1879年
年
1879年(1879 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、水曜日から始まる平年。明治12年。
千年紀: | 2千年紀 |
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世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1850年代 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 |
年: | 1876年 1877年 1878年 1879年 1880年 1881年 1882年 |
他の紀年法
編集カレンダー
編集できごと
編集1月
編集- 1月1日 - ブラームスヴァイオリン協奏曲 初演(ライプツィヒ)
- 1月4日 - 梟刑廃止
- 1月9日 - 大蔵省商務局を設置。
- 1月11日 - ズールー戦争( - 7月4日):英国がズールー王国に侵攻
- 1月13日 - 蓬萊橋竣工
- 1月15日 - 東京学士会院(後の日本学士院)創設
- 1月21日 - イプセン戯曲「人形の家」初演(コペンハーゲン)
- 1月22日 - ズールー戦争:イサンドルワナの戦い
- 1月25日 - 大阪で朝日新聞創刊
- 1月30日 - マクマオン仏大統領が辞任
- 1月31日 - 高橋お伝斬首刑
2月
編集- 2月14日 - ペルー・ボリビアとチリの間で太平洋戦争が勃発。
- 2月27日 - ジョンズ・ホプキンス大学でサッカリンを発明
- 横浜正金銀行設立(開業1880年2月28日)
3月
編集- 3月3日 - 米最高裁で初の女性判事が任命 (Belva Ann Lockwood)
- 3月27日 - 琉球処分官松田道之が首里城で廃藩置県を言い渡す。
- 3月29日 - チャイコフスキー歌劇「エフゲニー・オネーギン」初演(モスクワ)
4月
編集- 4月1日 - 小菅集治監設置
- 4月4日 - 琉球藩廃止・沖縄県設置(琉球処分)
- 4月5日 - 太平洋戦争: チリがペルー・ボリビアに宣戦布告
- 4月24日 - 東京・浦賀・館山間に汽船運航(後の東京湾フェリー)
- 囲碁団体方円社設立(村瀬秀甫ら)
5月
編集- 5月6日 - 植物御苑(後の新宿御苑)開設
- 5月21日 - 太平洋戦争: イキケの海戦
- 5月26日 - 第二次アフガン戦争:ガンダマク条約締結
- 5月26日 - 米国でマディソン・スクエア・ガーデン(初代)開場
6月
編集7月
編集- 7月3日 - グラント前米大統領来日( - 9月3日)
- 7月4日 - ズールー戦争: 英国がズールー王国を保護国化
- 7月14日 - コレラの予防規則(海港虎列刺病伝染予防規則)公布(検疫記念日の由来)。この年コレラ大流行により全国で10万人の死者が出た[1]。
- 7月17日 - ハワイ王国初の鉄道が開業(カフルイ・ワイルク間)
- 東京府癲狂院(後の松沢病院)設立
8月
編集- 8月1日 - 東京海上保険設立
- 8月4日 - 教皇レオ13世が回勅Aeterni Patrisを発布
- 8月15日 - 東京で虎列刺避病院設置
- 8月17日 - 仏パナマ運河会社設立(フェルディナン・ド・レセップス、1889年パナマ運河疑獄)
- 8月21日 - アイルランドクノックで聖母の出現が目撃される
9月
編集- 9月15日 - 昨年10月来日本で猛威を振るうコレラの被害発表(罹患138,953名,死者76,597名)
- 9月17日 - シドニー万国博覧会開幕( - 1880年4月20日)
- 9月18日 - 英国ブラックプールで最初の電飾 (Blackpool Illuminations)
- 9月27日 - 千住製絨所開業
- 9月29日 - 教育令公布(学制廃止)
10月
編集- 10月1日 - 横浜で美會神学校(青山学院の源流の一つ)開校
- 10月7日 - 独墺同盟調印
- 10月8日 - 太平洋戦争:アンガモスの海戦
