青野武

日本の俳優、男性声優 (1936 - 2012)

青野 武(あおの たけし、1936年昭和11年〉6月19日[11][12][13][14] - 2012年平成24年〉4月9日[4][13][15][14])は、日本俳優声優ナレーター青二プロダクションに所属していた[7]

あおの たけし
青野 武
1962年
1962年
プロフィール
本名 青野 武[1]
愛称 青ちゃん[2]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本北海道旭川市[3]
死没地 日本の旗 日本東京都八王子市[4]
生年月日 (1936-06-19) 1936年6月19日
没年月日 (2012-04-09) 2012年4月9日(75歳没)
血液型 O型[5][6]
職業 俳優声優ナレーター
事務所 青二プロダクション(最終所属)[7]
配偶者 板橋真砂子[8]
著名な家族 板橋七生(義妹)[9]
公式サイト 青野武|青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[10]
身長 / 体重 169 cm / 62 kg
声優活動
活動期間 1961年[6] - 2010年
ジャンル アニメゲーム吹き替えナレーション
デビュー作ブロンコ[2]
俳優活動
活動期間 1954年 - 2010年
ジャンル テレビドラマ舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

北海道旭川市出身[3]。旧芸名青野 武士[5]

生涯

生い立ち

北海道旭川市[3]で誕生。後日、青野家に養子に出されるが、幼少期の青野はそれを知らなかった[16][13]

小学4、5年の頃、友人の実家が経営していた映画館「冨士館」に通うようになり、映画好きとなる[17]

少年時代は「悪ガキ」であり、「青鬼」というあだ名が付けられていた[13]。だが、小学6年生の時、近所のおせっかい焼きの少年から「青野はもらいっ子」と言われ、青野は「そんなバカな!」と怒りその少年を殴り倒すが、その後それが真実であることを知る[13]。その日まで本当の「とうちゃん」「おっかあ」とばかり思っていた人が全く血の繋がりの無いと分かったことで、身体中の血が一時に逆流するようなショックを受けたといい、その日を境に性格は暗くなり、黙ってふさぎ込んでいるような少年になっていったという[13]

中学校進学後、孤独感や苦しみから抜け出すため、野球部に所属し熱中していた[13][17]。当時は「どうせ生みの親から見放された人間なら、1人で立派に生きていけるプロ野球選手になってやろう」と思っていたという[13]

キャリア初期

中学3年生の時、担任教師に「ファーストで球を受ける時の君の体の線が美しい。今度の文化祭で演劇やってみないかい?」と誘われ、初めて芝居をする[6][13][17]。作品は菊池寛作『父帰る』で、長男・賢一郎役だった。青野は後年「野球をやっている体の線と演劇と、どう結びつくのか良くわからなかった」と語り、芝居もその時はそれで終わりだった[18]

その後、北海道旭川東高等学校に入学[19]。野球部に所属し野球をしていたが、間もなく耳を患ったことで激しいスポーツを禁じられてしまう[13][17]。この時、中学時代の青野の舞台を見ていた演劇部の先輩の女性が誘ったことで演劇部に入り、ヘンリック・イプセン作『幽霊』のオズワルド役で出演したところ、それが全国演劇コンクールで三位に入賞[17][18]。翌年の高校2年生の時にジャン=ポール・サルトル作『出口なし』のガルサン役を演じたところ、今度は同コンクール二位を獲得[6][13][17][18]。次第に演劇にはまり込む[17]

高校3年生時には、自身が出演や演出などを全て行いコンクールへ出場したが、本人曰く「調子にのった」ため圏外となる[6][17]。だがこの時、審査員の一人から「僕は上京して夢破れ、挫折して都落ちしたが君達の前途は洋々だ。僕達の分まで頑張ってもらいたい」という言葉をかけられたことで勇気づけられ、役者として生計を立てることと上京を決意したという[17][18]

上京を決意後、本屋の店頭で週刊誌をめくり俳優養成所の記事を読んでいたところ、記載された三つの劇団の中で「地方の人物が多くアルバイトしながら学んでいる」とあったのが舞台芸術学院だったことで「もう舞芸しかない」と思い、高校卒業後は家出同然の旅立ちで単身上京[17][20]。願書を貰うため同芸術学院に行った際に芝居の稽古中の声が聞こえたといい、その素晴らしい声に「その修練を積んだ声、これがプロになる人の声か!」とショックを受けると同時に、「なにがなんでもここに入って、絶対役者になってやろう」と思っていたという[6][17]

