きのう音喜多さんと話したが、都知事選の情勢は鳥越事件で大きく変わり、トップは小池百合子氏で増田寛也氏との戦いになってきたようだ。小池氏は自民党員ではあるが、東京都連などは増田支持で組織を固めているので、「無党派vs組織選挙」になっている。これで無党派が勝てば、今後の都市型選挙にも大きな影響を与えるだろう。
今回の選挙は、その意味で
古い政治と新しい政治の戦いだ。街頭演説でも、都政はそっちのけで「憲法を守れ・安保反対」しかいわない鳥越氏は60年安保以来の古い政治の典型である。
JBpressにも書いたことだが、もうそんなアジェンダ設定には意味がないのだ。
東京では青島幸男氏や石原慎太郎氏が当選して以来、無党派が圧倒的な第一党だ。全国も同じ傾向になっているが、彼らの支持を得る党がないため棄権が半分近くにのぼり、民主政治が機能しなくなっている。今日からの
アゴラ夏の合宿では、そういう問題を考えたい。
続きは7月25日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。
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