明日は良い日

毎日が日曜日……シンプルに晴耕雨読。

メリークリスマス!

芸術劇場エントランススクエアで行われた、群響クリスマスアンサンブルに行ってきた。
1日4回演奏されたこの音楽会、聴いたのは午後3時からの五重奏。
ヴァイオリン、フルート、コントラスバス、ファゴット、ホルンの編成で、司会をされた方によると「珍しい編成ですが小さなオーケストラと考えていてだければ」とのこと。
「名探偵コナン メインテーマ」「ベートーヴェン 交響曲第九番 短縮バージョン」「上を向いて歩こう」「くるみ割り人形よりトレバック、花のワルツ」「クリスマスメドレー」。一緒に口ずさめる曲ばかりで、心地よく楽しめた。
開演25分前にエントランスに行ったが、用意された椅子や周りに置かれたソファーなど既に満員で、立ち見の人でステージは見えない。上の階の通路も人であふれていた。
「え、え~、なにこの人出! 平日なのにぃ~」とビックリ。
昨年も聴きに行ったが、まだまだコロナを引きずっていたのか、立ち見ももちろん大勢いたがこれほどではなかった記憶がある。




一緒に行ったのはかおりちゃん。
退職後の夫が嘱託として働いた市役所で、パートナーだったかおりちゃん。素直で頑張りやのかおりちゃんは、別の道を歩くようになっても夫を慕ってくれていて、15~16年も経つ今でも何かと気にかけてくれている。最初は夫の友達だったが、今では夫が残してくれた私の大切な友だち。
彼女は勤務後、私は通院後に待ち合わせ、ランチを食べてから一緒にクリスマスの音楽会を楽しんだ。




昨夜はクリスマスの飾りも、ケーキも、プレゼントもないイブだった。
あ、違う、違う、忘れちゃうところだった。
次男のお嫁さんからのプレゼント、アドベントカレンダーの❝24❞の窓を開けたら特大テディベアがでてきて、それを紅茶を飲みながら食べたんだっけ。
一人でも、暖かな部屋で過ごした、ささやかで静かなイブでした。

風が凄まじい

今日も冷え込む。風が凄まじい。上州名物の空っ風が。
朝のストーブの室温表示は1度(これ以下の表示はできない)だった。
テレビでは県内水上や草津の、一夜にして大雪となった状況を伝えているけれど、我が家辺りは風は吹き荒れてはいるものの、お日様はピカピカだ。居間から見える神社の大ケヤキもいつの間にか丸裸になっているけれど、そのお日様に照らされて光っている。



 

強風で外では砂埃や枯れ葉などの塵類が飛び交っている。こんな日は出るのは危険、閉じこもるしかないから、フィルとパティの着替えでも。
新しい服を作ってあげたいけれど、思っているだけでなかなか手が動かない。去年の洋服しかなくてごめん、と謝りながら……。




少しでも明るい気持ちになれたら…と、夫が亡くなった年から次男のお嫁さんが送ってくれるようになったアドベントカレンダーも、今年で3回目。今日の窓を開けると、雪の結晶模様のチョコボールが出てきた。リンツのチョコ、美味しい!
まだ開いていない窓はあと一つ。

 



図書館通いが当たり前になって、一昨日に借りたのは4冊。当たり前だけど図書館には本がいっぱいあり過ぎて、目移りしちゃって決められない。
そこでまずは、日頃愛読している作家さんの本を読みつくすことにした。

まずは

✳️小野寺史宜:「みつばの泉ちゃん」から。

大好きな「みつばの郵便屋さん」シリーズに登場する“泉さん”のファンだ。タイトルから、あの泉さん?と思ってパラパラとしたら、やはりそうだった。泉さんの幼少期からの物語、迷わず借りた。
小野寺さんの本では、「食っちゃ寝て書いて」でもみつばの住人が主人公になっている。


✳️伊吹有喜:彼方の友へ
✳️古内一絵:最高のアフタヌーンティーの作り方、星影さやかに
「最高の~」はずいぶん前にブログ仲間のマロンさんに教えてもらっていたが、何しろ図書館にはいかない人だったから、探せなかった。


返却は明けて10日。何かと気ぜわしい年末年始、読み切れるかな?


