1876年
年
(明治9年から転送)
1876年(1876 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、土曜日から始まる閏年。明治9年。
千年紀: | 2千年紀 |
---|---|
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1850年代 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 |
年: | 1873年 1874年 1875年 1876年 1877年 1878年 1879年 |
他の紀年法
編集カレンダー
編集できごと
編集1月
編集2月
編集- 2月2日 - MLB・ナショナルリーグ設立
- 2月20日 - 大阪日報(後の大阪毎日新聞)創刊
- 2月22日
- 代言人規則布達
- ジョンズ・ホプキンス大学創立
- 2月24日 - イプセン(音楽グリーグ)戯曲「ペール・ギュント」初演
- 2月27日 - 日朝修好条規調印
3月
編集- 3月10日 - グラハム・ベルが電話機を発明。初めての電話による会話の第一声は「ワトソン君、ちょっとこっちに来てくれないか」。
- 3月12日 - 官庁を日曜休暇・土曜半休とする太政官達公布(施行4月)
- 3月17日 - 夫婦別姓とする太政官指令が通達される[1][2](1898年の民法制定まで)
- 3月21日 - 水交社設立
- 3月28日 - 廃刀令発布
4月
編集- 4月2日 - 日本初の連休開始(2日が日曜,翌3日が神武天皇祭)
- 4月8日 - ポンキエッリ歌劇「ラ・ジョコンダ」初演(ミラノ)
- 4月18日 - 日本の新川県が石川県に編入
- 4月18日 - 日本の奈良県が堺県に編入
5月
編集- 5月1日 - 英ヴィクトリア女王がインド女帝の称号を得る
- 5月9日 - 上野公園開園式
- 5月10日 - フィラデルフィア万国博覧会開幕( - 11月10日)
- 5月18日 - 天然痘予防規則布達
- 5月25日 - 青森県二戸郡・宮城県気仙郡が岩手県に移管され、現在の岩手県・青森県の県域が確定。
6月
編集- 6月2日 - 明治天皇が北海道・東北地方巡幸に出発( - 7月20日)
- 6月6日 - ベルツ医師来日(1905年6月まで29年間)
- 6月12日 - 大森駅開業
- 6月30日 - セルビア公国がオスマン帝国に宣戦布告
- 松本市にあった筑摩県庁が火災で焼失
7月
編集- 7月1日 - 三井銀行(日本初の私立銀行)、旧三井物産開業
- 7月3日 - モンテネグロ公国がオスマン帝国に宣戦布告
- 7月20日 - 明治天皇が巡幸より灯台視察船「明治丸」で横浜港に帰還(海の記念日の由来)
- クラーク博士来日( - 翌年5月まで8ヶ月間)
8月
編集- 8月1日
- 8月5日 - 金禄公債証書発行条例公布(秩禄処分)
- 8月8日 - エジソンが謄写版の特許を取得
- 8月13日 - ワーグナー楽劇「ニーベルングの指環」全曲初演( - 8月17日,バイロイト祝祭劇場)
- 8月14日 - 札幌学校が札幌農学校に改称され、現在の北海道大学の創基となる(正式改称9月9日)
- 8月29日 - 高橋お伝逮捕される
9月
編集10月
編集- 10月6日 - 米国図書館協会設立
- 10月10日 - 一里塚廃毀令公布
- 10月24日 - 神風連の乱
- 10月27日 - 秋月の乱
- 10月28日 - 萩の乱
- 10月31日 - サイクロン(Great Backerganj Cyclone)がベンガル地方を襲う (二十万名死亡)
11月
編集- 11月1日 - 北海運河開通式 (ヴィレム3世)
- 11月4日 - ブラームス交響曲第1番初演 (カールスルーエ)
- 11月5日 - チャイコフスキー「スラヴ行進曲」初演 (モスクワ)
- 11月7日 - 米国大統領選挙実施(紛糾・議論の末にラザフォード・ヘイズが勝利)
- 11月16日 - 東京女子師範学校附属幼稚園(現・お茶の水女子大学附属幼稚園)開園(日本初の幼稚園)
