしていたアニメを見るために、大急ぎで全力疾走で家に帰った。しかし、居間ではお父さんがテレビを見ていた。プロ野球中継を見ているようだ。一足遅かったか!
「いけー阪神!コラ何してんねん金本!!ワシのほうがもっとうまいわ!!!」
くそ、このままではアニメを見られない。どうにかしてお父さんからチャンネル権を奪おう。そのとき、お父さんは立ちあがり、トイレに行った。そして、僕はお父さんが居なくなったことを確認すると、こっそりチャンネルをアニメに変えた。

僕はアニメを見ていると、しばらくしてお兄ちゃんがやってきた。お兄ちゃんも見たいチャンネルがあるらしく、チャンネル権争いになってしまった。もちろん、力の弱い僕はあっけなく負けてしまったのだ。
お兄ちゃんは、僕が部屋からでたことを確認するとビデオを入れ始めたが、僕はこっそり扉の隙間から見ていたのだ。この角度からはテレビ画面は見えないが、こんな声が聞こえてきた。
「あぁーやっぱぴー最高!気持ちいいよ気持ちいいよ!!今夜のおかずGET!!!」
第六感が優れている僕は、何だかヤバそうと察したのでとりあえず影を潜めた。そのとき、いきなり居間にお母さんがやってきた。

ア〜ン♥♥

「ブチッ」

死亡確認.jpg
死亡確認

ごめんなさい。ごめんなさい。
この時代ではお伝えできない事実が含まれていたため、投稿者は消去されました。

もうチャンネル権争いとかどうでもいいよ…(涙)


2画面を同時に映し出せるテレビでの事例[編集]

僕は楽しみにしていたアニメを見るために、大急ぎで全力疾走で家に帰った。しかし、居間ではお父さんがテレビを見ていた。プロ野球中継を見ているようだ。
「いけー阪神!コラ何してんねん金本!!ワシのほうがもっとうまいわ!!!」
くそ、このままではアニメを見られない。お父さんに替わるように頼んだら、
「じゃあ2画面で見るか?」
と言われて、そうすることにした。アニメを見れると思ったら、音声が1つしか出ないので音なしアニメだった…(涙)


チャンネル権の種類[編集]

  • 妄想
誰でも手軽に独占できるチャンネル。ただし義務教育期間中、授業中に長時間やるとチョーク飛んだり不意に当てられるので注意。
  • 天の声、星のお告げ
祈祷師や電波な人が受信できる。あまり口に出していると変な目で見られるだけでなく、病院に連れて行かれるので注意。
  • つまみ
ロータリーチャンネルの場合に有効。材質は枝豆やイカなど。
  • 有線リモコンの接続
※変えている途中にロータリーチャンネルのつまみを回すと、メカが壊れ、リモコンが効かなくなり、親父に半殺しの目にあった子供も少なくない。児童虐待のはしりとも言える。
  • マイリモコン
こっそり隠し持ってチャンネルを独占したいとおもって買っては見るものの、当時は一画面しかなくチャンネルを変えたらすぐばれた。なお後に2画面を同時に映し出せるテレビなどが開発されたが、どうせ映し出せたところで音声が1つしか出ないし何せ「画面端がカットされるのが超気になる!」との理由であまり使用されていない。

チャンネル権を減退させるもの[編集]

  • ビデオデッキ、HDDレコーダー
いわずと知れた過去を見るための機械。中にはTPDDが入っており、過去の情報を引き出せるようになっているが、あくまでチャンネルで放送されたものにかぎる。なお、個人の妄想などは個人情報保護法およびコピーガードのため記録したとしても再生できないようになっている。
  • メディア離れ
最近の脚本は面白くないと言う理由だけでなく、むしろ自分のマニアック趣味ネタをわかっていくれる人がSNSなどの井戸端で発見できてしまうため当然そちらに比重が置かれる。ネットワーク上ではチャンネル権は存在せず、時系列分割方式でみんなにチャンネルがオンデマンドで配信されてしまう。
  • こっそりと見たい
あんなものこんなもののように両親に見せられないもの、モザイク無しで見たいものが多くなった。もし、テレビやビデオデッキ、HDDレコーダーで見ると、うっかり夜中に両親に発見されてしまう。あわててテレビを消そうとしても、ボタンが音量大だったりして大迷惑となってしまい、次の日から空気がミョーによそよそしくなってしまう。こっそりといつでも見れるからこその良さがあるパソコン書籍にも比重が傾いている。

関連項目[編集]