2019年07月29日
8/3こどもだったおとなの100のことばカフェを開催します!
なぜ僕らはイエナプランに魅了され、なぜ僕らはイエナプラン的でありたいのか?
僕らの出会いのきっかけは、ドイツで生まれオランダで花開いたオルタナティヴ教育、Jena-Plan =イエナプラン でした。
土曜日に長野県佐久保町の大日向小学校で開催された、イエナプランを学ぶ人たちが集う会で、久々の再会をした僕らのテンションはかなり高いです!
日本の各地(沖縄、八丈島からいらした方も!)から想いを抱いて集まり、また新たな想いを抱いて散り散りになっていく様に勇気をもらい、心打たれたからです!
この高いテンションで8/3土曜日に二人で話します!お楽しみに!
/////////////////////////////////////////////////////////////////////
かつて高校の先生だった人。
彼はなぜ、先生たちをサポートする仕事を自営業で始めたのでしょうか?
そしてそんな彼はどんなこども時代を過ごしたのでしょうか?
インタヴュースタイルでお話を聴く、ひゃくようばこの"こどもだったおとなの100のことばカフェ"。
今回のゲストは若杉 逸平さんです!
お楽しみに!
『問いと対話で教育の可能性を開く』という若杉さんのご活動の様子はこちら↓から。
(今年度からは一般社団法人となりました。)
"一般社団法人ひらけごま"
https://www.facebook.com/hirake.education/
【若杉逸平さん プロフィール】
名古屋生まれ名古屋在住41歳男性。高校教師として働きながら、より良い学校教育とは何かを考え続けていたとき、オランダにて行われたイエナプラン教育短期研修に参加。これをきっかけに、2018年3月に18年間勤務した名古屋市立の高校を早期退職。多くの学校で働く先生たちと一緒に、より良い学校教育をつくるための活動をはじめる。2018年4月「大人も子どもも、自分の存在を大切にできる学びの環境がある社会をつくる」を理念とした個人事業『ひらけごま。』を開業し、2019年4月に法人と成り代表理事を務める。現在は名古屋を中心に、これからの公教育を考えるイベントや、学校の先生を支援するイベントを企画・運営し、イベント当日はファシリテーターとして活動している。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////
【こどもだったおとなの100のことばカフェ Vol.4】
◯日時:2019年8月3日(金)18:45〜20:30
(開場 18:00)
◯場所:ととの樹
https://www.totonoki.com
愛知県豊田市梅坪町6丁目9-10
https://www.totonoki.com/アクセス/
◯参加費:一人500円
*4歳〜中学生までは半額の250円
*3歳以下は無料
(ととの樹 平日利用料金)
*お気持ち寄付(若杉逸平さんの交通費、謝礼に充てます。)を入れられる箱を用意させていただきます。
◯軽食・おやつ販売:決まり次第ご案内します。
*飲み物はご持参ください。
*軽食等のお持ち込みができます。会場で召し上がっていただけます。
◯参加申し込み:EメールまたはFacebookイベントページの参加ボタンを押してください。
申し込みを承った旨、こちらから数日内にメッセンジャーでメッセージを送ります。
◯Eメール
kodomosentiments☆gmail.com
(☆を@に変えてください。)
◯イベントページ
https://m.facebook.com/events/2584114751622969?ti=icl
////////////////////////////////////////////////////////////////////////
*第1回のカフェ(ゲスト 市川莉奈さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/100010223203361/posts/810934689257297?sfns=mo
*第2回のカフェ(ゲスト プレブドルジ アリューンダリ Purevdorj Ariundari さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/events/2390458814322003/?ti=icl
*第3回のカフェ(ゲスト 小川朋子さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/events/2348871768505346/?ti=icl
◯ひゃくようばこ 運営方針
ひゃくようばこは、百の葉=百の言の葉に耳を澄まして子どもたちの人権を守る、というヴィジョンを現す名前です。
「子どもたちのしあわせ」のために「子どもたちの力」になりたい。
そんなふうに考えて、子どもたちの人権・権利(条約)を守るアプローチを、みんなの日常に落とし込むことを使命の一つとしています。
「こどもたちが安心して学びあう」ためには、まずは大人たちがこどもの尊厳と権利について安心して和やかに楽しく学びあう時間を持つことが大切だと考えて、大人を対象としたお話会や読書会などを開催しています。
ゆえに、主催するわたしたち自身が、安心できて、和やかで、楽しい関係性を築きながら活動することが何よりも大切だと考えます。
わたしたちは、特に学びの場においてこどもたちの人権が守られないケースを危惧し、権利に基づくアプローチ、権利基盤型アプローチ、人権アプローチなどと訳される、ライツ・ベースド・アプローチ (Rights Based Approach) という手法を実践しています。
ライツ・ベースド・アプローチはNGOなどで用いられる手法で、文京学院大学の甲斐田万智子教授によれば『子どもをエンパワーするだけでなく、子どもの権利を守る責任のある人の力を高め』、さらに『子ども自身が権利を持っていることを理解し、権利を侵害された場合に主張できるように支援する』ものとのことです。
このような繊細な活動を行うにあたっては、ひゃくようばこの活動に携わる人同士が対等な関係性を持つように常に意識し、互いの価値観を尊重し、個人の尊厳を守り、意見が異なる時であっても、緊張せずに自由に、安心して話し合える雰囲気のもと、調整を図ることを心がけます。
*第1回のカフェ(ゲスト 市川莉奈さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/100010223203361/posts/810934689257297?sfns=mo
*第2回のカフェ(ゲスト プレブドルジ アリューンダリ Purevdorj Ariundari さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/events/2390458814322003/?ti=icl
*第3回のカフェ(ゲスト 小川朋子さん)の様子はこちらから。
https://www.facebook.com/events/2348871768505346/?ti=icl
.