- 11月29日 - ポルフィリオ・ディアスがメキシコ大統領に就任
12月
編集日付未詳
編集誕生
編集→「Category:1876年生」も参照
- 1月5日 - コンラート・アデナウアー、政治家、西ドイツの初代連邦首相(+ 1967年)
- 1月9日 - ロベルト・ミヒェルス、社会学者・歴史学者(+ 1936年)
- 1月11日 - エルマー・フリック、メジャーリーガー(+ 1971年)
- 1月12日 - 光田健輔、病理学者(+ 1964年)
- 1月20日 - ヨゼフ・ホフマン、ピアニスト(+ 1957年)
- 2月8日 - パウラ・モーダーゾーン=ベッカー、画家(+ 1907年)
- 2月9日 - マルティン・スティクスルート、フィギュアスケート選手(+ 1964年)
- 2月23日 - 林銑十郎、陸軍軍人・第33代内閣総理大臣(+ 1943年)
- 3月2日 - ピウス12世、ローマ教皇(+ 1958年)
- 3月15日 - 蒲原有明、詩人(+ 1952年)
- 3月15日 - 伊波普猷、民族学者・啓蒙家(+ 1947年)
- 3月21日 - 押川春浪、作家(+ 1914年)
- 4月4日 - モーリス・ド・ヴラマンク、画家(+ 1958年)
- 4月8日 - 林弥三吉、陸軍軍人 (+1948年)
- 4月12日 - ビック・ウィリス、メジャーリーガー(+ 1947年)
- 4月22日 - ローベルト・バーラーニ、耳鼻咽喉学者、軍医(+ 1936年)
- 4月28日 - ニコラ・ロメオ、エンジニア・実業家(+ 1938年)
- 5月4日 - 近松秋江、小説家・評論家(+ 1944年)
- 5月10日 - イヴァン・ツァンカル、作家・詩人(+ 1918年)
- 5月23日 - 石川三四郎、社会主義、無政府主義運動の先駆者(+ 1956年)
- 7月12日 - アルフェウス・フィレモン・コール、肖像画家、版画家(+ 1988年)
- 7月20日 - 北澤楽天、漫画家・日本画家(+ 1955年)
- 7月23日 - ジンジャー・ビューモン、メジャーリーガー(+ 1956年)
- 7月26日 - アーネスト・シェリング、ピアニスト・指揮者・作曲家(+ 1939年)
- 8月7日 - マタ・ハリ、スパイ(+ 1917年)
- 8月9日 - ヴィクター・ブルワー=リットン、政治家(+ 1947年)
- 8月16日 - イヴァン・ビリビン、イラストレーター(+ 1942年)
- 8月18日 - 松林桂月、日本画家(+ 1963年)
- 8月29日 - 依仁親王妃周子 日本の皇族、東伏見宮依仁親王妃(+ 1955年)
- 9月10日 - 伊藤証信、真宗大谷派の僧(+ 1963年)
- 9月12日 - 相馬黒光、随筆家・実業家(+ 1955年)
- 9月15日 - ブルーノ・ワルター、指揮者(+ 1962年)
- 9月15日 - ニック・アルトロック、メジャーリーガー(+ 1965年)
- 9月16日 - エルズワース・ハンティントン、地理学者(+ 1947年)
- 10月4日 - 新村出、言語学者(+ 1967年)
- 10月13日 - ルーブ・ワッデル、メジャーリーガー(+ 1914年)
- 10月19日 - モーデカイ・ブラウン、メジャーリーガー(+ 1948年)
- 11月9日 - 野口英世、医学者・細菌学者(+ 1928年)
- 11月24日 - ウォルター・バーリー・グリフィン、建築家(+ 1937年)
- 11月26日 - 上杉憲章、米沢上杉家15代目当主(+ 1953年)
- 11月27日 - 真崎甚三郎、陸軍軍人(+ 1956年)
- 12月17日 - 島木赤彦、歌人(+ 1926年)
- 12月25日 - ムハンマド・アリー・ジンナー、パキスタン建国の父として有名なインド・ムスリム連盟指導者(+ 1948年)
- 12月27日 - 大谷光瑞、宗教家・探検家(+ 1948年)
- 12月29日 - パブロ・カザルス、チェロ奏者・指揮者(+ 1973年)
死去
編集→「Category:1876年没」も参照
脚注
編集注釈
出典
- ^ 法令全書明治九年1453頁
- ^ 「我が国における氏の制度の変遷」、法務省。