学院では、同じ北海道出身の俳優である松山照夫に初めて声をかけられ、最初は「悪い事は言わんから、クニに帰れ」と言われたという[6][17]。しかし、青野の意志を汲み取ったのか、松山は願書の手続きをはじめ色々面倒をみたといい、松山の縁から同じ北海道出身の山田吾一宮内幸平、後の妻と知り合ったという[17]

同芸術学院に入学後は劇を学びながら、喫茶店の風月堂サンドイッチマンレストランの出前持ち、バーテンストリップの照明係、アルサロのボーイなど様々なアルバイトを経験していた[17][2]。学院卒業の際、クラス担任の教師から「君は暗すぎる。そんなに暗くちゃこれからの役者人生、とてもやっていけないよ」と言われ暗くなったが、その教師は卒業後も青野の芝居を欠かさず観劇し、絶えず暖かく励ましてくれたといい、後に「感謝で一杯」と語っている[2]

声優として

劇団青俳の研究生[13]を経て、劇団七曜会に所属した際に主役を務めた『欲望という名の電車』での演技が認められ、観劇していたTBSのディレクターから「一時間物の西部劇の主役の声を演ってみないか」と声が掛かり、海外ドラマ『ブロンコ』の主役であるタイ・ハーデンの吹き替えを担当した[2]

『ブロンコ』の放送中、劇団七曜会が解散。3、4年は作品座[21]の所属を経て[注 1]、劇団新劇場[13]など複数の劇団を渡り歩き、腰の落ち着かない日々を送ったことでアテレコの仕事も遠のいてしまったという[13][22]。その中でも、七曜会に一緒に所属していた高橋正夫との勉強会は楽しく、月に一、二度、高橋の宅で岸田國士の戯曲の読み合わせをしていた[22]

ある時、高橋の誘いから劇団芸協の芝居を見るようになり、しばらくして高橋から「うちの演出家が僕に言うんだ。あなたの切符でいつも一番後ろの席で、芝居を観ている青年がいる。ひとつ会わせてくれないかってね。どうだい、会ってみるかい」と言われる。その演出家が、あずさ欣平だった[22]。青野と対面したあずさは青野の昔の舞台を見ており「君、芝居はやらないの?役者を目指して上京したのなら、役者を続けなきゃダメじゃない」、「埋もれさせておくには惜しい人材」と入団を誘ってくれたという[6][13][22]。そして、30歳の時に劇団芸協へ入団[20][23][10]に所属した[22]。初舞台は久米正雄作『地蔵教由来』となる[22]。後年にはあずさの他、劇団仲間であった雨森雅司、宮内幸平[16]田中和実[19]など死去した友人の遺志を継ぎ、同劇団の主宰を務めた[24]

劇団芸協に入団後、吹き替えやアニメーションのディレクターもしていたあずさの縁で再び声優業を行うようになり、徐々に増えていった[6][13][22]。以後多くのアニメ・吹き替えなどで声優として活躍した。また俳優としても、大河ドラマ北条時宗』やNHK教育の『このまちだいすき』などの映像作品に出演した。

声優としての所属は演協プロ[25]河の会[26]江崎プロダクション[27]、オフィス央[28]を経て、青二プロダクションに所属していた[10]

闘病・死去

2003年7月6日、突然背中に激痛が走り病院を訪れた結果、急性大動脈解離と診断される[16]。手術なしで済み二週間程で退院できたものの、退院時には医者から「大きな声を出さない事、過激な運動は駄目、ストレスや緊張状態は極力避けること、とにかく血圧が上がらないように。舞台?一番悪いでしょう。今度破裂したら助かりませんよ。」と告げられる[6][16]。その時に青野は「先生、言葉を返すようですが、大きな声を出すなと言われても、役者をやっている以上、役によっては出さない訳には参りません。役者をやれないのだったら生きてる甲斐がありません!」と反論したものの、退院後の舞台は出番の多い役を避け演出面での活動が中心となる[6][16]。一方、声優業は大丈夫だったため、以前同様に継続して行っていた。

