汗を出して金を稼ぐって?
台湾から帰ったら秋になってました....。
段々3時間くらいのフライトも辛くなってきました。うーん、年に違いない。ま、もう40半ば出し、老けてるし、やってることだけが子供だから体が付いていかないし....。
あ、また愚痴った
ということでもないのですが、最近比較的JALを使うことが増えてましてね、今回もJALだったんですが、機内誌を読んでいるとちょっと気になる広告があったんですね。それは、大阪学院大学の国定浩一という教授が書いていることですが、
・学生よ、金は汗して稼がなければならない。 ・昔、金があれば何でもできる、といった若者がいた。あまっさえ国政選挙にまで出た。 ・「金儲けの何が悪いんですか?」と開き直った男も居た。 ・その二人はどうだ、もう世から消えたようなものではないか。 ・金は汗して稼がなければならない。
うーん、直ぐに同調は出来ないぞ。
どうも、「汗して稼ぐ」というのを、「苦労して稼ぐ」ということに置き換えているんでしょうが、まあ上に書いたのが恐らく村上某や堀江某だとして、彼らは汗をかかなかったから居なくなったのか?金儲けをしようとしたから居なくなったのか?
いや、単に「金儲けのやり方を間違えただけ」ですね。
誤解なく言えば、堀江某も村上某(ちなみに彼は萩本欽一に似てる、また石坂浩二にも似てる)も好きにはなれないし、多分友達にもなれないでしょう。もしかすると村上は友達になれるかも知れない、何となくですが。
じゃあ今の銀行はどうなの?公的資金入れてもらって税金で一息ついて、今度は最高益で給与も最高水準。それは良いことなのか?
じゃあ何故楽天の三木谷某は出てこないのか?
例えば、今の世の中かなりの確率でサラリーマンになるわけですが、冷房の効いた部屋で仕事していたら駄目なのか?もとより企業は金を稼ぐことを生業にしてるんじゃないか?
楽をして金だけ手にすると碌な事にならないというのには賛成します。道楽息子が碌な事にならないのは芸能界やスポーツ界でもよくある話。ですが、手法の間違いと目的の間違いは峻別しなければいけないでしょう。じゃあ現場で殴り合っているのはいいのか?
もう一つ、この国定浩一という人、もと大和銀行の専務なんですね。そう、あのアメリカでの巨額脱税事件を起した井口某が居た銀行で、正にその時の専務。
もしかするとその贖罪意識で言っているのかも知れないですが、何か話の流れをおかしくするんですね、こういう論法は。
言わしてもらえば、デスクワークだろうが何だろうが、頑張ってるんだよみんな。家族食わすために、仕事守るためにそれは戦ってるんだよ。
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