日本のインディーズゲーム/同人ゲームのローカライズを行い、海外で販売するメーカー、Rockin' Androidが、海外サイトのインタビューに応えています。
Rockin' Androidは、もともとアニメ業界におり、自身は同人ソフトのファンだったEnrique Galvez氏が2008年に設立。ここ数年での同人ゲームの品質の向上、Wiiでのシンプルなゲームの成功などを理由に始まりました。アニメファン、コアゲーマーをターゲットとしています。
ローカライズに見合う条件として、翻訳が比較的容易であること、操作がわかりやすいこと、ストーリーとキャラクターに魅力があることなどを挙げています。今年の6月にSUGURI Perfect Edition、8月にQLIONE (Qualia)を、この秋にはFlying Red Barrel -Diary of a Little Aviator-、GUNDEMONIUM Collectionを発売。SUGURI(スグリ)は、なんと日本からの注文もあったようで、氏はこれをコレクター心理の影響と見ています(スグリはオリジナルサウンドトラック2枚同梱)。
また、Rockin' Androidは、弾幕シューティングなどで知られる東方Project作品のローカライズに意欲を見せているようです。代表のGalvez氏は以下のように話しています。
“私は、ZUNさん(※東方Projectを手がける上海アリス幻樂団の代表者)と彼のゲームの大ファンです。私は何回か彼と会っており、将来的には一緒に仕事ができればと思っています。彼は非常に日本の同人ゲームシーンに影響を与えているためか、コミケで会うのはショッキングでシュール。まるで映画スターに会うような感じなのです。”
さらに、Xbox Live、PSN、WiiWareなどコンソールへの移植についても検討しており、名前は出せないが、来年には何らかの作品を出せるとのこと。上記に挙げたような作品が英語版になり、Xbox 360やPS3、Wiiなどに登場するかもしれませんね。 (ソース: Siliconera, イメージ: Rockin' Android)
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