2010年5月15日解離性大動脈瘤手術を受ける。その後一旦退院するが、同年6月26日脳梗塞が判明して入院。療養で復帰の目処が立たないことから、当時演じていた全ての持ち役を降板した[29]後述)。2年近い闘病生活の末、2012年4月9日午後4時38分、解離性胸部大動脈瘤術後多発性脳梗塞のため、東京都八王子市の病院で死去[30]。満75歳没(享年76)[15][4]

2013年、第7回声優アワード「特別功労賞」を受賞[31]

人物

育ての父は建具指物師だったが、飲んだくれで母を泣かせていた[13][16]。家計は苦しく、その日その日を暮らしていくのが精一杯だったという[13]

妻は女優の板橋真砂子[8]。夫婦そろっての映画ファンであった。女優の板橋七生は妻の妹[9]。娘がいる[2]

特技はジョギング[10]。30代から60代まで約20年間していた[18]。ある時、喫煙の影響で体力が落ち辛くてしかたなかったところ、妻から「もう年なんだから歩けばいいじゃない」と言われたことで、以降はウォーキングに切り換えていた[18]。ただし、体力作りのため、仕事がない時は朝に、8キロから10キロほど歩いたという[18]

趣味は野球[32]競艇[17]

座右の銘は、ウィリアム・スミス・クラークの「少年よ、大志を抱け」[6]。幼い頃からこの言葉をことあるごとに聞いて育ったといい、若手時代に挫折して夢を断念しそうになった時は、この言葉を聞いて頑張っていたという[6]

特色・役柄

声種バリトン[28]

悪役や落ち着いた老人役[6]をはじめ、ひねった役、異常者の役、ハイテンションな役などを演じることが多かった[18][20]。本人も「悪役や様々な感情を演じられる役は演じていて面白い」とも発言している[33]

20代の頃は、一作の中で5~6もの端役を兼役で演じていたという。当時は声の使い分けを意識し「あ、こいつ、こういうふうなこともできるのか」と思われるように工夫していたといい、そのうちに「こいつ、フケも結構やるな」と評価されたことでそういう役も演じるようになったといい、30半ばくらいで『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王役を務めたことを機に、異常な役も演じるようになった[18]

アニメ出演に関して、初期は『宇宙戦艦ヤマト』の真田志郎のようなリアルな演技の役が多かったが、『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王役、『キテレツ大百科』の熊八役など、次第に演技のデフォルメが強い役も増えていった[6]。青野は元々、吹き替えでは狂気を帯びたり型破りな役の声を当てることがあり好きだったため、演技の起伏が激しい役は最高で楽しくてしょうがなかったという[6]

エピソード

若い頃は酒癖が非常に悪く、飲みに行った際に酔っ払って他の客とケンカになったが、同行していた富山敬が朝まで介抱してくれたことがあった。1995年にその富山から『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵役を引き継いだ際は、「役が決まった際は複雑な心境だったが、富山敬の名を汚さないように頑張ろうと思った」と語っている[34]

劇団仲間だった肝付兼太と組んで、スナックでバーテンとして働いていたこともある[13]。肝付とはウマが合い、2人でアドリブを連発し、「漫才バーテン」と呼ばれて評判となっていたといい、当時は巧みなシェーカー振りが客に受けたという[13]

競艇をテーマにした出演作である『モンキーターン』のDVD6巻に収録されたオーディオコメンタリーでは、同じく競艇ファンであった麦人とともに、競艇場の試乗体験でペアボートに試乗したことがあるという体験談や、最初に名前を覚えた選手から彦坂郁雄が解雇されたエピソードなど競艇のオールドファンならではの話などをしていた。

出演作に関して

声優デビュー作となった海外ドラマ『ブロンコ』の吹き替えは苦労し、終わるたびに己の力のなさを痛感していたという[2]。当時は北海道訛りが酷く友人たちにも酷評されたが、ディレクターだけは「青ちゃん気にするな。西部劇ってのはね、『アメリカの東北』なんだよ。向こうの役者だって訛りがひどいよ、土の臭いが出ていればいいの」と励ましたという[2]。ある日の収録後、帰り支度をしていた際に共演していた先輩から「青野君一寸!」と呼ばれアドバイスを受けた際は、吹き替えを始めたばかりの駆け出しで右も左もわからず心細かった時期だったことから、帰り道で涙が止まらないほど、たまらなく嬉しかったという[2]。これらの経験から、『ブロンコ』を一番思い出のある作品としており、前述のディレクターも大恩人と語っていた[20]。1979年には「もし『ブロンコ』がなかったら、今の青野はいなかったかもしれない」としている[20]

