お前が言うか!の世の中
社民党なんて、おこぼれで政権側にいるだけなのに、何故こうしか言えないのか?いや、辺野古反対は良いんですよ、それを主張することは。しかしですね、何でその後の責任を取りえない言い方しかせず、しかもそれが権利の如く話されるのか?もう全く理解不能。
何というか、こういうのが最近多いな、と思っているんですね。
・「献金体質が酷い」と民主党を攻める自民党
・「デフレで大変だから何とかしないと」という経団連のお歴々
・「検察に疑われるようなことはけしからん」と言い出す共産党
・「綺麗が一番」などと愚にもつかない話をする経済評論家
・「温暖化は大変」と言いながら豪邸に住んでいる活動家
・「捕鯨反対」を唱えて肉は多分食っているだろうNGO
などなどなどなど....。
全部に言えることは何だろうか?と考えると、非常に短く言えることに気付きました。
「お前が言うな!」
これ、つい先日飲み会をしていてある方が指摘したことなんです。今、民主党の支持率が落ちているのに自民党がそれに対して支持率の上昇を受けていない、という話がありますが、当たり前でしょう。何だろう、良い喩えは見つからないんですが、国民はそう思ってるんじゃないですかね?町村(自民)と前原(民主)の話でもそうですが、あの町村の粘着質な言い方に嫌悪感を持つ国民は多いと思う。「お前が言うか?」という感覚ですね。
共産党が検察の肩を(成り行きとは言え)持つ形になるなんてもう驚愕のことだし、まあ「綺麗が一番」(というのは意訳ですが)というのに至っては、ネタも過ぎません?という気がしますね。
ちと話が飛びますが、今や地上で数少なくなった独裁国家、そのうちシンガポールとキューバについては、結果としての国の姿はえらく違ってしまいましたが、一つだけ共通点があって、「国家指導者(リークアンユーとフィデルカストロ)への尊敬が落ちていない」ということ。今の日本とは逆で、「お前が言うなら仕方ないよな」というところが強いんだそうです。そこに至るものは何か?やはり「筋」というものでしょうね、一つは。「漢」と書いて「をとこ」と読む、というか。
こういうのは恥ずかしくないんでしょうか?「一億総小池百合子化」というか、忘れやすくなってしまったのか?もしかすると、ぜーんぶ分かっていてそれでも恥ずかしいことをしなければならない羞恥プレーかも知れませんが、社民党なんて政権与党から離脱するんなら良いんですけどね。勝間さん(言っちゃった)も本業の経営分析に回帰したほうが良いと思うし、経団連もちゃんと給料払えよ。
ま、私は人生羞恥プレーですがね。
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コメント
ニュースを拝見して私が受けた印象としては、福島瑞穂さんのああしたモノの言い方は、土井たか子さん時代の社会党の悪い部分(つまりフェミニスト・キャラ)を今だに引きずっているんだなぁというものです。確かに幼い印象(言っちゃった!)ですね。”中学の学級委員”というのはまさに言い得て妙。ドンピシャですよ、ドイツさん!
よくノンバーバル・コミュニケーションといいますが、この場合は「発信」だけで「受容」までは至っていないんですよね。たか子さんもそうでしたが(例:「ダメなものはダメ!」)…。ああいった「対話が成り立たない」「妥協を図る素地がない」印象を与える人たちが、今の日本の女性活動家/政治家のステレオタイプになっている(メディアによって”されてしまっている”)のが、同じ女として残念というか。あ~、全然文字数が足りない??
投稿: トネリコ | 2010年1月31日 (日) 06時59分
トネリコさん、
中学校の~という表現、実は先日の飲み会で皆にいって結構受けたんですね。会話が成り立たないというのは正にその通りですね。意見が違っていても話が出来るかどうか、そういう相手を見つけられるかは重要ですね。
投稿: ドイツ特派員 | 2010年1月31日 (日) 09時03分