大学ってそんなところなのか?
最近電車でよく見かける広告に、大学のオープンキャンパスの広告があります。正直に言えば、「へえ、そんな大学があったんだ」という良く知らない大学もあり、この少子化では大変だろうな、と思います。
が、それはそれとして何が気になるかと言って、その広告の中身。
いや、詳しくは言いませんが、何であんなに子供っぽいことを書くのか判らないんです。もし自分が大学に入る前だったらそんなことを書いている大学には絶対に行かない、というような軽さ。何だろうな、サークルの勧誘みたいに見えるんですよ。
それこそ今は少子化だから、少しでも大学に人を集めたいというのは判る。でも、その行き着いたところがこんな内容か?ということを見ると愕然としてしまいます。私が大学に入学した頃はオープンキャンパスなんてものはなかったわけですが、一応普通に「これを勉強したい」と思って志望校は選びました(それが達成できなかったことは置いといて)。人それぞれ、といえばそれまでかも知れませんが、とりあえずはもう少し頭が良くなりたい、という思いはあったわけで、別に友達を作ろうという気はありませんでした。いや、結局友人は出来るわけですが、それは順番が違う。
何より嫌なのは、大学側が生徒側を一段下に見て、「君達はこの程度で良いよね」という雰囲気を出しまくっていること。そこには大学側にも自己卑下があるかもしれません。が、そんなことしてどうする?卑下で言えば、最近は企業にも媚びているのが大学だったりします。「貴方の企業に合う人材を作りますから」って、大学は企業の予備校か?企業はそんなに偉いのか?
全部、ではないかもしれませんが、少なくとも大半の若者は「もっと上に行きたい」と思っていると思う。よく「最近の若者は」とか言うのがありますが、それは大人がちゃんと接していないことを棚に上げてることが多いんじゃないかと思います。以前もこんな記事を書きましたが、ちゃんとした接し方っていうものがあるんじゃないですか?というのが凄くある。そりゃ表現はつたないかもしれないけど、自分がどれほど偉かったか?って考えたら、「今の連中はね」なんて言えるわけもない。
もっとさ、硬派に行って良いんじゃない?
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