白山自然態系　－　白山の写真と話題

また越前禅定道を歩いてきました。

途中から登山道をはずして、小原峠よりも大長山側に突き上げる谷に入りました。
最初しばらくはスノーブリッジを処理しながら進みましたが、まもなく谷は雪渓で埋めつくされた状態になりました。
稜線までずっと雪上の歩行となりました。

白山山麓のわさび田を撮影してきました。

わさび

今、白山のブナ林は最も美しい時をむかえています。
白山のブナは、林床に雪があっても芽吹きます。雪がレフ板の役目を果たし、新緑の輝きは最高潮に達します。
雨の日、柔らかな光の中で、ブナの緑色はしっとりと深まります。
そんな出会いを、ここにまとめました。

チラシPDFファイル

期間：2008年5月29日（木）～6月29日（日）
　※　月曜日は定休日です。

●作品解説とお話会　6月22日（日）13:00～14:30
写真家木村芳文が展示作品の解説を行います。

●あなたの写真にアドバイス　 6月22日（日）10:00～12:00、15:00～17:00
写真家木村芳文があなたの写真がもっとよくなるようにアドバイスします。
プリント（サイズ自由）を10点程度までお持ちください。受講料金：500円です。

後援：北國新聞社　北國写真連盟　北國新聞文化センター

場所：よーぜふの家
石川県白山市吉野壬94-1　TEL 076-255-5365
小松からの国道360号線と金沢から白山へ向う157号線の交わる角付近。吉野工芸の里近くの喫茶店です。

５月４日に越前禅定道を歩いたときは、ブナの芽吹きには少し早い感じがしました。
今回は、山頂を目指さず、ブナの新緑だけ目当てに行きました。

ブナを見上げる
入山したのは昼前で太陽はほぼ真上です。
逆光を林床の残雪がレフ板のかわりをして（太陽光を反射する）補ってくれます。

石川県側の三ツ谷から入山しました。
ほぼ雪上の歩行でした。

越前禅定道のブナ林
越前禅定道はすてきなブナ林の中を歩きます。

大嵐山へミズバショウを見に行ってきました。
花が終わって既に大きな葉を展開しだした株もありましたが、芽吹いたばかりの株もありました。
あと１週間くらいはきれいな花を見ることができそうです。

大嵐山のミズバショウ
とりあえずきれいには撮れましたが・・・
個人的な思いですが、ミズバショウのよい写真は難しいような気がします。
情感を込められる被写体に巡り会うのが難しいと思うのです。
なぜだかわかりませんが・・・