ウルトラマン』のザラブ星人アテレコでは、キャラクターの特徴をつかむために着ぐるみの中に入って実際に演技していた[6][35]。また後年のウルトラシリーズでも死去するまでザラブ星人の声を担当。

宇宙戦艦ヤマト』では真田志郎役を演じていたが、オーディションでは当初は別の役で受けていた[6][36]。だが、終えて帰ろうとしていた時にプロデューサーの西崎義展から「ちょっと君、こっちの役も演ってみなさい」と言われたのが真田役であり、真田役に決まったという[6][36]。後年、『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』でも真田役を演じることとなった際は、自らが演出をすることになった西崎から「青野さん久しぶりです。あれから大分経っているので、ちょっと声を聞かせてくれませんか」と声が掛かり、初収録から30年以上経っていたことため「正直一寸ビビった」という[36]。だが、セリフを読み終えたところ「ヤー青野さん、全然声が変わってないじゃないですか、驚いたな」と西崎の声がスタジオに響き、その一言は役者として少し誇らしく、そして嬉しくもあったという[36]

『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王役を演じた際は、悪になるところでは怪演を披露し、ディレクターの小松亘弘から「やっぱり、ああいうのは青野だ」と言われたという[18]。また、その時に「ガアッ」と演じていたことから、周囲には「ウワッ」と顔を背けられてしまったりしていたという[18]。ピッコロ大魔王が自分の分身であるピッコロを産み出す場面では「産みの苦しみだ」と力を入れすぎたため、を悪くしてしまったという[37]

独創的なアドリブを入れることが多いが、『勇者王ガオガイガーFINAL』のギムレット役は、監督が「青野さんならこんな言い回しをするだろう」と考え、元からセリフにアドリブを組み込まれた趣向であったため、イントネーションを工夫することでしか対抗できなかったことを明かしている。

ONE PIECE』ではテレビシリーズでミホーク役などで出演しており、同作の劇場版では第10作まで毎回異なる役柄で出演していた。原作のリメイク作品では、ラッスーやイッシー20のひとりといった、テレビシリーズで声優が決められていなかった人物の声を担当した。

吹き替えでの持ち役はマイケル・ペイリンを始めクリストファー・ロイドジョー・ペシダニー・デヴィートラム・チェンインなどがある。穂積隆信樋浦勉とは同一作品の別音源で同じ役を演じる機会が多かった[注 2]

今まで演じていた中で一番好きだった役には『刑事トマ』のトマ(トニー・ムサンテ)の吹き替えを挙げている[18]。同作以前に『ある戦慄』でのムサンテの異常性格的な演技に魅せられていたため、『刑事トマ』のオーディションの時、ムサンテが主演と知って驚き、その後自分がムサンテの吹き替えと決まって再度驚き、同時に嬉しかったという[20]。トマは劇中で変装するため役柄がバラエティーに富み、吹き替える声にも変化を加えたことから面白かったという[20]

井伏鱒二作の舞台『へんろう宿』には何度か出演。最初に出演した高橋正夫が故郷へ帰郷したため、出演したという[16]。同作で登場する子供もおばァさんも生みの親を知らない設定であり、似た家庭環境であることから、青野は『へんろう宿』に愛着を感じていたという[16]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1964年
1965年
1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年

劇場アニメ

1977年
1978年
1979年
1980年
  • 家なき子(ジェローム・バルブラン[1][83]
  • がんばれ!! タブチくん!! 第2弾 激闘ペナントレース(ヤスダ
  • がんばれ!! タブチくん!! 初笑い第3弾 あゝツッパリ人生(ヤスダ
  • ヤマトよ永遠に真田志郎[84][1]
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
  • 瓜っこ姫とアマンジャク(おじいさん)
  • 劇場版 天地無用! 真夏のイヴ(柾木勝仁、柾木信幸)
1999年
  • 劇場版 天地無用! in LOVE2 遙かなる想い(柾木勝仁、柾木信幸)
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年

