JUMPトレジャー あね描きっ講座 第1回
河下先生が今月の審査員ということで、
『あねどきっ』の「公式」考察が展開されています。
この記事について、少し取り上げてみたいと思います。
「不思議キャラ」と「視点キャラ」を描くようにすることで、
「個性的」なキャラをうまく使い分けることができるようになる、というのが
記事の概要です。
つまり、
不思議キャラ=なつき に対して、
視点キャラ=洸太 を含めることで、読者の感情移入を促すという論法です。
これに関しては、あまりうまくいっているようには思えないです。
むしろ、うまくいっていない点に対して、皮肉を入れているようにも思えます。
なんと言いますか、この論法を用いる上での前提となる洸太⇔なつき の人間関係が
弱すぎるのです。
少なくとも、観察者となりきれていない。
以下、説明。
→)
つまり、洸太の働きかけがなつきにどのように作用するのか?
ということですが。
ここでは、2人の年齢差、およびそれによって生じるパワーバランスが発生します。
洸太の発言は、なつきにとっては親に対しての子の発言、
よくて年の離れた兄弟です。
ほとんど相手にされていないし、いちいち相手にするのは不自然。
この時点で、うまくかみ合わないのです。
←)
今度は、なつきからの洸太への働きかけ。
これは、洸太が「反抗期」だから。の一言で済んでしまいそうです。
本当は、たまに従順になり、
そこが作品のポイントとなるわけですが、
その性質上、常に従順であってはなりません。
そして、そのことが話全体の流れを歪めています。//
こうなると、別の問題も。
なつきを話の中心に持ってくると、洸太が空気になってしまう件。
洸太は、ただの1人称の脇役キャラとなってしまいます。
(そういう意味では、視点キャラとして成立はしています)
なつきが話を進めるたびに、洸太は反抗しなくてはならない。
話の中心から外れる。
一方、
奏をメインに持ってくれば、「悩む洸太」を中心とした話が展開されます。
ちあきをメインに持ってくれば、「(なつきよりは)対等な同居者」として、
「ケンカするほど仲がいい」というような話も作れます。
この事実が指し示すのは、なつきの脇役化 に他なりません。
本題の記事とは逆に、
なつきを視点キャラにしたほうがうまくいくんのではないでしょうか?
(+αで、恋の攪拌棒)
この記事を読んで、そんなことを思いつきました。
もっとも、なつきファンの皆様。
現状は「いちご100%」の中学編なんじゃないかな、
と考えられるのも事実です。
つまり、
奏=東城、なつき=西野 ってことで。
(髪の色が正反対。)
今後の展開次第では、十分逆転もありえるとは思います。
ちなみに、私は今のところちあきが好きです。
あくまで今のところ。
『あねどきっ』の「公式」考察が展開されています。
この記事について、少し取り上げてみたいと思います。
「不思議キャラ」と「視点キャラ」を描くようにすることで、
「個性的」なキャラをうまく使い分けることができるようになる、というのが
記事の概要です。
つまり、
不思議キャラ=なつき に対して、
視点キャラ=洸太 を含めることで、読者の感情移入を促すという論法です。
これに関しては、あまりうまくいっているようには思えないです。
むしろ、うまくいっていない点に対して、皮肉を入れているようにも思えます。
なんと言いますか、この論法を用いる上での前提となる洸太⇔なつき の人間関係が
弱すぎるのです。
少なくとも、観察者となりきれていない。
以下、説明。
→)
つまり、洸太の働きかけがなつきにどのように作用するのか?
ということですが。
ここでは、2人の年齢差、およびそれによって生じるパワーバランスが発生します。
洸太の発言は、なつきにとっては親に対しての子の発言、
よくて年の離れた兄弟です。
ほとんど相手にされていないし、いちいち相手にするのは不自然。
この時点で、うまくかみ合わないのです。
←)
今度は、なつきからの洸太への働きかけ。
これは、洸太が「反抗期」だから。の一言で済んでしまいそうです。
本当は、たまに従順になり、
そこが作品のポイントとなるわけですが、
その性質上、常に従順であってはなりません。
そして、そのことが話全体の流れを歪めています。//
こうなると、別の問題も。
なつきを話の中心に持ってくると、洸太が空気になってしまう件。
洸太は、ただの1人称の脇役キャラとなってしまいます。
(そういう意味では、視点キャラとして成立はしています)
なつきが話を進めるたびに、洸太は反抗しなくてはならない。
話の中心から外れる。
一方、
奏をメインに持ってくれば、「悩む洸太」を中心とした話が展開されます。
ちあきをメインに持ってくれば、「(なつきよりは)対等な同居者」として、
「ケンカするほど仲がいい」というような話も作れます。
この事実が指し示すのは、なつきの脇役化 に他なりません。
本題の記事とは逆に、
なつきを視点キャラにしたほうがうまくいくんのではないでしょうか?
(+αで、恋の攪拌棒)
この記事を読んで、そんなことを思いつきました。
もっとも、なつきファンの皆様。
現状は「いちご100%」の中学編なんじゃないかな、
と考えられるのも事実です。
つまり、
奏=東城、なつき=西野 ってことで。
(髪の色が正反対。)
今後の展開次第では、十分逆転もありえるとは思います。
ちなみに、私は今のところちあきが好きです。
あくまで今のところ。
コメント
あずき 様>
コメントありがとうございます。
りりむキッスもそうですね。
ただ、主人公との意思疎通がとれていないという点では、
西野のほうが近そうだと感じたわけです。
りりむの場合は主人公がツンデレですが、
ちゃんとりりむのことを考えて行動していましたし。
河下作品では、「不思議系」よりも
ストレートなキャラのほうが活きていますよね。
コメントありがとうございます。
りりむキッスもそうですね。
ただ、主人公との意思疎通がとれていないという点では、
西野のほうが近そうだと感じたわけです。
りりむの場合は主人公がツンデレですが、
ちゃんとりりむのことを考えて行動していましたし。
河下作品では、「不思議系」よりも
ストレートなキャラのほうが活きていますよね。
あねどきっていう漫画は見たことないんですが、いちご100%は全巻読みましたw
河下さん絵うまいですね~
いちご100%でほしかったのは、個人個人の√漫画を出してほしかったですねw
さつき√の漫画
東条√の漫画
つかさ√は通常漫画で・・・(ry
そんな感じでだしたらもう感激でした、俺的にw
河下さん絵うまいですね~
いちご100%でほしかったのは、個人個人の√漫画を出してほしかったですねw
さつき√の漫画
東条√の漫画
つかさ√は通常漫画で・・・(ry
そんな感じでだしたらもう感激でした、俺的にw
phantom様>
各ルートが欲しいですよね。
私も妄想の余り、各ルートの同人誌を出したことがあります。
相当昔ですがw
各ルートが欲しいですよね。
私も妄想の余り、各ルートの同人誌を出したことがあります。
相当昔ですがw
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りりむ(なつき)と美羽(奏)で例えた方がしっくりくる気がします。
違うのは主人公が好きなのはセカンドって事で。
でもまぁとりあえず、あの評は自分も嫌味にしか見えませんでしたねw
あねどきっなのに奏の方が話濃いですし。
っていうか元々「不思議系」キャラ描くの苦手なのに、なんでそれをメインヒロインにしたんだろう…。