.
Posted by hyakuyobako at
09:49
2019年07月16日
給食の時間についてのアンケート
いつもひゃくようばこの催しをスタッフとして支えてくれている小学生の女の子が、学校の教室でこんなアンケートを実施したそうです。
「給食を食べる時間が短すぎて、少なくて、慌ただしくてつらいな。」
「もっとゆったりと食べたいな。」
以前からそんな風に思っていた彼女は、ある日、閃めいたそうです。
「そういえば私以外の人たちはどう感じているんだろう?」
「今の時間で充分だ、という子が多いかな?」
「私みたいに、もっとゆっくり食べたいという子は少ないかな?」
「教室にいるみんなに聞いてみたい!」
「そうだ、アンケートをとってみよう!そうすればわかるよね!」
彼女はママと担任の先生に相談しました。
すると、ママも担任の先生も同じことを言ってくれそう。
「いいね、やってみれば?」
アンケートの結果は、この通り。
彼女が予想したよりも、短いと感じている子が多かったそうですよ。
僕らの活動を楽しみにしてくれている彼女。
彼女は「ジュンさんのファンです。」と言ってくれているみたい(ママ談)だけど、僕も彼女のファンです。
そう伝えてほしいと先日ママにお願いしました。
もう伝えてくれたかな?
.
Posted by hyakuyobako at
17:09
2019年07月10日
未来の小学生シリーズ
【未来の小学生シリーズ】
彼らの今回の遠足の行き先は、1,000年前のある国の図書館だった。
「何を熱心に読んでるの?」
「『自分を信頼しはじめたその瞬間に、どう生きたらいいのかがわかる。』だって。」
「あら、なかなか良いこと書いてるわね。」
「この人の名前、なんて読むのかな?」
「Johann Wolfgang von Goethe・・ 」
「超古代のドイツ語ね。」
「この国ではゲーテと呼ばれて親しまれてるみたい。」
「ゲーテ!彼はこの時代からさらに200年以上前に生きた人よ!思い出した!わたし、去年の夏、彼の本で読書感想文を書いたの!」
「そうなんだ!」
「他にも素敵な言葉があるわよ。」
「教えて、教えて。」
『人間はみずからが愛するものごとによって形づくられる。』
『たやすくなる前は、何もかも難しいものだ。』
『人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。』
『支配したり服従したりしないで、それでいて、何ものかであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ。』
「いいね!」
「いいでしょ!」
「小2の僕らにはわかりやすくて、ちょうどいいね!」
「だよね!」
*Johann Wolfgang von Goethe(1749-1832)
.
彼らの今回の遠足の行き先は、1,000年前のある国の図書館だった。
「何を熱心に読んでるの?」
「『自分を信頼しはじめたその瞬間に、どう生きたらいいのかがわかる。』だって。」
「あら、なかなか良いこと書いてるわね。」
「この人の名前、なんて読むのかな?」
「Johann Wolfgang von Goethe・・ 」
「超古代のドイツ語ね。」
「この国ではゲーテと呼ばれて親しまれてるみたい。」
「ゲーテ!彼はこの時代からさらに200年以上前に生きた人よ!思い出した!わたし、去年の夏、彼の本で読書感想文を書いたの!」
「そうなんだ!」
「他にも素敵な言葉があるわよ。」
「教えて、教えて。」
『人間はみずからが愛するものごとによって形づくられる。』
『たやすくなる前は、何もかも難しいものだ。』
『人間を堕落に導くもっとも大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。』
『支配したり服従したりしないで、それでいて、何ものかであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ。』
「いいね!」
「いいでしょ!」
「小2の僕らにはわかりやすくて、ちょうどいいね!」
「だよね!」
*Johann Wolfgang von Goethe(1749-1832)
.
Posted by hyakuyobako at
22:19
2019年07月02日
未来の小学生シリーズ
【未来の小学生シリーズ】
またまた未来の小学生が、現代に遠足にやってきた。
やってはきたが、ほんの数分滞在したのち、今回はすぐさまさらに130年ほど過去に遡ってしまった。
130年前の世界で何を見聞きしてきたのかはわからないが、再び未来に向けて時を進むティーカップ型タイムマシンの中で、彼らが読んでいた本には、こんなことが書いてあった。
『学校は人に物を教うる所にあらず、ただその天資の発達を妨げずしてよくこれを発育するための具なり。
教育の文字はなはだ穏当ならず、よろしくこれを発育と称すべきなり。
かくの如く学校の本旨はいわゆる教育にあらずして、能力の発育にありとのことをもってこれが標準となし、かえりみて世間に行わるる教育の有様を察するときは、よくこの標準に適して教育の本旨に違(たが)わざるもの幾何(いくばく)あるや。
我が国教育の仕組はまったくこの旨に違えりといわざるをえず。』
福沢諭吉「文明教育論」
「時事新報」時事新報社、1889(明治22)年8月5日
.
Posted by hyakuyobako at
21:33