- 10月12日 - 第二次アフガン戦争:英軍がカーブルを占領
- 10月21日 - エジソンが白熱電球を発明
- 10月28日 - 水上警察署(後の東京水上警察署)設置
11月
編集- 11月4日 - ジェームズ・リッティがキャッシュレジスターの特許を取得
- 11月17日 - 小学校唱歌が編纂される
12月
編集日付不詳
編集- 新潟で神前結婚が行われ話題となる
誕生
編集→「Category:1879年生」も参照
- 1月1日 - E・M・フォースター、イギリスの小説家(+ 1970年)
- 1月18日 - 猪飼たね、長寿日本一だった人物・元日本最高齢記録保持者(+ 1995年)
- 1月22日 - フランシス・ピカビア、フランスの画家(+ 1953年)
- 1月29日 - 佐分利貞男、外交官(+ 1929年)
- 1月31日 - 鳥井信治郎、実業家・サントリーの創業者(+ 1962年)
- 1月31日(ユリウス暦1月19日) - ボリス・サヴィンコフ、ロシアの革命家・作家(+ 1925年)
- 2月1日 - 臼田亜浪、俳人(+ 1951年)
- 2月4日 - ジャック・コポー、フランスの演出家・俳優(+ 1949年)
- 2月22日 - ヨハンス・ブレンステッド、デンマークの化学者(+ 1947年)
- 2月25日 - 平沼亮三、実業家・政治家(+ 1959年)
- 2月26日 - フランク・ブリッジ、イギリスの作曲家・弦楽奏者・指揮者(+ 1941年)
- 3月1日 - 田辺七六、政治家・実業家(+ 1952年)
- 3月3日 - 正宗白鳥、作家(+ 1962年)
- 3月5日 - ウィリアム・ベヴァリッジ、イギリスの経済学者・社会政策学者(+ 1963年)
- 3月8日 - オットー・ハーン、ドイツの化学者(+ 1968年)
- 3月10日 - 橋戸信、野球選手(+ 1936年)
- 3月14日 - アルベルト・アインシュタイン、ドイツ生まれの物理学者(+ 1955年)
- 3月27日 - エドワード・スタイケン、アメリカの写真家(+ 1973年)
- 4月2日 - 西山翠嶂、日本画家(+ 1958年)
- 4月3日 - 長塚節、作家(+ 1915年)
- 4月3日 - 物集高量、国文学者・作家(+ 1985年)
- 4月9日 - ドク・ホワイト、メジャーリーガー(+ 1969年)
- 4月27日 - トーマス・ビーチャム、イギリスの指揮者(+ 1961年)
- 4月29日 - ヌードルズ・ハーン、メジャーリーガー(+ 1960年)
- 5月12日 - 上田貞次郎、経営学者・経済学者(+ 1940年)
- 6月1日 - クヌート・ラスムッセン、グリーンランドの極地探検家・人類学者(+ 1933年)
- 6月7日 - F・W・クロフツ、イギリスの推理作家(+ 1957年)
- 6月11日 - 櫻井忠温、日本陸軍軍人・作家(+ 1965年)
- 6月11日 - ロジャー・ブレスナハン、メジャーリーガー(+ 1944年)
- 6月15日 - アンリ・ワロン、フランスの心理学者(+ 1962年)
- 7月1日 - レオン・ジュオー、フランスの労働組合活動家(+ 1954年)
- 7月5日 - ドワイト・フィリー・デイヴィス、第49代アメリカ合衆国陸軍長官(+ 1945年)
- 7月5日 - ワンダ・ランドフスカ、ポーランドのチェンバロ奏者・ピアニスト(+ 1959年)
- 7月6日 - アグリッピナ・ワガノワ、ソ連のバレエダンサー(+ 1951年)
- 7月9日 - オットリーノ・レスピーギ、イタリアの作曲家(+ 1936年)
- 7月12日 - 古武弥四郎、生化学者(+ 1968年)
- 7月19日 - 山川登美子、歌人(+ 1909年)
- 7月26日 - 畑俊六、陸軍軍人・政治家(+ 1962年)
- 8月3日 - 岩崎小弥太、実業家・三菱財閥4代目総帥(+ 1945年)
- 8月8日 - 寺内寿一、陸軍軍人・政治家(+ 1946年)
- 8月8日 - エミリアーノ・サパタ、メキシコ革命の指導者(+ 1919年)