そして、ほしおさなえさんの本「銀河ホテルの居候」2冊。
文庫本で見つけ、今までの癖がでて迷うことなく買ってしまった。
手元にあればいつでも読める、お正月過ぎたらゆっくり読もう。



風は止みそうもない。
夜型の私が、珍しく外の陽光ともみくちゃにされている庭木を眺めながら、これを書いている。
主婦なのに横着三昧している。これも一人暮らしの至福の時間、だね。

冬の畑のあれこれ…

ここ2,3年、ホーレンソウとタマネギが上手く育てられていない。何が原因か分からない。
今年初夏のタマネギ収穫は、はっきり覚えていないが植えた本数の4~5分の1。ホーレンソウはもっと率が悪かったような。
お金の無駄遣いとおもい
今回タマネギは50本だけ植えたが、すでに半分になっている。ホーレンソウは3分の2が黄色くなっているうえに、背が伸びていない。

どちらも土とか肥料とか苗そのものとか、対策はもちろんこうじているのに…。

先日、ホームセンターでサラダホーレンソウ、サラダシュンギクというのを見つけた。
面白そう!
さっそく購入、定植した。




畑半分の花畑にハーブも少し欲しいと、レモンタイムとローズマリーも購入、定植した。
思うように収穫できなくても、土いじり、草退治、畑仕事のあれこれはなんと楽しいんだろう。



使い過ぎの肩が9月中頃から注意信号を出し始め、3ヵ月になろうとする今、ますます強く訴えてくる。
悪戦苦闘しながら一人で経皮吸収鎮痛剤テープを貼っていると、旅立つ直前まで畑で満足気な顔をしていた夫が脳裏に浮かぶ。「畑って楽しいだろう?」と得意気に言っている。
可愛くない私は「そんなの分かってる、畑の楽しさは、もともとは私が教えてあげたんじゃん。それよりか、貼るの手伝ってちょうだいよ~!」と返す。

もう少し旧態依然で!

新聞を取っている家庭はどんどん減っているらしいが、我が家は相変わらず購読を続けている。

テレビ番組もいちいち新聞を広げては、〇〇時台は…と指でなぞらえながら探すという旧態依然としたものだ。
子や孫たちの番組チェックときたら、猛スピードで画面をスクロールさせているから、同じ画面を見ながら、私は表示されたものを読み取ることもできやしない。

20年以上取り続けている新聞は、朝3時半頃に届く。
車の音がして、ポストに入れる音がして、いつもではないが宵っ張りの私は、一瞬目覚めても、「朝早くからお世話様」と見知らぬ配達員さんを労いながら、すぐにまた眠りの世界に戻る。

その新聞を朝食を摂りながら読む。というほどでもないかな、パラパラとめくる。
総合面、政治、解説、国際、経済、投書、商況、くらし・教育、社会保障、くらし、スポーツ、文化、地域、社会、番組と続いて、今日の新聞は全30面。

1面からではなく最終ページから読み始めるのは30代頃からのこと。
凄い、もう45年ほども続けているのだ。必ず目を通すのは番組欄、くらし欄、下段の新刊紹介、最後に1面のコラムくらいで、
パスしちゃうページが圧倒的に多い。

でも、くらし欄の「人生相談」はぜったい忘れない。小さなことの積み重ね、いったいどれだけのお悩みを読んできたのか。その数「万」単位?
それでも、新聞をとじたと同時に今読んだことを忘れてしまうお粗末。新刊紹介や再読したい記事はスクラップしておくので、溜まりに溜まっているけれど…。



100均のブロック「シマエナガ」(娘作)



新聞購読料が来月から値上がりするという。配達される紙面の3分の1くらいしか読まないのだけど、値上げは痛いけれど、でも止められないな。

家電もそう。皆、携帯のみの契約に切り変えているけれど、変えられないな。
紙に書かれた文字が好き、家電にしか対応できない年老いた姉と義姉がいる。たったそれだけの理由でだけど、もう少しこのままでいこう。
もう少し「旧態依然」で、そのままで。


母の着物(100年超)で小物入れ(娘作)

結果は上出来、自画自賛!

「県ふれあい・いきいきサロン」研修会の実践事例発表として、朗読劇の上演をした。
場所は県立の大きな会館大ホール。
もれ聞いたところ、来場者は予定の600人をすこし上回ったらしい。

老人施設慰問を目的にスタートした朗読劇。
5、6人から25名ほどの前での上演がほとんどだったが、最近は各種催しのアトラクション等に呼ばれることが増え、聞いてくださるのも小学生から50、60代と若くなり、人数も40人~50人と増えてきてはいたが、いきなりの600人には、「ウッソー!」とみんなして大声で叫んだ。
それでも、市の高台に聳える会館での上演は「いつかはあそこで…」と全員の夢であったから、練習に練習を重ねて迎えた本番。
結果は上出来、と全員で自画自賛。
終了後の来場者お見送りの時には、大勢の県内他市の方々が「素晴らしかった」「感動しました」「良かったです」と我々を取り囲み、手を握って労ってくださった。



朗読劇を始めて約10年、そして今日の70回目の上演で夢は叶ってしまったが、さてさて、次なる目標の手強いこと。
会員の3分2は80代かそこに手が届きそうな年齢。果たしていつまで活動できるか。
目標はあと5年。