OVA

1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2000年
2002年
2003年
2005年
2008年
2010年

Webアニメ

ゲーム

2013年以降の出演作品は生前の音声を引用したライブラリ出演。

1985年
1989年
1990年
1991年
  • ファイナルゾーンII(アレフ・ロイマン博士)
  • ラングリッサー(エグベルト)
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
2015年
  • LORD of VERMILION ARENA(水のカイナッツォ)
2018年

ドラマCD

吹き替え

担当俳優

イアン・バネン
クリストファー・ロイド
ジェームズ・カーン
ジャン=ポール・ベルモンド
G・W・ベイリー
  • ポリスアカデミーシリーズ(ハリス)※ソフト版
    • ポリスアカデミー5 マイアミ特別勤務
    • ポリスアカデミー6 バトルロイヤル
    • ポリスアカデミー7 モスクワ大作戦!
  • 未来警察(チーフ)
ジョー・ペシ
ジョン・クリーズ
ダスティン・ホフマン
ダニー・デヴィート
チーチ・マリン
デニス・ホッパー
バート・レイノルズ
ハリー・ディーン・スタントン
ヘンリー・シルヴァ
ポール・ホーガン
マイケル・ペイリン
ラム・チェンイン
ロバート・イングランド

映画(吹き替え)

ドラマ

アニメ

人形劇

  • 海底大戦争 スティングレイジョン・フィッシャー少尉〈「沈没船の怪人」以降〉)
    • スティングレイ対海底魔王(レーダー・ステーション)
    • 謎の新兵器(輸送船乗員)
    • 地獄から来た男(電力ステーション、レーダー・ステーション)
    • ソロン王国の陰謀(司令官と飲む男)
    • ウラナリ大王の挑戦(27号機操縦士、救助隊)
  • きかんしゃトーマストップハム・ハット卿〈2代目〉)※フジテレビ版
  • キャプテン・スカーレット
    • キャプテン・スカーレット誕生!(ブラウン大尉)
    • 無人機をストップ!(ブラウン大尉)
    • 大爆発!(チャーリー・ハンセン)
    • ヨーロッパ作戦(カーニー教授)
  • サンダーバード
    • 死の谷(J.B.レスター)
    • 秘密作戦命令(J.B.レスター)
    • 恐怖の空中ファッションショー(メイソン)
  • スーパーカー 謎の原爆 ※フジテレビ版
  • フラグルロック
  • ロンドン指令X 超音波ライフル銃(マーク・スレイター)

その他

ボイスオーバー

特撮

1966年
1976年
1988年
1997年
2005年
2006年
2008年
2009年

ラジオ

テレビドラマ

映画

  • 女教師仕置人 地獄の女神(予告編ナレーション)