- 8月15日 - 唐牛敏世、旧・弘前相互銀行社長・みちのく銀行初代頭取(+ 1979年)
- 8月15日 - エセル・バリモア、アメリカの女優(+ 1959年)
- 8月24日 - 瀧廉太郎、作曲家(+ 1903年)
- 8月31日 - 大正天皇、第123代天皇(+ 1926年)
- 9月2日 - 安重根、朝鮮独立運動家(+ 1910年)
- 9月13日 - 佐久間勉、第六潜水艇艇長(+ 1910年)
- 9月14日 - マーガレット・サンガー、アメリカの産児制限活動家(+ 1966年)
- 9月25日 - 石原忍、医学者、眼科医(+ 1963年)
- 9月30日 - アンリ・カサドシュ、フランスのヴィオラ奏者(+ 1947年)
- 10月1日 - 長谷川時雨、劇作家・小説家(+ 1941年)
- 10月5日 - ペイトン・ラウス、アメリカの病理学者(+ 1970年)
- 10月7日 - ヘルマン・ノール、ドイツの哲学者・教育学者(+ 1960年)
- 10月8日(光緒5年8月23日) - 陳独秀、中国の革命家・思想家(+ 1942年)
- 10月9日 - マックス・フォン・ラウエ、ドイツの物理学者(+ 1960年)
- 10月19日 - 邦彦王妃俔子、皇族・久邇宮邦彦王妃(+ 1956年)
- 10月20日 - 河上肇、経済学者(+ 1946年)
- 11月6日 - ヴァルガ・イェネー、ハンガリー出身の経済学者。ソ連で活躍。(+ 1964年)
- 11月7日(ユリウス暦10月26日) - レフ・トロツキー、ロシアの革命家(+ 1940年)
- 11月7日 - 野口兼資、能楽師(+ 1953年)
- 11月14日 - 菊池契月、日本画家(+ 1955年)
- 12月1日 - 荻原碌山、彫刻家(+ 1910年)
- 12月3日 - 永井荷風、小説家(+ 1959年)
- 12月9日 - 冨田溪仙、日本画家(+ 1936年)
- 12月10日 - E・H・シェパード、イギリスの画家。「クマのプーさん」の挿絵で知られる。(+ 1976年)
- 12月15日 - 梁瀬長太郎、実業家、ヤナセの創業者(+ 1956年)
- 12月17日 - 倉元要一、政治家(+ 1942年)
- 12月18日 - パウル・クレー、スイスの画家(+ 1940年)
- 12月28日 - ウィリアム・ミッチェル、アメリカ合衆国の軍人(+ 1936年)
死去
編集→「Category:1879年没」も参照
- 1月24日 - ハインリッヒ・ガイスラー、ドイツの技術者(* 1814年)
- 1月31日 - 高橋お伝、「明治の毒婦」(* 1850年)
- 2月10日 - オノレ・ドーミエ、フランスの画家(* 1808年)
- 2月24日 - 不知火光右衛門、力士(* 1825年)
- 3月29日 - 梁川紅蘭、漢詩人(* 1804年)
- 3月30日 - トマ・クチュール、フランスの画家(* 1815年)
- 4月1日 - 大原重徳、公卿(* 1801年)
- 5月15日 - ゴットフリート・ゼンパー、ドイツの建築家(* 1803年)
- 5月24日 - ウィリアム・ロイド・ガリソン、アメリカの奴隷制廃止運動家(* 1805年)
- 6月1日 - ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト(ナポレオン4世)、フランスの皇太子(* 1856年)
- 9月17日 - ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュク、フランスの建築家(* 1814年)
- 10月13日 - 川路利良、警視庁大警視(* 1834年)
- 11月5日 - ジェームズ・クラーク・マクスウェル、イギリスの物理学者(* 1831年)
- 11月8日 - マーガレット・オニール・イートン、アメリカ陸軍長官を務めたジョン・ヘンリー・イートンの夫人(* 1799年)
フィクションのできごと
編集脚注
編集注釈
出典
- ^ 石炭酸(フェノール)の製造と流行病宮原誠、国立医薬品食品研究所小史第3号