1か月前に公開したときの改造版Google Reader Full Feedでは次ページの全文を継ぎ足せないこともあったのですが、その後の修正で多くの記事は全文表示できるようになったと思います。
このブログでは二重拡張子ファイルをアップロードできずインストール作業が面倒だと思うので、Google Rreader Key Customizeと同じようにuserscripts.orgへ登録しました。今後は下記のページからインストールできます。
Google Reader Full Feed Mod for Greasemonkey
Ver 0.90(2010-06-05)
- ページ左上に表示するポップアップメッセージなどを日本語化しました。
- Googleリーダーの言語設定が日本語以外の場合は今まで通り英語で表示します。
- ページ右上の「設定 ▼」メニューに「Full Feed Mod 設定」を追加して、設定欄を用意しました。
- General:全文表示を行うキーなどの設定。
- Auto Load:Auto Loadのホワイトリストを登録。
- アイテムを開いているとき、上側の入力ボックスにはフィードタイトルが自動記入され、追加ボタンを押すと下側のテキストエリアに登録します。
- 下側のテキストエリアに登録したホワイトリストは、1行ごとに正規表現でマッチするか調べます。
- SITE INFO:SITE_INFO関連の設定。
- それぞれの欄にはJSON形式で記述する必要があります。記述が正しくない場合にOKボタンを押すと設定は保存されず、その欄の周りが赤く表示されます。
- 0.1.9 mod 6までユーザーがスクリプトに追記していた、
- SITEINFO_IMPORT_URLS
- AUTOPAGERIZE_SITEINFO_IMPORT_URLS
- SITE_INFO
- PAGERIZE_SITE_INFO
の値をコピー&ペーストする場合、下記の2点について書き換える必要があります。 - 名前や値はそれぞれ ' (シングルクオーテーション)ではなく、 " (ダブルクオーテーション)で囲む。
- 例1:「{format: 'JSON', url: '?json'}」→「{"format": "JSON", "url": "?json"}」
- 例2:「nextLink: 'id("next")'」→「"nextLink": "id('next')"」
- \ (バックスラッシュもしくは円マーク)は \\ に置き換える。
- 例:「^http://example\.com/」→「^http://example\\.com/」
- Etc:そのほかの設定。
- デバッグログをONにすると、全文取得時の一部情報をFirefoxのエラーコンソール(Firebug利用時にはFirebugのコンソール)に書き出します。全文表示が期待通りでないとき、デバッグログの「Item URL」と「FullFeed URL」をチェックして、この2つに関連性がある場合はwedataのLDRFullFeedデータベースのXPathの値(デバッグログの「FullFeed XPath」)が古いか間違っている可能性が高いでしょう。関連性がない場合、Google Reader Full Feed Modの不具合かもしれません。
- デバッグログをONにしてもその状態は保存されません。ページ再読み込み時にはOFFになります。
- Ctrl+(全文表示)キーでのAuto Loadのモード切替を以下のように変更。
- 【すべて】すべてのアイテムを自動的に全文表示する。
- 【ホワイトリスト】ホワイトリストに該当するアイテムを自動的に全文表示する。
- 【なし】自動的に全文表示しない。
- Ctrl+(全文表示)キーおよびShift+(全文表示)キーで変更した状態を記憶するようにしました。
- Ctrl+Shift+(全文表示)キーでGoogle Reader Full Feedの設定欄を表示。
- キャッシュをリセットするショートカットキーをAlt+Ctrl+Shift+(全文表示)キーに変更。
- 全文表示するページ(サイト)のデータがSITE_INFOに複数登録されている場合、なるべく最適なデータを参照するようにしました。
- 優先1:合致するURLの文字数が長いほうのデータ
- 優先2:最近更新されたほうのデータ
- Configの「AUTO_SEARCH」を標準で有効にして、SITE_INFOのXpathが古いか間違っている場合でもできるだけ全文を表示するようにしました。
- 全文がうまく表示されない場合はSITE_INFO(wedataのLDRFullFeedデータベース)のXPathの値が適切かどうかチェックしてみてください。
- Topsy's Otter APIを用いて、アイテムタイトルの隣りに被ツイート数(Twitterからそのアイテムのページへリンクされている数)を表示するようにしました。
- Configの「AUTO_SEARCH」を有効にしても機能していなかったのを修正。
- 全文を2重表示してしまう場合があったのを修正。
- 次ページが正しく認識できない場合があったのを修正その3。
今までと同様にこのスクリプトはGoogle Reader Full Feedの改造版であり、このまま別サイトへ掲載するのは好ましくないと思うので、スクリプト名を「Google Reader Full Feed Mod」に変更しました。元のGoogle Reader Full Feedとは別にインストールされますので、以下の点に注意して、インストールしていた旧バージョンのスクリプトを無効もしくは削除してください。
今回のバージョンから設定周りを変更しているため、0.1.9 mod 6以前を利用されていた方で、wedata以外からもSITE_INFOを取得するようスクリプトに追記していたり、自分用のSITE_INFOルールをスクリプトに追記していた方は、上記の更新履歴にあるように文字列を書き換える必要があります。そうでない方は特に何もする必要はありません。
メッセージを日本語化したときは最初違和感がありましたが、数日使ってるうちに慣れました。英語メッセージのほうは適当に翻訳したものなので、おかしいところがあるかもしれません。なお、0.90ではGoogleリーダーの「全文表示」モードのとき、アイテムの選択を切り替えてもオレンジ色のGアイコンが表示されず、Auto Loadが有効でも自動的に全文表示しません。なるべく早く修正します。