テレビ番組

顔出し

声の出演

人形劇

CM

顔出し

声の出演

その他コンテンツ

後任

青野の療養に伴う降板および死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

ただし、声優を総入れ替えした作品[注 5]については趣旨から外れるため、対象外とする。

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
島田敏 おじいちゃん〈さくら友蔵〉 ちびまる子ちゃん 第2期第769話
ロディル テイルズ オブ シンフォニア 『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編』第3話
平賀源外 銀魂 『銀魂'』第224話[注 6]
トーマス・ベケット 山猫は眠らない』テレビ東京版 クアドリロジーDVDセット追加録音部分
オールド・オスマン ゼロの使い魔 『ゼロの使い魔F』
ジンメン デビルマン 妖鳥死麗濡編 スーパーロボット大戦DD
神様 ドラゴンボールシリーズ」 ドラゴンボール改』第66話
ピッコロ大魔王 ドラゴンボールZ 超究極武闘伝[注 7]
飛田展男 ムラサキ曹長 ドラゴンボールヒーローズ[注 8]
浦山迅 アーガス・フィルチ ハリー・ポッターシリーズ ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ブレイン・クーパー プレデター』テレビ朝日版 完声版追加録音部分
掛川裕彦[注 9] ジュラキュール・ミホーク ONE PIECE 第462話
ハルトマン テイルズ オブ イノセンス 『テイルズ オブ イノセンスR』
園部啓一[注 10] アカイさん BSアーカイブス関連番組 プレミアムカフェ
堀内賢雄[注 11] ドーナツマン それいけ!アンパンマン 第1097話
松山鷹志 トンガラシ 第1231話
岩崎ひろし アッシュ・モーガン 華麗なるペテン師たち シリーズ4
藤原啓治[注 12] 斌偉信 鬼哭街 全年齢対象版
銀河万丈 ルオゾール・ゾラン・ロイエル 魔装機神シリーズ スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
大塚周夫 ゲン・フー デッド オア アライブ シリーズ 『DEAD OR ALIVE Dimensions』
牛山茂 タズナ NARUTO -ナルト- NARUTO -ナルト- 疾風伝
龍田直樹 アルバート・ラッセル 英雄伝説シリーズ 英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION
大木民夫 雨柳堂主人 雨柳堂夢咄 モーションコミック版
辻親八 ヘルルーガ・イズベルガ スーパーロボット大戦GC スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
魚建 柾木勝仁 天地無用! 『天地無用! 魎皇鬼』
小西克幸 柾木信幸
側見民雄 ニック・カツォポリス フルハウス フラーハウス
後藤哲夫 小豆蠟斎 バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 パチスロ版
伊藤健太郎 警官 ガントレット WOWOW吹替補完版追加録音部分
多田野曜平 ハリー・ライム ホーム・アローン2』フジテレビ版[177]
マーティン・ラマンスキー ゴリラ』テレビ朝日版[178]
ホリー 宇宙船レッド・ドワーフ号 第12シリーズ
フォン・ハッペン少佐 荒鷲の要塞』日本テレビ新版 ムービープラス吹替追録版[179]
幸村俊夫 CLANNAD かぎなど[180]
菅原淳一 ブリブリ族の長老(老ブタ) クレヨンしんちゃん 第894話Bパート
間宮康弘 メケメケZ 第1231話Cパート
中博史 麻倉葉明 シャーマンキング SHAMAN KING』(テレビアニメ第2作)

脚注

シリーズ一覧

  1. ^ 第1期(2005年)、第2期『REBIRTH』(2006年)
  2. ^ 『3』(2000年)、『エクストリーム』(2002年)、『4』(2004年)

注釈

  1. ^ 1957年に作品座入団。1958年に七曜会入団と記載している資料もある[12]
  2. ^ バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『ホーム・アローン』シリーズ、『リーサル・ウェポン』シリーズ、『スピード』など。
  3. ^ 当初は青野のライブラリ音声を使用していたが、2015年稼働のゴッドミッション4弾からは島田敏が新規収録した音声が使用されるようになった。
  4. ^ 1983年 - 1999年までは村山明が担当していた。
  5. ^ 大塚芳忠真田志郎、ブックマン、ムライ役を演じた『宇宙戦艦ヤマト2199』、『D.Gray-man HALLOW』、『銀河英雄伝説 Die Neue These』など。
  6. ^ 第213話は過去の収録音声を流用して対応。該当話から島田が演じることになった。2018年に発売されたゲーム『銀魂乱舞』では青野の声が流用されている。
  7. ^ 島田がピッコロ大魔王を演じた作品のうち、『ドラゴンボールヒーローズ』では当初青野のライブラリ音声が使用されていたが、ゴッドミッション4弾からは島田による新規収録が行われ、交代となった。
  8. ^ 青野の生前にも『ドクタースランプ』で同役を演じている。
  9. ^ 青野の生前にもゲーム『北斗の拳 世紀末救世主伝説』でテレビアニメ版で青野が演じたリハク役を担当していた。
  10. ^ 青野の生前にも『ONE PIECE』のウープ・スラップ役を引き継いでいる。
  11. ^ モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝』では長年青野が演じていたマイケル・ペイリンの吹き替えを務めた。
  12. ^ うしおととら』の蒼月紫暮役、アニメ『バットマン』シリーズのジョーカー役など、青野が演じていた役をリメイク版や新シリーズで演じた経験を持つ。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、1996年3月30日、10頁。ISBN 4-87376-160-3 
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外部リンク