初恋限定11話とToLOVEる80話の比較考察
ちょっと新たな企画。
今週のララと江ノ本を、無理やり比較してみます。
○恋する女の子としての比較。
まず、2人の姿勢について。
ララは最初からリトのことが好き!と周囲に公言しています。
その結果、リトと春菜の間に入り込んでしまい、リトを困らせています。
一方で、江ノ本は、「見た目どころか中身までカスみたいな男」、
楠田に素直になれずに、終には楠田のことを傷つけて?しまいます。
この2人を見ていて、決定的に違うところ、それは
「プライドの高さ」でしょうか。
ララは、デビルークのプリンセスなのですが、
それでも、そのことに対してプライドを持っているというそぶりは
ほとんど感じません。それどころか、デビルーク星人からすれば、
下等であるはずの地球人に惚れこんでいて、それを(宇宙中に)公にしています。
一方の、江ノ本は、
「年商13億円の男にプロポーズされた女なのに、楠田に惚れるわけない」と、
その高すぎるプライドが邪魔をして素直になれないわけです。
ここで、2人の立場と性格が逆だったら…と考えてみると、どうなるでしょうか?
かなり強引な仮定ですが。
江ノ本がララのような性格だったら、楠田のことに全く好意を抱かなかったでしょう。
話が若干それますが、ララの性格だと、楠田の考えることを
全て具現化してしまいそうな気さえします。
一方で、ララが江ノ本のような性格をしていた場合。
デビルーク星人にとって、地球人はカスみたいな存在でしょうし、
プライドの高さが災いしてリトに惚れることはないのではないでしょうか?
もし仮にリトから惚れたとしても、ララの父親が、娘の状態を察知し、地球ごと
破壊してしまうかも…というのは考えすぎでしょうか?
まあ、結論としては、現状の
ララ⇒リト 江ノ本⇔楠田
というのが、地球と宇宙の平和にとって最も優しいのでは
ないでしょうか?
○随意的ツンと不随意的ツン
今回の両作品の見せ場である、2つのコマ。
<ToLOVEる11ページめより>
<初恋限定18ページめより>
どちらも、ともにツンのシーンです。
しかしながら、この2つのツンシーンには、決定的な違いがあります。
・ララのツンは、完全に本人が意識して見せたツンの表情
・江ノ本は、全く本人が望んでいないのに勝手に口が動いてしまった
恋愛モノの作品としては、後者のほうがはるかに複雑な意味を含んでいるでしょう。
私もその点には同意します。
今週の江ノ本のこのシーンに、読者の皆様は様々な感想を持たれたことでしょう。
しかし、ここでララのツンにも少し考えてみようと思います。
ララのツンは、無理して造ったもの。
理由は、リトを振り向かせるために。
ララは、リトのために、「背伸び」して、ツンとしてみたのです。
ララは普段から自分の心情を、ほとんど常に表に出し続けていますが、
きっと、心の奥底では江ノ本のように複雑に悩んでいるはず。
そう考えると、ララのツンの表情は、とても有難いものであると
私には感じ取れました。
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もう少し思いつくこともあるのですが、今回は、まあこの辺で。
いろいろ無理のある企画ですが、
今後も不定期で書いてみようと思うので、よろしくお願いします。
今週のララと江ノ本を、無理やり比較してみます。
○恋する女の子としての比較。
まず、2人の姿勢について。
ララは最初からリトのことが好き!と周囲に公言しています。
その結果、リトと春菜の間に入り込んでしまい、リトを困らせています。
一方で、江ノ本は、「見た目どころか中身までカスみたいな男」、
楠田に素直になれずに、終には楠田のことを傷つけて?しまいます。
この2人を見ていて、決定的に違うところ、それは
「プライドの高さ」でしょうか。
ララは、デビルークのプリンセスなのですが、
それでも、そのことに対してプライドを持っているというそぶりは
ほとんど感じません。それどころか、デビルーク星人からすれば、
下等であるはずの地球人に惚れこんでいて、それを(宇宙中に)公にしています。
一方の、江ノ本は、
「年商13億円の男にプロポーズされた女なのに、楠田に惚れるわけない」と、
その高すぎるプライドが邪魔をして素直になれないわけです。
ここで、2人の立場と性格が逆だったら…と考えてみると、どうなるでしょうか?
かなり強引な仮定ですが。
江ノ本がララのような性格だったら、楠田のことに全く好意を抱かなかったでしょう。
話が若干それますが、ララの性格だと、楠田の考えることを
全て具現化してしまいそうな気さえします。
一方で、ララが江ノ本のような性格をしていた場合。
デビルーク星人にとって、地球人はカスみたいな存在でしょうし、
プライドの高さが災いしてリトに惚れることはないのではないでしょうか?
もし仮にリトから惚れたとしても、ララの父親が、娘の状態を察知し、地球ごと
破壊してしまうかも…というのは考えすぎでしょうか?
まあ、結論としては、現状の
ララ⇒リト 江ノ本⇔楠田
というのが、地球と宇宙の平和にとって最も優しいのでは
ないでしょうか?
○随意的ツンと不随意的ツン
今回の両作品の見せ場である、2つのコマ。
<ToLOVEる11ページめより>
<初恋限定18ページめより>
どちらも、ともにツンのシーンです。
しかしながら、この2つのツンシーンには、決定的な違いがあります。
・ララのツンは、完全に本人が意識して見せたツンの表情
・江ノ本は、全く本人が望んでいないのに勝手に口が動いてしまった
恋愛モノの作品としては、後者のほうがはるかに複雑な意味を含んでいるでしょう。
私もその点には同意します。
今週の江ノ本のこのシーンに、読者の皆様は様々な感想を持たれたことでしょう。
しかし、ここでララのツンにも少し考えてみようと思います。
ララのツンは、無理して造ったもの。
理由は、リトを振り向かせるために。
ララは、リトのために、「背伸び」して、ツンとしてみたのです。
ララは普段から自分の心情を、ほとんど常に表に出し続けていますが、
きっと、心の奥底では江ノ本のように複雑に悩んでいるはず。
そう考えると、ララのツンの表情は、とても有難いものであると
私には感じ取れました。
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もう少し思いつくこともあるのですが、今回は、まあこの辺で。
いろいろ無理のある企画ですが、
今後も不定期で書いてみようと思うので、よろしくお願いします。